2018年10月17日水曜日

最近”ナゴド”って聞かなくなったのはなぜ?


気のせいだろうか、最近”ナゴヤドーム”というワードをメンバーから聞かなくなった。


かつて斉藤真木子、高柳明音、松井珠理奈などから生誕祭やコンサートなどで触れられることがあったが、僕が見ている限り総選挙前のゼロポジ生討論で珠理奈が「再びSKEでナゴド、AKBで東京ドームへ」という思いを語っていたがのが最後だと思う。



2014年のナゴヤドームコンサートが


そこまでの道のりや内容も含めて決して満足いくものでなかったことから「リベンジ」の要素もあることは高柳明音をはじめとした当時からのメンバーやファンならわかっていること。

これはこれでケリをつけたいという思いは僕にもある。



ただ、ベテランメンバー主導で打ち上げて行けたとしてもその後どうなるのか?


諸々考えた結果、後輩たちからの突き上げを待っているのだと思う。


長い目で見た場合、そろそろ1〜4期は時間が限られている。



その後も続く物語として考えた場合


主軸になるであろう6期以降のメンバーの推進力は外せないのだ。



1〜4期のためのリベンジや思い出のナゴドになるのか

6期以降の世代を中心とした未来へ向けたナゴドになるのか



この両輪が等しく機能することが理想ではないだろうか。


SKE48という物語はまだ続くのだ。



これからのSKEを担うメンバーが大きな推進力となって

地元から再生した物語としてのナゴドでなければ意味がないと思う。



2018年10月7日日曜日

10周年特別公演で見えた3つの希望とは?③【SKE48 10周年】


3つ目は何と言っても松井珠理奈の復活の兆しだ。

いや、とりあえずの復帰状態と言ったほうが正しい表現だろうか。




自身の体調面もあるだろうが、今のSKEにどれだけ自分がコミットするべきなのか


考えられた上での部分出演だろう。



なんだかんだ言ってもSKE48の顔はまだ松井珠理奈だ。




今も珠理奈が慕う大先輩、篠田麻里子は

かつて総選挙で言った。



「席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKBでは勝てないと思います。潰すつもりで来てください。私は何時でも待っています。そんな心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています」





今、時代は珠理奈がこのセリフを言うようなターンに入っているのではないだろうか?


AKBをSKEにしても全然OK



そのためにも憎たらしいくらい強い松井珠理奈が復活してくれないと困る。


このまま完全復活できないまま

単に後輩にすんなり道を譲るだけでは正直物足りない。



ただ、ことはメンタルの問題なのでまずは10周年に間に合ってくれただけで有難いことだ。




総選挙1位松井珠理奈、2位須田亜香里という高い壁。


その背中を追い


本気で乗り越えんとする後輩たちの覚悟、奮闘があったればこそ


新たなストーリーが紡がれることになる。


このためだけに覚えたメンバーも多いリバイバル3公演も含め、厳しいスケジュールを乗り越え、あっさりめが多い毎年の記念公演としては充実したものを見せてくれた。



当初10周年は大箱でやるという支配人の話もあったのでどうかな?



とも思ったが、今一度原点で仕切り直すという意味でも良かったように思う。11年目のSKE48へ向けてまだまだ戦える手応えはつかめた公演だった。

10周年特別公演で見えた3つの希望とは?②【SKE48 10周年】


2つ目は、矛盾しているように聞こえるかもしれないが

ナゴヤドームコンサートが発表されなかったことだ。




ここ数年SKE復活のための希望の光として

再びのナゴヤドームコンサートが叫ばれていたことはみなさんご存知の通りです。


だが、思い出していただきたい。



前回のナゴヤドームコンサートが発表された時のことを、そしてその後の道のり、当のコンサート自体の内容に関して。



決して満足のいくものではなかった。



この実感は我々ヲタクだけではない、かつての松井玲奈や高柳明音も繰り返し口にしていたことだ。



それだけに同じ過ちを繰り返してはならない。



地元に根付いたSKE48が若い世代を中心に再びこのナゴドに帰ってきた!



というストーリーでなければ新たなSKE48の第2章が花開いたと言いにくいのではありませんか?



先日、松村香織の卒業が発表されたが


1.2.3期を中心としたベテラン世代はいずれにしろそう長くはないだろう。



去ってゆくもの中心のナゴドでいいのか?



と言っても旧世代に全く用はないと言っているわけではない。



前回は純粋なプレイヤーだったメンバーたちがコンサート自体をどう作り上げるのかベテラン世代を中心にそこまで踏み込まなけれないけない時期に来ている。



旧世代と新世代の両輪が機能しなければナゴドは成功しない。




そのための道のりも重要だ。



前回は単発の大箱中心で、流れを作るまでに至らなかった。


その諸々の結果がナゴヤドームのあのコンサート内容に出ている。


もちろん到達できたこと含めて良かったところもたくさんある。


でも結果としてSKEを理解していない大人にコントロールされて

ほろ苦さを味わったコンサートであることも認めなければならない。



繰り返す。



同じ過ちを繰り返してはならない。


(3つ目に続くかも)


10周年特別公演で見えた3つの希望とは?【SKE48 10周年】


10周年記念でホッとしたことが3つある。


まずはやはり年内に24枚目のシングル発売が決定したことだ!





これでようやく2014年まで維持していたシングルリリース年3枚というペースに戻すことができる。


2015、16年は2枚づつだった。


昨年2017年は年初に2ndアルバム発売があったとはいえ

結局「意外にマンゴー」1曲しかリリースできなかった。


という厳しい状況を考えれば、かつての勢いにかなり近づけているという手応えを感じる。(10周年を3曲にすることにこだわった結果かもしれないが)



現在SKE48は2014年、ナゴヤドームコンサート開催や松井玲奈の乃木坂46兼任などから加速したであろうファンの流出から、その下降線が底を打ち、10周年に向けてようやく復調したと言える状況だ。




この10周年の加速感が失われないうちに

新たなる歴史の第一歩となる11年目のスタートダッシュを切れることは非常に大きい。



それだけにどういう布陣でどういう楽曲になるのか?は


めちゃめちゃ大事で注目せざるをえない。




前回の、10周年記念のお祭り曲となった「いきなりパンチライン」とは違った意味で



今を生きるアイドル=SKE48としての真価が問われる一曲となることは間違いない。



(もう2つのホッとしたことへ続く)


2018年10月6日土曜日

斉藤真木子の葛藤と本当に伝えたかったこと【SKE48 10周年】


10月5日、10周年特別公演後半。



珠理奈から感謝を述べられ、こみ上げる涙が止まらない中、我らがキャプテン斉藤真木子がその胸の想いを語り始めた。




「SKE48は10年前、ここでデビューしましたが、私は今でもずっと思っています。二日間この特別公演をやってきて、まだまだ過去の壁は厚いと何度も感じました」



キャプテンという立場だけでなく、いちメンバーである彼女の実感を含めてグッと伝わってくるものがありました。彼女自身、研究生期間が長かったり、シングル選抜にもなかなか入れない状況で、AKBとともに上昇気流に乗って行く先輩たちの輝かしい姿が目に焼き付いているのでしょう。



確かにあの頃はスゴかった。



僕がその頃ハマりだしたということもあるが、2009年前後の熱さ、加速感はAKB本体の勢いも含めてやはり特別なものだったなと思い出すことがある。


でもあの頃はAKBの後を追う形で、東京のメディアを中心としたブームに伸るか反るかに重心が置かれた時期であった。名古屋 栄に拠点を置きつつもまずは東京で成功するアイドルを目指すというビジネスモデル。


今はそこから真の地方アイドルを目指し、徹底した地元密着で再び盛り上がらんという新たなフェーズに入っている。


とはいえ、あまりにも眩しいブームの幻影から逃れることができないのでしょう。複雑な胸の内が垣間見られた。



「『今が一番楽しい』自分に言い聞かせて、メンバーを引っ張ろうとずっと前を向いてきましたが、11年目を迎える今日、明日からまだまだSKE48に厳しい壁はずっと待ってると思います。『楽しい』と言ってしまえばそれだけで済むかもしれないけど、みんなともっとたくさんの笑顔が見たくてもっとたくさん楽しい景色をみんなと見たいから、これからももっともっと頑張っていかなきゃいけないなと実感しました」



「SKE48は今が一番楽しい」



とは高柳明音が盛んに訴えてきたこの10周年のSKEを象徴するフレーズだ。



これを受け、真木子は葛藤しつつも


単に虚勢を張ってきたわけではない。



一見それに疑問を投げかけているように聞こえるが、彼女が伝えたかったことは「楽しい」で思考停止していないか?ということだと思う。今を無邪気に楽しんでいれば単にそれでいいというわけではない。まもなく9期生も入ってくる状況で末端のメンバーにまでその本質が伝わっていないという彼女なりの危機感が現れていたように思う。



高柳明音の総選挙でのスピーチを思い出していただきたい。



「悔しいことも悲しいこともたくさんあったけど、でもその経験があるから、乗り越えたからこそ今がある。だから今が一番楽しい!って言えるんだ!」




厳しい状況や過去を乗り越え今を本気で楽しむ心意気


を問うているのだ。



世代や個人によって感じ方に差はあるだろう。



キャプテンとして自分の気を引き締めるだけでなく、後輩たちへの単に目の前の仕事をこなすのではなく、本気でぶつかり何かを掴んでほしいというエールでもあるだろう。でなければこの先、決してSKE丸は順風満帆に進むわけではないのだと。



「キャプテンになって3年になります。肝心なところで漢字が読めなかったり、泣いちゃったり、本当に頼りない私ですが、SKEへの思いは誰にも負けないです。SKEを好きになって、SKEに入って本当に良かったなと心から思います。SKEに入れて本当に幸せでした。この気持ちを11年目もみんなと一緒に分け合えられたらなと思います。この劇場はずっとずっと私を裏切らないでいてくれました。ステージの上は本当に私の……“楽園”です!」




最後に忘れてしまったのか盛大な間を作ってしまったが逆に引き込まれた(苦笑)




ステージは裏切らない。




マジになって心から楽しんだものに シアターの女神 は微笑むのだ。




この楽園があったからこそ、幾多のメンバーの汗や涙の物語が紡がれてきたからこそ
SKEは10周年を迎えることができた。



だがしかし!



この楽園が楽園であり続けるかどうかはこれからを担うメンバーにかかっている。



「だから、もっともっとみんなに愛してもらえるように、愛知、名古屋、栄の皆さんにSKE48が宝だと言ってもらえるその日まで、まだまだ突っ走っていきたいと思います! これからも益々の応援をよろしくお願いします!」



最後は満面の笑みで締めくくってくれたキャプテン。



真木子をはじめ、先輩メンバーのマジから後輩メンバーたちがその心意気を


SKEの魂を受け取ってくれていることを切に願いたい!



2018年10月3日水曜日

松井玲奈 涙の理由とは?乃木坂への電撃兼任を振り返る【SKE48 10周年】


玲奈ちゃんのことを書いてたら昔のことをちょっと思い出しましたので備忘録的に記しておきます。


役者志望はSKE加入前からでしたし、若くないとやりにくい役柄もあるだろうから一ファンとしては寂しいけど、もう少し早く卒業したほうが...と思うこともありました。



おそらく彼女としては2014年2月のナゴヤドームコンサートを終えた時点ですでに卒業へ向けて踏み出す用意はできていたように思います。


それがその直後のあの大組閣でまさかの乃木坂46への電撃兼任発表。






確かその後のドキュメンタリー映画で

ステージではグッと感情を抑えていましたが、舞台裏でエレベーターに乗ってから

ふと我に返って涙が止まらないといった様子が印象に残っています。



おそらく卒業というボールを運営に投げて帰って来た球がアレだったのですから...


当時の彼女の涙のワケはそのあたりが大きかったのではないでしょうか。



そう簡単には稼ぎ頭を卒業させないぞ!


という大人たちの思惑、なんとも言えない厳しさを味わったことでしょう。



当時の乃木坂の事情は詳しくわかりませんがセンター人事も試行錯誤していた頃であり、売れてはいるけどまだ突き抜けていない、そんな時期だったと思います。同期生中心で停滞感もあった上でのテコ入れだったのではないでしょうか?

グループカラーとしてはある意味好対照なSKEと乃木坂ですが、玲奈ちゃんは育ちの良さそうな一面もあり、当初から以外と違和感ないかな〜と思ってました。ただ僕から見て乃木坂加入は玲奈ちゃんにそれ程メリットがあったようには思えませんでした。でも乃木坂には大いにあったのではないでしょうか。



秋元康からも直接話があったらしいですが


グループの垣根を越えて次へバトンを渡す。


AKBから渡されたものを今度は自分が渡す番なんだ!


当時の彼女はそう気持ちを切り替えていったのだと思います。




彼女が選抜された乃木坂シングルを何度か歌番組で見る機会が何度かありましたが


特に2015年春、最後の参加作となった「命は美しい」を見たときはシビれました。


1人だけ異彩なオーラを放っている人がいる!!


SKEの初期を彷彿とさせるようなヒリヒリするようなマジな彼女がそこにいました。





はっきり言って表現力、存在感が段違いすぎて他のメンバーがただのキレイなお人形さんに見えてしまう程でした。ステージへのぞむ彼女のストイックな意識の高さを含めて、あの彼女の背中を見せるだけでも乃木坂兼任は大いに意義があったことでしょう。


あのプロ意識を間近で見て刺激を受けないワケがありません。



その年の秋、乃木坂は「今、話したい誰かがいる」でついにセールスの初週記録でAKBを上回ることになります。白石麻衣、西野七瀬などの看板メンバーがようやく確立し、年末の紅白歌合戦にも初出場、今に続く坂道グループの天下を築くきっかけとなりました。




この時期の松井玲奈は、改めて評価されるべきやと思います。








あっそうそう!



玲奈ちゃんにもメリットがありましたわ...



アイドルヲタクとしての彼女は生駒里奈や生田絵梨花などお気に入りのメンバーに近づくことができましたもんね(笑)

2018年10月2日火曜日

祝朝ドラ出演!松井玲奈の背中こそ我々の希望【SKE48 10周年】


ついに玲奈ちゃん出演の朝ドラ「まんぷく」が始まった。




かねてより彼女は大きな目標としてNHKの朝ドラ大河ドラマへの出演にふれていた。



SKEを卒業して3年ちょっと、その大きな夢に一歩踏み出せたことは一ファンとして素直に嬉しい限りだ。朝ドラのオーディションはすでに5,6回受けていたようで、前回の「半分、青い。」で最後の挑戦のつもりだったとのことで喜びもひとしおだったことでしょう。


SKEファンとしては主役じゃないのかあ...


というぜいたくな思いも少しありましたが、主人公の親友役ということで、ここでいい仕事を見せてくれればいずれその可能性も出てくるでしょう。地に足のついた”芝居”のできる”役者”を志して卒業した彼女ですから活動に安易な派手さを求めることが正解ではないと思います。



まもなくSKE48は10周年を迎える。



松井珠理奈は念願の総選挙1位を獲得し、松井玲奈は役者としての目標だった朝ドラ出演を果たした。あれから3年、枝分かれした二人の松井の物語はそのれぞれの場所で大きな実を結びつつある。



玲奈ちゃん、10周年で何かの機会で顔出してくれないかなあ...。



できれば再び珠理奈と玲奈が並び立つところを見たい!




そんな我々の淡い想いはどうやら叶いそうにない。



ちょっぴり寂しい。




でもそれ以上にそれぞれがその大きな背中を見せてくれている現状が嬉しかったりする。




必ずしも2人の道筋が全ての後輩たちの目指す先ではないにしろ、1期生の看板メンバー2人が輝き続けている姿は希望になる。





それは今のメンバーを推す我々ファンにとっても同じだ。




少し前珍しく劇場に足を運んでくれたことがあった。

朝ドラの件で10周年に参加できないという報告だろうか。彼女なりの誠意を示したかったのかもしれない。



彼女の活躍を祈りつつ僕たちは”今”のSKE48を盛り上げて行くとしよう。



2018年9月23日日曜日

「チャイムはLOVE SONG」こそJR伝説の始まり【SKE48 10周年】


10月を前にしていよいよ10周年イヤーも佳境に入ってきました。


先日行われた10周年記念リクアワであなたの好きな曲は入りましたか?


個人的に思い入れがあって残念だったのが


「チャイムはLOVE SONG」


がランク外だったことです。




定番の曲だしアンコールでやってくれたからいいんじゃない?

と思う方もいるかもしれませんが

それだけで済ますにはもったいないストーリーがあるのです。



正確にはただ個人的な思い入れというより

10周年を迎えようとしているSKE48の歴史の足跡として非常に重要な1曲だからなのです。



古参ヲタではない自分が言うのも何ですが


この曲はSKE48の看板スタイルが形作られたと言える曲なのです。



SKEの看板といえばもちろん

松井珠理奈 X 松井玲奈

=JRというライバルの構図です。




これはかつて同じ1期生である大矢真那が玲奈卒業を前にラジオで語っていたことなのですが


この2TOPのスタイル誕生の元になった曲が「チャイムはLOVE SONG」だったのです。



この曲のレッスン時において初めて松井珠理奈のペアとして松井玲奈がフロントに据えられたようです。「今にして思えばあれがJR誕生の瞬間だった」という趣旨のことを大矢は感慨深そうに語っていました。


もう10年ほど前の話になってしまうので勘違いされてる方もいるかもしれませんが最初の最初から松井玲奈は珠理奈のライバルだったわけではありません。


お披露目はもちろん最初の「パーティーが始まるよ」公演も決して目立つほどのポジションではありませんでした。


そんな彼女がその後破竹の勢いで快進撃を続けるきっかけになった1曲が


JRというSKEの看板となる二人のライバルストーリーの始まりこそが


チャイムはLOVE SONG


だったのです。


どうでしょう?曲自体も素晴らしいのですが、こうした歴史的エピソードが明らかになるとその曲へのイメージや思い入れも少し変わってきませんか?


基本アイドルは”今”をもっとも大切にすべきですから最近の曲だったり、個人的に思い入れのある曲を通して応援するのが普通だと思います。


ただ、

10周年を迎えるSKE48の歴史の1ページを飾る大切な曲として捉える

そんな見方もあっていいと思います。



もうすぐ10周年記念として「手をつなぎながら」のリバイバル公演が行われます。


このポジションに誰が入るのか?


このような歴史を踏まえた上で見てみるとより一層楽しめるかもしれませんね。

2018年9月21日金曜日

リクアワでの復活で考える松井珠理奈の本質とは?




約3ヶ月ぶりに我々の前でステージ復帰を果たした我らが松井珠理奈



この10年間、2012年のコンサートを含めた休演期間以外はほぼ休むことなく走り続けてきた彼女。


とりあえず、この場に戻ってきてくれてありがとう!の気持ちでいっぱいだった。

まずはそれだけで十分だ。




ただ冷静に見た場合


Mステでもそうだったがまだ気持ちの部分で追いついていない様子が見られた。



MCでも緊張して思わず後ずさりしてしまうほどで

我々が思っているよりこの3ヶ月は彼女にとって長かったようだ。



独特の覇王のようなオーラもまだ戻っていなかった。。。




やはり基本的に彼女は何かに向かって走り続けなければ死んでしまうタイプなのだと思う。




デビュー当時の珠理奈を評して誰かが言った



「生まれたての狼のようだ」と。



これには思わず我が意を得たりでした。




彼女は常に疾走していることで生の充実を得られる狼のようだ。



僕にとって松井珠理奈は世界一カワイイ狼なのです。



そんな獰猛さを感じさせるアグレッシブなキャラクターと思いきや、蝶のように華麗に舞う美しさ可憐さも兼ね備える彼女は天性のスタータイプのアイドルなのです。



総選挙ではいろいろな騒動がありました。


彼女としても正直やっちまったな〜!という部分はあるでしょう。


でもまだ21歳、全然失敗してもいいんです。


そもそも僕は彼女の情熱がプレッシャーと相まってオーバーヒートした部分はあるにせよ
根本的に何か問題があったとは思ってません。


むしろ自分も含めて周りが必要以上に今回は絶対勝たないといけない!というプレッシャーをかけすぎたのではないか?と反省をしております。



結局、目に付いた部分だけで脊髄反射しただけのただの中傷がほとんどでした。


人としての謙虚さはあってしかるべきかとは思いますが、心ない人たちが嫉妬や妬みがないまぜになった感情で、小市民的な自分たちのちっぽけな常識に当てはめて彼女を揶揄するのは全くもって笑止千万としか言いようがない。



そんな的外れな誹謗中傷を真に受けて


小さな枠に押し込められた空気を読むだけの珠理奈など誰が見たいのだろうか?



わかりやすく漫画で例えれば


珠理奈はキャプテン翼の日向小次郎のような存在かもしれない。



常に最前線、センターフォワードでアグレッシブに点を取りに行くことこそその信条!

後ろに下がりっぱなしでディフェンシブなパスばかり回している日向くんなど日向くんではありません。



同じです



そもそも会いに行けるアイドルとはいえ我々が求めているものの根源は非日常なのです。



プロレスが大好きな彼女、リングの上からお客さんを満足させることに真剣勝負な彼らに激しく珠理奈の心は共鳴したはずです。


舞台は違えど心意気は同じでしょう。



ステージでの彼女たちをちっぽけな小市民的な常識の枠に押し込めてはいけません。






松井珠理奈よ!ステージで君の遠慮がちな姿など見たくない!!


牙を研げ!君は獲物を求めて疾走する世界一カワイイ狼なのだ!!!

「ここで一発」の栄冠にアッパレ!SKEリクアワ2018を総括!




ずるーい!


ホントは「諦めないでよかったね」なんだけど「出会えてよかったよ」て言ってきた!



終わってから思わずかおたんのセリフに突っ込む須田。



「(卒業)発表した次の日に1位をいただけるなんて思ってなくて... 」


感謝が止まらないかおたん。



涙ながらに語り合う同期の苦労人2人組。



こんなにいい曲だったっけ?と思わずにいられないほどグッとくるものがあった!


今の二人にシンクロした詞やセリフすべてが、ここまでの歩みを象徴するような楽曲「ここで一発」が3年ぶりの開催となった記念すべき10周年リクエストアワーにて見事1位に輝いた。



正直なところ...


ちょっとよく出来すぎやろ!と突っ込みたくなるほど

前日のかおたん卒業発表からの2日目「マツムラブ」からスタート、「ここで一発」で終わるという大団円は綺麗すぎる展開でしたが、終わってみれば大満足!


約3ヶ月ぶりに満を持して復帰した3位の珠理奈「赤いピンヒールとプロフェッサー」から完全に涙腺崩壊、続く2位の8期中心の研究生楽曲「夢の階段を登れ」では、これからを担う伸び盛りのメンバーたちが食い込む大健闘にワクワク!


全体を通してもかなり新旧バランスのとれたランキングになっており、ひょっとして運営が余計な仕事をしたんじゃないか?(汗)と勘ぐりたくなるくらい違和感なく楽しませてもらいました。


この違和感のなさの正体は投票方法にあったと思われます。


従来のようなCDに付属の投票権はなく


モバイル会員、メール会員、オンデマンド会員の3通りのみで期間も3日間のみという試み。これはこれまでのリクアワの結果を踏まえた上で総選挙の代替え行為として過剰な推しへの大量投票を抑制して、まともなランキングにしたいという運営側の意思が働いたものと思われます。



10周年記念ということを考えてもこの判断は妥当だったと思います。



個人的に好きな楽曲的にも人気の高いえごちゃんセンター曲「奇跡の流星群」やこっちゃんのメルヘンなソロ曲「誰にも言わないで」がかなりの高順位で嬉しかった。

一方、全体的にかなり生歌が多かった分、なおちゃんのソロ曲「オルフェス」が口パクでややガッカリ。特に調子が悪いということもなかったはずなので歌唱力が売りの彼女なだけに何故の嵐???もしこれが何らかの大人の事情なのだとしたらそんなのブッ飛ばして圧倒的な歌唱力を見せつけて欲しかったよ!なおちゃん!



その他にも個人的には10周年だけに「チャイムはラブソング」など歴史を踏まえた大切な曲もランクインして欲しかった!など少々思うところはありましたが上位3曲の熱さで納得させられました。また卒業生やゲストなどもありかな?と思っていましたが、奇をてらわず今が一番楽しいSKEで最後までぶっ通してくれたことが、屈託無く気持ち良かった。



あらためて1位になって、今聞く「ここで一発」には感慨深いものがありました。


曲調も衣装もコミカルな面が目立つ曲だけに特にあまり注目してなかったが、なかなかどうして歌詞の良さも再確認。


まさかこういう日が来るなんてね 
なんだか信じられないよね 
まぶたの奥ジンジンと熱くなってきた



まさにステージに立っている今この瞬間を歌ってますやん!

やすすGJとしか!



彼女たちも加入して約9年。


かおたん「私たち二人って、最初はあんまり必要とされてなくて...やっとテレビに出れるようになったらブスだのなんだの言われて」


決して順調なことばかりではなかったアイドル人生


いろいろ乗り越えてきたからこそ沁みてくるものがありました。まるでこの日この場で1位になるために生まれてきたかのような詞のシンクロ具合と彼女たちの溢れる感情、投票したヲタの心意気と卒業発表の翌日というミラクルに涙せずにはいられませんでした。


かおたん「あー本当に今しあわせー!」


あかりん「ちゃんとこうやって人生で今まで一位になったことなかったから...こうやって大事な仲間と力を合わせたら、支えてくれる人がいたら一番に手が届くんだって見せてもらった気がします」


そう言って幸せを噛み締める二人。


涙ながらにこんなこと言われたらヲタとしては投票冥利につきるってもんです。



「もう卒業やめなよ!」


斉藤キャプテンの突っ込みに沸き立つ客席。



きっと最高の思い出になったことでしょう。


彼女たちの涙を見ながら僕もヲタをほぼ同じ月日続けて、彼女たちの足跡を見守ることができて良かった!となんとも言えぬ温かい気持ちになりました。


後に続く後輩にも希望となったことでしょう。



食らいつくんだガツガツ行こう 
もし遠慮してたらチャンスは誰かのもの 
自分にできることはどんなことも全部やってみよう!


これを地で行った二人のガッツとそれに応えたヲタの心意気にアッパレ!

だ〜す〜&つ〜ま〜1位おめでとう!!!



2018年9月13日木曜日

順位だけじゃない?3年ぶりのリクアワで大切なこと


▪ あれから3年、ヲタの投票動向は?




無事珠理奈も復帰したということで3年ぶりのリクエストアワーが楽しみです。


10周年ともなると曲数が300曲以上と膨大過ぎて投票も迷いましたが、それだけ歴史を積み重ねてきた証と言えます。


僕は割と楽曲派なのですが、その時のSKEの状況やメンバーの背負ってるストーリーなど
いろんなものが絡み合って多様な想いが反映され、思いもよらぬ結果になるのがこのイベントの面白さでしょうか。


イコール自分の推しメンがメインの曲に投票も間違いじゃありません。


でもそれが行き過ぎると


「私からこの曲に…という提示はしないもりです。それなら各メンバーが予め提示した61曲で順位を競えばいいよなぁって考えで。」


と言う斉藤真木子キャプテンのツイートがド直球ストライクといった感じで刺さってきます。



まあ明確に切り離せるものじゃないから、難しいところなんですけどね。


でもこの指標でだけ極端な結果を残せても本当にそのメンバーのためになるのか?

は考えた方がいいですよね。


2014年2015年と卒業生、山下ゆかりの「虫のバラード」2連覇で改めてリクエストアワーの意義について考えさせられました。ちょっと内輪のイベントになりすぎていたこともありこの3年のブランクはちょうど良かったように思います。


個人的には初代キャプテン平田璃香子が卒業を前に「羽豆岬」が1位になった2012年のリクアワが印象に残っています。


決して人気はそれほどでも無かったけど、みんなの想いが1つになれるストーリーがそこにあった。もちろん楽曲もいいし、地元を歌った曲であるという点も良かった。


その後羽豆岬が聖地として定着することも含めて実に理想的な展開でした。



▪ 順位は大事だけどそれだけじゃない




ただ、総選挙でもそう思うんですが順位だけが感動じゃないと思うんです。

僕としてはやっぱりパフォーマンスそのものの説得力がほしい。


総選挙で高い順位でもスピーチやその後の活躍が順位に伴わない感じがして

なんとなく残念に思ったことありませんか?

逆に順位はそれほどでもなかったけどスピーチめっちゃ印象に残った子とかいますよね。



10周年記念リクアワだから、もちろん順位は気になるけど

それ以上にこの先もSKEはしばらく戦えるぜ!っていう説得力を肌で感じたいんですよね。


記憶に残ってるのだと本店リクアワですが、なかなかSKE楽曲がランクインしない中、エネルギーが爆発した渾身の「恋を語る詩人になれなくて」や秋元才加の最後のリクアワでの超男前な「虫のバラード」など、順位がどうというよりパフォーマンスが最高すぎて上がりまくりました。

6期推しとしてはこれからのSKEを頼む!と言うヲタの想いが結実した2015年の「夕立の前」の喜びに満ちたパフォーマンスも最高でした。





つまるところその舞台に立てる喜びを爆発させてほしいんですよね。


「俺の推しメン今日最高に輝いてたよな!」

「俺は確信した、SKEはあと10年戦える!」


て言えたら順位は必ずしも大事じゃない。



むしろ順位的にはイマイチだったけど、クッソー上位食ってやる〜とか大歓迎!



どういう結果であれ、渾身のパフォーマンスを楽しみにしています!


2018年9月3日月曜日

あせらず待ってるよ、珠理奈!


珠理奈の動きが少しずつ明らかになってきました。





先日の握手会で湯浅支配人から復帰の可能性がアナウンスされました。


3年ぶりとなるリクエストアワー開催の発表も同時だったので、そのあたりのタイミングで調整中といったところでしょうか。



山内鈴蘭など一部メンバーとも電話連絡は取れており、リクアワに関しての具体的なやりとりもあったようです。




だが、事はメンタルの問題だけに判断が難しい。



個人的にはもう少しゆっくりしても良いのではとも思いますが

逆にリクエストアワーや10周年記念日となる10.5にも復帰できないとなると事態の長期化、深刻化を懸念する声も出てくるでしょう。



長く休めばそれでいいというわけでもないのがまた難しいところ。


ましてや彼女はかなりの寂しがりやさん。


復帰しながら様子を見た方が、むしろ良いのでは?などと

色々ムダな素人考えをめぐらしてしまいます。




おそらく本人的には出たくてウズウズしてると思います。




ただ、そんなわかりやすい段取り優先で復帰させちゃって良いものなのか...




やっぱり難しい。




どうかそこは彼女のコンディションを最優先に検討してもらいたいのが概ねファンの総意でしょう。




しばらく珠理奈がいなくなっても

その危機感もあってか、思わねメンバーが台頭してくる面白さもあります。


山内鈴蘭がその典型でしょう。



彼女だけではありません。


北川綾巴はテレビ朝日の野外イベント「サマーステーション」で綾巴コールが巻き起るほど圧巻のステージを見せてくれました。


10年間、君が核となって作り上げてきたグループはここ数年の苦境を乗り越え、ベテランから若手まで、たくましく成長を遂げてくれました。


かつてのAKBと並走することで駆け抜けたブームの時とは違うかたちで、今再び地元を軸に上昇気流に乗りつつあると言って良いでしょう。




あせらず待っています。



僕たちは帰ってきた時に自信を持って「おかえり」と言いたい。



総選挙での珠理奈のスピーチ


「今の48グループが1番最高です」


この言葉を胸に。




今SKEはメンバーだけでなくスタッフも、ファンも含めてみんなでこの状態を楽しく体現できていると思います。



珠理奈の帰還を最高の状態で迎えられるよう


今が一番楽しい」「最高のSKE」


を体現しつつ、僕たちはいつでも待っています!

2018年8月15日水曜日

珠理奈の不在というピンチの中の大チャンスをつかめ!


珠理奈が休養してからしばらくたった。




僕も復帰を心待ちにしているが、このピンチを逆にチャンスと捉えている

メンバーがいてほしいなあと思っています。


もし本気でSKEのセンターを取りに行く気のあるメンバーがいるのなら

僕は今だ!今しかない!と大声で言いたい。



珠理奈が不在というだけでなく、前作まで2作連続センターを務めたゆななも総選挙ランクアップなどで存在感を示しつつも、今は一旦引いて力を蓄えているように見える。

あまり推しすぎてもという運営のさじ加減も感じる。



そんな中気を吐いているのは、パンチラインでもセンターを務めることの多い須田だが、彼女はもう今回の総選挙で一般層へも突き抜けた。

センターがどうのと必ずしもこだわるという存在でもない。



そんな状況で、メンバー全員があくまで終身名誉センターは珠理奈だから、などと空気を読んでいるとしたら、10周年を迎える今が楽しいSKEがこのままさらに飛躍できるのだろうか?正直厳しいと思う。


進みつつあるゆななへのセンター継承は、ある意味ファンの期待をすくい上げた運営の意向を受けた珠理奈からの禅譲とも言える。



総選挙でも昨年よりランクアップして民意も好意的だ。それはそれで異論反論もないのだが、今の課題は彼女の対立軸としてこれといった他のメンバーの台頭が見られないことだろう。


珠理奈は表立ってはまだグループにしばらく残りたいと希望しているし、センターも簡単には譲らないと公言しているが、大きな方向性として

どこかで当然、安心して卒業できるような存在の台頭を望んでいる。



前作「無意識の色」のMVで印象的なシーンがある。



歴代シングルの衣装を目まぐるしく身にまとう中で、ゆなながデビューシンングル「強き者よ」と自らがセンターの「意外にマンゴー」の衣装を両手に持ってコッチだ!とばかりにマンゴーの衣装を掲げるシーン。






あれは他でもない珠理奈の発案でした。



でも実質的に禅譲となるゆななだけで、珠理奈は本当に安心できるのだろうか?



活動休止中の後藤楽々の復帰も楽しみだが

やはり今現役で伸び盛りのメンバーの中から新たな対立軸がほしい。



珠理奈がびびるくらいが理想だ。



珠理奈は超がつくほどの負けず嫌いです。



もし休養中、彼女が嫉妬してしまうほど、負けず嫌いを刺激できるメンバーがもし出てきたら...


珠理奈の復帰は早くなるんじゃないでしょうか?


そんな風に思ったりもします。



今再び上り調子なSKEがさらに上昇するには、3年前玲奈ちゃんが卒業してから機能していない新たな対立軸の構築が不可欠でしょう。


もうあの子半端ないって!センターにするしかないって!

そんな風にオタが思わず推し上げたくなるのが理想。



チャンスは誰にでもある!

ピンチはチャンスりかちゃんす!でっせ!!

2018年8月11日土曜日

癒しの天使、渥美彩羽ちゃんの旅立ち・*。・゜


平成最後の夏、SKEにとっては10周年の夏

めまぐるしいほどイベントが目白押しの最中、僕のお気に入りの8期研究生、渥美彩羽ちゃんが先月末を持って卒業した。





発表即日の卒業というあまりに突然の出来事で、正直ショックでした。。


公式webでの発表のみで

それらしい儀式も何もなかったので正確には「辞退」と言った方がいいでしょう。




ただ、本人的にはどうにかして事前に直接ファンに想いを伝えたかったようです。



いろんな事情やタイミングの問題で叶わなかったのでしょう。おそらくギリギリまで悩んだ結果、運営とのやり取りがうまくいかなかったのかもしれない。そんな様子を察してか、どうやらコアなヲタの間では握手会でのやりとりで「そう遠くないな」となんとなく感づいていた方もいたようでした。



唯一の救いは、ここしばらくの彼女が


「SKEに入ってよかった」


とよく口にしていたことです。



もともとかなり引っ込み思案な性格で、デビュー当初しばらくは不器用さもあり何かと出遅れる場面が多かった彼女。



最後の公演となった先月の「青春ガールズ」公演では



そんなシャイでおとなしい少女だった彼女が、時として後輩をリードする場面も見られ、しっかりとした口調で話していたことがとても印象的でした。



あの彩羽ちゃんが...泣



今後は学業に専念ということで、普通の高校生に戻るのでしょう。




同じグループに属していても、みんながみんな珠理奈や須田のようなTHE芸能人コースを目指しているわけではありません。


生誕祭でも自ら話していたように



「自分を変えたかったから」



それでも全然いいと思う。



確か卒業生の矢神久美ちゃんもそうだったんじゃないかなあ?



そういう子が大化けしても面白いし、でもそれだけが正解ってわけじゃなくて、彩羽ちゃんのように歌もパフォーマンスもそれほど秀でていたわけじゃないけど、しっかり自分の意思や思いを人に伝えられる子になった。



それだけでも全然いいと思うんです。


それだけでも十分に輝いていたよ!って僕は言いたい。




その子にはその子なりの成長があります。



正規メンバーやシングル選抜、総選挙など他のメンバーとの競争による比較という面がどうしても目についてしまう過酷なグループだからこそ、その子自身の成長をヲタはしっかりと目に留めて、大いに褒めてあげてほしいのです。


すぐやめてもおかしくないような雰囲気だった少女が、1年半以上、学校との慣れない両立の中、時には寝る間も惜しんでSKEと自分と僕たちファンと向き合って、熱い青春の汗を流してくれたことが素直に嬉しいです。



彼女の笑顔にはとびっきりの魅力があった。






僕のアイドルの定義でもある


「笑顔ひとつで人を幸せな気分にさせる」


に関して、彼女はとびっきりの才能があった。



綾巴や菅原など、彼女に特別な魅力を感じていたメンバーも少なくない。




一切の邪念を感じさせない癒し系のピュアスマイル。


天使としか例えようのないあの至上のほほえみに何度心が洗われ癒されたかわからない。



もう少し見たかったのが本音だけれど...


むしろあの笑顔のまま卒業してくれて良かったとも思う。



48グループは他のアイドルから見たら恵まれているように見えるだろうが、本人もファンも喜怒哀楽を激しく揺さぶられる過酷なグループでもある。



ちょっとしたきっかけで僕たちの前に現れた内気な天使、彩羽ちゃんのアイドルとして最も成長著しい輝かしい姿を目撃できただけでも良かったなと思う。




生誕祭で言ってた「公演のアンダーデビューをする」という目標だって叶えてくれた。






僕たちの天使、彩羽ちゃんはこのSKE48で彼女なりのミッションを終えたのだ。




過ぎてみればあっという間だったけど、怒涛の1年8ヶ月。

僕にとって特別な癒しの存在でした。たくさん羽を休めさせてくれて本当にありがとう。



あの笑顔とSKEでの怒涛のような経験があればきっと大丈夫。



いつかどこかで...


今度は市井の中のアイドルとして輝いてくれることを祈っています。


そのとびっきりの笑顔で、きっと周りを幸せな気持ちにしてくれるでしょう。

意義あり!発表即日の卒業は誰も喜ばない!


先月末、SKE48の8期研究生、渥美彩羽ちゃんが卒業しました。




発表即日の突然の卒業ということで、一部の敏感なヲタ以外は完全に想定外、置いてきぼりをくらいました。。けっこう好きで彼女の笑顔にめっちゃ癒されてたんでショックです。。



なんとなくモヤモヤが晴れないので、僕なりに整理しておきたいと思います。



ここしばらく彩羽ちゃんに至るまで


SKEでは、残念なことに研究生の発表即日の卒業が続いています。



いかに研究生とはいえど、公式Webでの発表即卒業というあまりの急展開ぶりには、それなりに見守ってきたファンとして唖然呆然とするしかありません。


僕自身、こういった可能性も考えて、研究生は最初の半年ほどは様子見することが多いのですが、事情はあるにせよ1年半以上活動してきた彩羽ちゃんのような、まともな研究生に対してこのような処遇は到底納得できません。




研究生だって、推している人にとっては立派なアイドルなんです。




今回の件を含めて、ここしばらく続いている発表即卒業という流れは、どういう事情であれ応援してきたファンに対して誠実さが全く感じられません。確かに事情は個別にいろいろあるでしょう。


今回の彩羽ちゃんのブログを読む限り、本人や親の意向もあるでしょうから、いたずらに運営のみを責めるわけにはいきませんが、最低限、推してきたファンを置いてきぼりにしないよう、不快にさせないよう配慮されるべきでしょう。




でなければ、はっきり言って出遅れてる研究生は推してても意味ないですよと言っているにも等しいんじゃないですか?



研究生に対する待遇が変わったのかわかりませんが、最低限のファンへの配慮を欠いているんじゃありませんか?このままだと怖くて研究生推せないという人たち増えるんじゃないでしょうか?



我々ファンとしてはもちろんメンバーファーストです。



思春期真っ只中の彼女たちが名前も顔も公にして活動している以上、今後の彼女たちの未来へ支障がないように最大限配慮してやってほしいと思ってます。ただ、今回のような発表即卒業では突然穴に落とされたようで、全くもって戸惑うばかりです。



結果、「何かやって解雇されたんじゃないの?」


などの思い込みや、いい加減な憶測が飛び交うことになってモヤモヤが募るばかりとなってしまいます。いたずらに運営を責めるわけではありません。ただ、推してきたファンが最低限納得できるような丁寧な説明、猶予期間が設けられてしかるべきです。



裏の事情は我々にはわかりません。



ただ、今忙しいんだから我慢しろ!研究生だから仕方ない!諸事情で言えないんだから察しろ!といったニュアンスなのだとしたらちょっと乱暴すぎるのではありませんか?



確かにアイドルという職業イメージを考えても言えないことはあるでしょう。


本当に諸事情によりメンバーを守るためにこういった急な判断となってしまいました。

そういうこともあるかもしれない。



今回の彩羽ちゃんに関しては状況から察するに

ギリギリまで悩んだ結果、段取りがうまくいかなかったのかなと思っています。


自分の適性と今のポジション、進んでいる同期との差などを総合的にを考えた上で少し長い目で見ての苦渋の判断、ここまでこれたという彼女なりの達成感も含めて、学業へというのはその通りなのでしょう。解雇などとは微塵も思っていません。






でも、ここしばらく続いてる発表即卒業、ちょっと多すぎて不安になります。



つい、運営が自分たちの都合のいいようにやってるだけなんじゃないの?と勘ぐりたくもなってしまいます。



おそらく、今運営陣はあまりに忙しすぎてそのあたりの配慮が雑になっているのではないでしょうか。



珠理奈の不在という傷はあるものの、今SKEはうまくいっています。だからこそ、こういったところでつまらないほころびを作らないでほしいのです。



いろいろ書きましたが



1. 発表から卒業まで適切な猶予期間を設けてほしい。

2. 推してきたファンに対して最低限の丁寧な説明があってしかるべき。




という至極当たり前なことをお願いしているだけなのです。




結局、彩羽ちゃんはブログでかなり申し訳なさそうな様子だし、ファンは青天の霹靂であっけにとられて落胆してるし、運営は変に勘ぐられて文句言われてるだけ...




結果として発表即日の卒業は誰も、誰も喜んでませんよね?


単純にエンターテイメントとしてちょっと、いやかなりダメなんじゃないでしょうか?




本来、卒業はできればファンもおめでとう!と言ってあげたいものです。。


できれば直接ね。



メンバーもできれば自分の足跡を振り返り、推してくれたファンと情を交わしたいでしょう。

運営スタッフたちも一緒に仕事をした仲間をできれば心から笑顔で見送りたいはずです。



ちゃんとけじめをつけて、区切りをつけてあげてください。そうしてちゃんと納得した方がメンバーも新たな人生に弾みがつくはずです。




結論、やっぱり卒業には発表から適切な猶予期間を設けてください!


それだけです!!



今後も楽しくSKE48を応援したい、いちオタクからの切なるお願いでした。

2018年7月29日日曜日

俺たちの心に手を差し伸べてくれたスピーチ、岡田奈々!


「48グループオタクのみなさん!自信を持ってオタク人生を貫いてください!」





かつてこれほどまでにオタクの自意識に手を差し伸べてくれたスピーチがあっただろうか?



彼女の名は岡田奈々。




良くも悪くも松井珠理奈のネガティブな話題が中心になってしまった総選挙において

決して見過ごしてはならないのが彼女のスピーチだ。




確かに前半はちょっと硬くてつまらなかったかもしれない。



でもそれは彼女が公の言葉を重んじたからにすぎない。



もともとすごく真面目な子でもあります。




彼女は現状、AKBのいちメンバー、STUのキャプテンだが
間違いなく48全体を背負った発言をしていた。




でもそれだけだったら、僕は心動かされなかっただろう。




冒頭のスピーチで自らを肯定され、心が軽くなったオタクは少なからずいるはずだ。




いい歳こいてアイドル追っかけてる俺っていったい。。




この自意識から逃れられているオタクはそう多くないはずだ。




こんなブログを書いている僕だって、たまにそう思う時がある。





でも、好きなものを好きって言う勇気!


自分にとって本当に面白いと思ったもの、価値があると信じたものを、世の中の偏見に屈せず守り戦う心意気。



その尊い心。



彼女はその心にこそ手を差し伸べてくれたのだ。




岡田奈々。




冒頭の発言を聞いた瞬間、僕の中で彼女は横山由依を越えた。




「今を全力で生きたその先が48グループの未来に繋がると信じて、私はこの先も走り続けます!」



その言葉を信じよう。




アイドルを好きになるということは”信じる”ということなのだから。

2018年7月16日月曜日

腹をくくった!チームを背負う山内鈴蘭の決心


「私移籍して4年目なんですけど、最初は楽しくできればいいやとか、自分が楽しく過ごせればいいやの気持ちで正直やってました」






7月13日、チームS「重ねた足跡」公演



アンコール後のMCにおいて、らんらんこと山内鈴蘭が珍しく真面目な口調で自らの想いを語り出した。



「最近はどのチームにも負けたくないとか...」



色々な意味で他のチームに追いつけていない現状をなんとかしたいという思い、選抜総選挙でも圏外で終わった自身の不甲斐なさも含めて、



このままじゃダメだ!


という想いがあふれ出る。



「Sは後輩メンバーが増えて、先輩メンバーは私と都築だけになってしまって...チームSはここ半年でいろんなことがありました。なので私は、この役を誰がやるかって考えた時に私しかいないと思って、腹をくくってやると決めました!」




その言葉を待ってました!とばかりに、ド熱い拍手と声援が飛び交う!




一瞬涙ぐむ鈴蘭。




副リーダー犬塚あさなが卒業して、チーム Sはいままた新たな局面を迎えている。



彼女が果たしてきた役割は大きい。



母のような愛情で包み込み、思春期真っ只中の若いメンバーの心に寄り添っていただけでなく、どうやったらこの子は伸びるのか?かなり突っ込んで思考した上でサポートしていたように思う。



二人三脚で奮闘していたリーダーである綾巴は選抜仕事で抜けることも多い。



影で支えてくれていた珠理奈もしばらくは帰ってこれない。





そんな状況で


一番先輩で年上である自分が今ここで立たなくて、いつ立つのか?



彼女の心は熱くたぎったに違いない。



所々おどけた調子で、照れ隠ししながらも

しっかりとその想いを伝えてくれた。



腹をくくってやると決めました!」



とまで言ったのは

移籍組の遠慮など、もういらない!


という彼女が抱えてきたジレンマに対して、ファンへの決別の宣言でもあり


わずかに残っていた後ろ向きな自分にも、そう言い聞かせたかったのではないだろうか?




ファンへのマジな”信頼”がなければここまでは言えないはずだ。




「こうやって、チームSを応援してくれるファンの皆様がいるからこそ、いま私たちはステージに立てています。あと、こうやって私を変えてくれたのはチームSのみんなです。ホントにありがとう!」



人はいつだって変われるんだ。



与えられた環境に甘んじることなく

厳しい道を選択した彼女の心意気が嬉しい。


言葉だけではない。


実際彼女のパフォーマンスは躍動感、表現力など誰が見ても

説得力があるものになっている。



かつてあの島崎遥香とともにかなりのダンス劣等生で居残り組だった彼女。

泣きながら共に帰ったあの日々...。




AKBの9期生はちょうどブームの始まりと同調するように加入した推され世代でもあっただけに

当初はSKEへの移籍も決して面白いものではなかっただろう。



デビュー時しばらくのフレッシュ感も良かったが


彼女なりの挫折や葛藤を経て、今また取り戻した輝きには格別なものを感じる。


ただカワイイだけではない心技体が整った、成熟したアイドルの魅力だろう。




正直、僕は今が一番いいと思う。




チームSの可能性にまたひとつ頼もしい光が差してきた。



移籍して4年目、来年には早くもデビュー10年目を迎える

ベテランアイドル山内鈴蘭のマジから、輝きから、しばらく目が離せそうにない!




2018年7月9日月曜日

珠理奈の休養発表、”今”我々に何ができるのか?



事態は僕が思っているよりはるかに深刻だったようだ。





先日、ついに公式に我らが松井珠理奈が活動の一切を休止し、しばらくの間療養に専念する旨が発表された。

SKE48 | ニュース | 松井珠理奈休養に関して



念願の総選挙1位での歓喜の瞬間もつかの間、


その総選挙楽曲の初披露に当の本人が参加できないという異常事態を一体誰が想像できたであろうか。



こんなことになる為に彼女に投票したのではない!一位にしたわけじゃない!!



なんとも痛ましい、やりきれないファンの思いがSNS上を中心に駆け巡っている。






もちろん私もその想いは同じです。



でもこの事態を、苦渋の決断をせざるをえなかった珠理奈の想いはいかばかりか?




一番苦しいのは紛れもなく彼女です。




総選挙時、プレッシャーからか3日間ろくに寝れず食べれずという状況の中、


あれだけの大イベントを最後まで乗り切ったと思いきや、彼女の発言が発端とはいえ、いびつな好奇心が渦巻くツイッターを始めとしたSNSやまとめサイトなどによりあっという間に、わがままパワハラ女王のような悪意に満ちたレッテル貼りの嵐。。。




良くも悪くも総選挙の一位は世間からの好奇心の格好のエサになってしまう。




昨年までの3年間、あの指原莉乃の安定政権が続いていたせいか(昨年の須藤凜々花は特別としても)総選挙自体の話題性の低下を含めて、ここまで残酷な事態に至る危険性があることを運営陣はもちろん、我々も甘く見ていたところがある。




怒り、悲しみ、憤り、




デビューシングルから、珠理奈からファンになった自分も、AKB兼任発表後の一時的な休養こそあったものの、ここまで事態は初めてで正直戸惑っている。





でも、ここでくじけてしまったらアンチの思うツボだ。




珠理奈のスピーチを思い出す。



「今の48グループが1番最高です」



かつてのブームの幻影や外野からの他のグループとの比較の声に捕らわれ、スピーチに悔しさがにじむ後輩たちに、当時から最前線でグループを引っ張る立場だった彼女のこの言葉は大きい。



その意味するところは



こんなに素晴らしいお客さんが目の前にいるじゃないか!だから「今が一番楽しい、最高だ」と思える瞬間を更新し続けていけばそれでいいんだ!今この場で自分がいかに熱くなれるか、そして目の前のお客さんを熱く魅了することができるか?いつだって今が最高なんだ!




僕にはそんな風に聞こえた。




これは高柳明音がスピーチで言った「今が一番楽しい」にもつながる。



その意味するところは



悔しいことも悲しいこともたくさんあったけど、でもその経験があるから、乗り越えたからこそ今がある。だから今が一番楽しい!って言えるんだ!



これはほぼスピーチ通りだ。



翻って、かつてない厳しい状況ではあるが



珠理奈がもう二度とこの楽曲に参加することができないわけではないし、アイドル生命が終了したわけでもない。しばらくして彼女が戻ってきた時に、いつでも最高の状態で、最高の10周年にできるようメンバーも我々も彼女への想いを、この悔しさを胸に、



”今が最高”と思える瞬間を、”今が一番楽しい”SKE48を更新し続けようではないか!!



きっとそれが、他でもない珠理奈が最も望んでいることでもあるはずだ!




2018年7月3日火曜日

良いスピーチとは?文春の総選挙コラムを読んで


週刊文春で総選挙のことが取り上げられていました。






と言っても、この時期よくあるスキャンダル記事ではなく、青木るえかさんという方の割とオタク的にのめり込んでる感のあるコラムでした。(昨年以外は全部現場で見てるとのこと)


ただ、そこは雑誌の性格上、ただのオタク視点では記事にならないわけで、それなりにバランスを取ったところで書かれていて、なるほどなと思わされました。



ざっくり言うと、中途半端にスピーチ慣れした上位16名の、身も蓋もない言い方をするとAKBグループバンザイ的な、ありがちなお題目を並べる内輪感の強いスピーチには興ざめだったといった様な内容でした。(おぎゆかには一服の清涼感があったとのこと)


一方で、むしろ100位から17位の少女たちの不器用な叫びにこそ、ギュッと旨みが詰まっているんだ!というような主張には、それな!とオタ心をくすぐられました。




言わんとしてることはわかります。




僕だって、基本的には魂の叫びが聞きたいのです。




ただただ無難な感謝のテンプレートを全国放送で垂れ流されても困ります。



中途半端にいいことを言おう、もっともらしいことを言おうとすると正直つまんないんです。



チャレンジがあれば大失敗してもいいと思う。

いやむしろしたほうがいい。



かつての須田亜香里は大失敗をかましてからめちゃめちゃ上手くなりました。スピーチ自体にそういったドラマがあったほうが面白いと思うんです。



そういう事故的なことも起こりかねないほどの胸の内の激り(たぎり)を、叫びを聞かせてほしいのです。(昨年の須藤凜々花はただの身勝手なテロやと思いますが)



かつて卒業生の加藤るみが言ってました。



「名スピーチは作るものではなく、出るもの」



そういう意味では、とめどなくあふれ出る感情を抑えきれず、まるでトランス状態の様に早口でまくし立てる荻野由佳は実に面白かった。出ちゃってましたね。彼女の抱えてきた並々ならぬアイドルへの渇望と情熱がストレートに口をついて出ていました。





個人的には他にも、珠理奈、須田、岡田奈々のスピーチが印象に残りました。



キャリアや立場をわきまえたベテランの珠理奈や須田からは、歴戦をくぐり抜け今なお最前線で戦う彼女たちならではの重みのある言葉が聞けたと思います。



順位も大事ですが、どれだけ”届く”スピーチができたかで順位以上のものを得られることもありますし、逆に言うとどれだけ順位が上でも、スピーチで本当にその順位にふさわしいかどうか、なんとなく透けて見えてしまうのが総選挙の怖いところ。



珠理奈、須田、岡田奈々のスピーチについてはまた別途語りたいと思います。

2018年6月29日金曜日

なぜ、須田は宮脇を上回ることができたのか?


そろそろ総選挙の話題も落ち着いてきた頃ですが、


今回のクライマックスはどこだったかな?とふと振り返ってみても、やはり3位発表の瞬間であることは概ね共通した認識かと思います。



<最終票数>

3位 宮脇咲良    141,106 (前回4位、82,803)

2位 須田亜香里   154,011 (前回6位、63,124)




両者ともに驚異的な伸び率でした。この順位としては割と僅差とも言える結果でしょう。


速報後でさえ、一般的に今回は珠理奈と咲良の争いとみられていましたが、蓋を開けてみれば、須田が恐ろしいほどの追い上げを見せました。




実際、珠理奈が一番勢いを恐れていた相手は須田でしょう。



そばにいるからこそわかる彼女の成長、特にここしばらくのメディア露出の勢いからくる影響力をひしひしと肌で感じていたはずです。



では単純にメディア露出の差のみによる、この結果なのでしょうか?




ざっくり言うと、両者がどこを向いていたのか?の差なのかなと思います。




このレベルの票数になるとコアなファンだけでどうこうなる世界ではありません。



選挙期間中話題になった須田の「ブス戦略」の記事より

AKB48選抜総選挙 指原の再来「ブス戦略」須田亜香里に注目(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース



そもそも須田さんは今回の総選挙で、「ブスかどうか」を問いたいわけではないのです。彼女は前述したTwitterのアンケート結果を受けた5月29日、「総選挙を知っていても参加したことがない方に自分の票が反映される感覚を味わって欲しくて試みた企画。グループには可愛い子が大勢います。ぜひ今年の #世界選抜総選挙 は気になる子に投票して一緒にワクワクしてみませんか?」と問いかけました。広い視野からグループ全体やイベントそのものを盛り上げようとしているのです。



つまり、彼女は自分の世間のフックになる部分を利用して、より広い層へ向けて総選挙の窓口になろうとしていたわけです。



一方で咲良ちゃんが訴えていたことは「博多で獲った旗は、博多が引き継ぐ」です。


HKTのために指原莉乃の足跡を引き継ぎたい。療養中の盟友、兒玉遥の想いも背負い、”なこみく”をはじめとした後輩たちの道標にもなれたら、といったものでした。



グループは違えど仲間を思う気持ちは非常〜によくわかるのですが、視野が外の世界にまで届いてません。幅広い層を取り込めるような訴えも戦略も特に見受けられませんでした。今回最後の総選挙を宣言していたこともあり、地元だったり、HKT箱推しの支援票も相当あったであろうこその驚異的な票数でしたが、自分の仲間と支援者以外から支持を得ようとする動きは特に見られませんでした。



須田亜香里の作戦勝ちです。



決して咲良ちゃんがイマイチだったのではなく、須田が伸びすぎたのです。




世間のフックになる「ブス戦略」は見事に成功しました。でも、それは単なるきっかけです。(同じく「ブス戦略」記事より)


須田さんに、コアなファンだけでなく、ライトなファンが増えているのは、「ブスという立ち位置から謙虚に振る舞い、笑いを取っているから」だけではないでしょう。「私みたいなタイプが1位を取れば、多くのメンバーやコンプレックスを持つ人の目標になれる」と信じて明るく突き進む姿が人間性の豊かさを感じさせ、「ドラマティックなシンデレラストーリーを見届けたい」と思わせているのです。


視野を広く持ち、コアなファンでなくても共感しやすい、乗っかりやすいストーリーを提示することで、幅広い層へ向けてわかりやすい受け皿となれたことが、最大の勝因でしょう。


もっとも、それが普段の真摯でファンを裏切らないサービス精神や人柄、努力を惜しまぬ姿勢に裏打ちされていることは言うまでもありません。

2018年6月28日木曜日

珠理奈炎上騒動、冷静に、もつれたヒモを解いてみた


総選挙でワンツーを取れたということもあって、僕自身やや燃え尽きた感があり、しばらくすべてに放置のスタンスでした。




が、なにやらキナ臭い...いや焦げ臭い...


しかも、嫌なタイプの焦げ臭さだ。




昨日の地上波では10周年記念楽曲「いきなりパンチライン」が初披露ということで楽しみにしていたのだが、珠理奈不在ということで、肩すかし感は否めませんでした。



アンダーを務めた須田ちゃんはお見事でした。男性的なスタイルの珠理奈とは逆に振り切ることで、ただの代役ではない存在感も示せたように思います。



さすが総選挙2位、グッジョブでした。



事前に支配人がゴーサインを出していただけに珠理奈のコンディション自体はおそらく問題ないと思われますが、一部でまだ燻っている炎上騒ぎの広がりを恐れたのでしょう。



はっきり言って、今回の件に限らず、ツイッターを中心に何かドジ踏んだ、やっちまった人に対して格好の生贄が現れたとばかりに一斉にその風潮に便乗して石を投げる行為にはもう本当にウンザリです。



今回も、事実関係を基にしてならまだしも、ほとんどは自分たちの目に見えた部分だけで短絡的に判断した悪意に満ちた感情の垂れ流し、ただの口汚ない中傷レベルのものでしかなく、全くもって目を覆わんばかりです。




ただ、こういった風潮と、その対象となった事象の是非は分けて考えなければなりません。



炎上の原因となったのは、終了後の記者会見で珠理奈が自ら漏らした「10年桜」という楽曲で宮脇咲良ちゃんに「もっとちゃんと踊って!」と注文をつけたところ、次の曲で彼女が出てこなくなった、というものです。



まず、珠理奈がパフォーマンスに妥協しないスタンスである事、時として注文をつけるのはファンなら割とよく見る光景です。いいものを作り上げようという情熱からであって、それ自体はなんら否定されるものではありません。


やや体育会系なのは確かですがそれは創成期からのSKEのカラーでもあり、兼任していたかつてのチームKのカラーでもあります。昨今よく社会問題で取りざたされるパワハラなどと結びつけるのはあまりに安易すぎます。



一方で宮脇咲良ちゃんはHKT48所属です。HKTはまだグループカラーが固まる前にあの指原莉乃が移籍した事で決定的な影響を与えました。彼女のスタンスは一言で言うと「アイドルは歌やパフォーマンスは二の次で良い」という事です。


はっきり言って同じ48でも中で見ているヲタから見れば、SKEとHKTはかなりグループカラーに違いがあります。どちらが良い悪いではありません。あくまで好みです。


もちろんHKTでもバリバリのダンスパフォーマンス曲もありますし、逆にSKEでゆるふわな曲もあります。それぞれのグループの中でメンバーによって独立したカラーもあります。




根底にあるグループのスタンスの違いです。





宮脇咲良にとって特に思い入れのない、自分が48に入る前の曲の一つでしかないとしたら、自身が選抜であり、盟友松井玲奈が初選抜入りを果たした思い入れの深い楽曲である珠理奈とはモチベーションの違いは明らかでしょう。



モチベーションといえば、さくらたんが以前パフォーマンスに非常に前向きで喜びにも近い感覚が伝わってきた楽曲がありました。

欅坂46の振付け師であるTAKAHIRO氏が振りを担当した、坂道とAKBの混成ユニット坂道AKBの「誰の事を一番愛してる?」です。なにやらTAKAHIRO氏の大ファンのようで、一緒に仕事できる事が相当嬉しい様子でした。



同じく選抜だった珠理奈からしたら、やればできるんじゃん!と驚いていたようでした。



...じゃあなんでここではできないの?


となっても不思議ではありません。



もっとも特に楽曲やセットリストが飽和しがちな48においては、舞台にもよりますが常に100%で望むのは難しいでしょう。地元名古屋での初の総選挙、是が非でも盛り上げたい珠理奈、一方で総選挙前のコンサートはファンから見ても賛否が分かれてる事もあり、選挙で頭がいっぱいな状況で散漫になる部分もわからなくはないです。



この辺は運営陣の方針でもあるので難しいところ。



あんなに、朝からぶっ通しでやらせるのは僕は反対です。珠理奈が倒れてしまいましたが、明らかに出番が多すぎました。コンサートをジョイントさせて、つまるところ収益をあげたいのもわかりますが、年一の大一番を前に、過度な負荷をかけるのはいただけません。せめて会場の空気を暖めるくらいで十分ではないでしょうか?終わってからは総選挙の話題で一色になるのですから。




少し話が長くなってしまいましたが


こういった背景を踏まえた上で、二人の間に意識の差が見られたのは事実でしょう。




何が何でも全方位的に大成功させたいシャカリキな珠理奈と、良くも悪くも抜くところは抜くさくら。珠理奈からすれば、私のライバル設定なんだから、そんなぬるいパフォーマンスじゃあ困る!という思いが過剰になったのかもしれません。



この辺りは事実関係の問題になりますが、もし珠理奈がパフォーマンス中に注文をつけていたとすれば、やはりオーバーヒートであると言わざるをえません。



事後に裏でなされる行為でしょう。



この辺りが3日間、プレッシャーでろくに寝れてない食べれてないという異常なコンディションでハイな精神状態ゆえにブレーキが効かなかったのかもしれません。いずれにせよその後謝っている事も含めて、事実の確認が不明瞭なまま、いたずらに騒ぎ立てるのは実に愚かです。



ただ、この日珠理奈はすべてのものを背負いすぎました。



ギリギリのコンディションの中、このイベントをあらゆる面から大成功にすべく上記のような他のメンバーのパフォーマンス、アナウンスの間違いへの指摘など、細かいところまで全方位的な気配りには頭が下がる思いでした。ただ、その気持ちが強すぎて、ちょっと力みすぎているようにも見えました。




この辺りは以前から、かの前総監督 高橋みなみの目にも写っていたようで、これは3年前のものですが、実に温かい言葉をかけて心配してくれていました。






さすが、としか言いようがないです。



この辺りは、時に叱ってくれる事もあった盟友、松井玲奈をはじめとする同期がいないという状況が拍車をかけているのかもしれません。




すべての前提として、新曲のプロモーションもある中、これだけの大舞台へ向かうのにスケジュールがタイトすぎます。



万全の体制で対応すべく、やはり韓国で今も継続中のProduce48なる企画をこのタイミングで挟むことは大いに疑問を感じました。秋元康の勅命なのかわかりませんが、事務所のマネージメントに疑問を感じます。




さらに憶測を呼んでいるのが、地上波終了前のタイミングで取ってつけたように徳光さんが促した二人のやりとり。



まず、あの状況で宮脇とのやりとりが必要なのか?リアルタイムで観ていても疑問に思うシーンでした。おそらく、戦い終えたTHEライバル同士の涙を誘うようなやりとりを狙った非常にテレビ的な視聴率を意識したシーンと思われます。



なにやらしきりに珠理奈はさくらたんに語りかけていました。



おそらく、今年を最後にすると言った彼女を激励していたのではないでしょうか?(実際はここでステージでの件を謝っていたとの事です)



その後、彼女が写真撮影をボイコットしたのはそれが原因なのかはわかりません。



彼女も指原が出馬せずHKTを背負って今までにない想像以上のプレッシャーだったはずです。おそらく全てが渾然となって、張り詰めていたものが切れてしまったのでしょう。勝手に結びつけて「また珠理奈が何か言ったからだ、そうに違いない!」と血道をあげるのは愚かな話です。




そんな単純じゃないでしょ。



二人ともAKBの選抜常連でドラマでの共演も重ねており、昨日今日の付き合いではありません。



ただ、見えている世界が違う二人なのかなとは思いますけどね。



とにかく、目に見えている事象だけで都合良く解釈し、安易にさくらたんを被害者、珠理奈を加害者と決めつけるなどもってのほかです。






総選挙1位になるということは、見つからなくていい人に見つかってしまうことでもあることを痛感させられた炎上騒動。




これからも、もちろん僕はSKE48の味方です。松井珠理奈の味方です!






なんやかんや...珠理奈のこと好きでずっと見てきましたから。


ただ、いい歳でもありますので盲目的に全てを肯定するという立場は取りません。


大人が多いSKEヲタならわかっていただけると思います。





とりあえず、かつての前田敦子バッシングを彷彿とさせるような異常なものを感じたので、禊の意味も込めて軽く整理してみました。(できてるかしら?汗)



以上、あくまで立場は ”SKEヲタ” としてのものです。




とにかくこの話はもう終わり!終わり!!




こんなことでSKEの10周年にブレーキをかけるワケにはいかないんですよ!!



まだまだ、お楽しみはこれからなんですから!!!

2018年6月14日木曜日

今、珠理奈が1位になるべきシンプルな理由



よくマスコミで語られている切り口として



「誰がなっても初制覇」



というフレーズがよく見受けられるが、少し角度を変えてみると速報上位陣は




岡田奈々と高橋朱里を除けば、




「誰がなっても初の純支店メンバー」




ということになる。




過去の1位メンバー


前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友は


いずれも本籍がAKB(だった)の人たちだ。




開催場所が博多や新潟など地方に移ってもそれは変わらなかった。




今回で10回目となる総選挙。




開催場所で、地元の珠理奈が制覇すれば


対価を支払うという熱意のある民意が


ようやく地方、愛知に根付く存在である珠理奈を支持した




ということになる。



これは、あくまで東京中心のビジネスモデルである坂道グループにターンが移り、セールス的にも苦境が続いている地方48グループへのエールになるだろうし、他の純粋な地方アイドルにとっても福音となるであろう。




AKBに移籍することを個人のメリットを超えて選ばなかった珠理奈。




AKB史上、最大の危機を救う形でデビューした彼女は数々のドラマを乗り越えて地元へ帰還、



今SKEは有力な若手メンバーの台頭も著しく、様々な夢の芽を伸ばしつつある。





珠理奈も大人になった。




かつてはトップとして弱みを見せてはいけないという心持ちが強く、一部のメンバー以外は近づきがたい面もあった。


総選挙に対しても、しばらくは個人の戦いというスタンスが強かったようだが


昨今はかなり説得力を伴うかたちで愛知の東海のアイドル、 SKEの、48全体の顔という自覚が見えてきたように思う。




今彼女は、心技体、三拍子そろっていると言えるだろう。





様々なドラマを乗り越え帰還した、地元とともに輝く地方アイドル



それは地方の可能性そのものでもある。




今、松井珠理奈が1位になることには大きな意味があるのだ。


2018年6月9日土曜日

速報15人!チーム8上昇の理由を考えてみた


チーム8に関しては、上位こそ少ないものの



今速報で15人(昨年は8名)とランクイン数ではNGTやNMBをも上回っています。






正直、昨年からようやく目につく結果が出てきましたが(倉野尾成美がアンダーガールズで30位)、その熱量に比べて思ったより差してこないなあという印象でした。(昨年の最終結果は5名のみ)




なんでやろう???リクアワなどで見られる勢い、熱さからしてもっと入ってええはずやのに...




はたから見てる者としては正直よくわかりませんでした。



単純に若いファンが多いから?加えて、全国に飛び回るチームだけに現場優先だと総選挙まで体力が残っていないことも大きいのでしょうか?各都道府県の代表の集まりだけにチームとして一つの土地と結びついているわけではないので、他の支店のように土地の人たちと密着した一つの勢力にはなりにくい。



こんなところでしょうか?





チーム8はその出自から、もう一度一からAKBを作り直す意味合いがありました。




TOYOTAという世界最強の企業を後ろ盾に各地方での営業中心の「会いに行くアイドル」、街を元気にするライブアイドルという原点に戻った姿勢がAKB創世記のファンの支持も集めつつ比較的若いファンが多く流入しました。



これだけ独立した活動が続くとチーム8で単独シングルデビューしたい!という声が、ちらほら僕にも聞こえてくるようになりました。



そんなヲタたちの想いがピークを迎えた昨年、AKB12周年公演において組閣が発表され、本格的にチーム8のAKB本体への兼任という名の吸収合併が断行されました。




多くのエイター(8ヲタ)は推しの飛躍に繋がる可能性を喜びつつ、ほろ苦さも味わったことでしょう。





8は8だけで独立していたかった。



別枠で扱われ続けることで、いつしか独立した自分たちの理想を持つに至ったのです。



だから



”総選挙” = AKB本隊のシングルメンバーを決める、という土俵に上がることに関して足並みがそろってなかったのでしょうか? 



8は8だから



そんなヲタの心情がどこか選挙に対する違和感につながっていたように思います。




さらに前提として



ここしばらく小栗有以がエースという扱いにはなっていましたが、8でシングルデビューしてセンターになるでもなく、本隊のシングル選抜になって渡辺麻友に後継者に指名されるも、よくある期待の”次世代”以上の存在というには決定打が足りませんでした。



構造的に決定的な中心軸となる存在が定まっていなかったこと



が大きいでしょう。



前田敦子という絶対的センターがあった上で、その対立軸として他のメンバーのヲタの民意が反映されてこその選抜総選挙ですから。



組閣では大胆にもチームAキャプテンに岡部麟が就任



総選挙シングルのセンターとして小栗有以を抜擢!







チーム8の物語は一旦一区切りを迎え、本隊のメンバーとして中心軸は彼女に定まりました。




それゆえにカウンターとして他の8メンを押し上げてみせる!という効果が働き、コミュニティーの成熟とともにエイターが今回本格的に腰を据えて参入してきたのかなと見ています。




トップは前回が速報ランクインからの圏外でリベンジを誓う27位の大西桃香。


昨年よりは落ち着きましたが倉野尾成美が37位と今回も気を吐いています。



続いて小栗が49位。




これからの AKBはチーム8が引っ張る。


そんな意気込みを見せつけられているようで決して侮れません。




比較的下位に集中していますが

この辺で踏ん張られると他のボーダーメンが割りを食うことは避けられません!(汗)




SKEが第1党を取れるかどうかは8との争いにかかってくるのかもしれません。

2018年6月8日金曜日

油断大敵!やっぱり厄介なNGTの強さとは?


SKEヲタとして今回の総選挙、勢力として目につく厄介な存在は、やっぱりNGTとチーム8でしょうか。




まずは NGTに関して、速報は13人ランクイン!





今回も新記録となる驚異的な票数で2年連続速報1位を獲得した荻野由佳ちゃん(結構好きです)






昨年はあまりの桁外れな票数とモバイルサイトでのシステムバグという状況もあり不正投票疑惑が巻き起こりました。ある程度予想できましたが見事なまでにその疑惑を払拭させる結果となりました。柱王(二本柱の会からの大量投票)なのかなんなのか知りませんがフロックでないことを証明しましたね。



驚いたのはそれに続くメンバーの顔ぶれが昨年と変わったこと。




9位のかとみな(加藤美南)はええとしても




太野彩香(7位)

長谷川玲奈(11位)





って誰やねん!?笑



まあ何となく名前と顔は知ってたけど、どんな子かは全く知りません。。





この辺りの現象というか層の厚さを感じさせるところがNGTの強さを物語ってますなあ



NGTの最新シングルでセンターを務めるのは昨年の総選挙で大躍進した一人である本間日陽ちゃん。



ここまでNGTはシングルごとに毎回センターが変わる!という自グループ内戦国時代が続いています。その国内での勢力争いが平定されていない熱量が、そのまま総選挙という舞台にも持ち込まれているように感じます。



48グループという単位で見ても、リクエストアワーで見られたように、チーム8との対立軸が機能しているところも面白いです。



一部のヲタが異常なエネルギーを費やしているのでしょうが、Negiccoという先輩がいるとはいえ、まだまだアイドル未開拓の地であった地元新潟で強力なサポーターを掘り起こせたことが大きいのかもしれません。



改めて速報見ると



アンダーガールズまでのカウントだと、8人入ってるからSKE負けてるんすよね(汗)(SKEはアンダーが大場竹内の2名のみで計7名)



SKE全体で30人入って喜んでる場合ちゃいまっせ!!



実際、北川綾巴の33位を除くと



あとの22人は40位以降なんです。地盤があるメンバーは上がってくることは予想できますが、この辺りから圏外になることは決して珍しいことではありません。





ゼロポジ生討論で評論家宇野さんも言ってたけど...




ヤツら




空気を読む気など全くありませんな(汗)



名古屋開催だからと言って珠理奈に花を持たせる気など微塵も感じられません。。





本気で刺しに来てる!と見て間違いないクレイジーさです(滝汗)




油断大敵!NGT恐るべしでっせ!!



2018年6月3日日曜日

時は来た!北川綾巴よ2.0へアップデートせよ!


今回速報で良い位置につけていてホッとした一人が北川綾巴です。(33位)



いわゆる推されコースを歩んできたメンバーであるだけに、与えられてきたチャンスに比べて、これといった手応えのある結果が残せていないことをずっと気に病んでいる様子でした。



「自信がない」


「自分にはこれといったものがない」



そう言っては迷いの森から抜け出しきれない彼女に、もどかしさを感じてきたファンも多いのではないでしょうか?



かくいう僕もその一人です。



名曲「12月のカンガルー」でのセンター抜擢後


当時の支配人今村氏がNGTに移ることや松井玲奈卒業という状況もからみ、続けてセンターを張ることができませんでした。結局それっきりです。




(総選挙で)結果の出せない一度っきりの元センター...




きっと彼女にしかわからない苦悩が重くのしかかっていたことでしょう。




その後のAKBへの兼任、チームSリーダーへの抜擢、雑誌やメディアも含めてポスト珠理奈として何とか一皮むけてほしい!との思いがスタッフだけでなく業界関係者からもひしひしと感じ取れるほどでした。



とても受け止めきれななかったのでしょう。




「なんで自分なのかわからない」




肝心のところでヘタレる姿が目についていました。




憧れの大先輩、宮澤佐江の卒業がぽっかりと彼女の心に穴をあけたことも大きい。


さえちゃんに憧れて、AKB、SKEになりたくて入ってきたメンバーだけに、センター抜擢以降のある種の停滞は致し方ないのかもしれない。



6期生としてすでにキャリアは5年。



今年は目標を「再ブレイク」と自分でネタにできるほどになっており、兼任を経てチームSリーダーとしても徐々にたくましさを増しています。



ただ、アイドルとしてわかりやすいフレッシュさや可愛らしさをストレートに武器とする、一人のプレイヤーとしてはそろそろ飽きられてくる頃。



私にはこれといった武器がない?



まず君は美しい!これは自信を持って良い!


僕の地元、奈良でのコンサートツアー参戦時、綾巴に並々ならぬ存在感を感じた。引いた距離で見ても、彼女の目力を中心とした美しさはストレートに届く力があったことを強調しておきたい。気持ちが乗った時のステージパフォーマンスの爆発力も目をみはるものがあります。客席でのハイタッチひとつとってもサービス精神に対するプロ意識があることを感じた。



個人的にはもう一度原点に戻ってステージパフォーマンスを磨いてほしい!



彼女はわかりやすいタイプで、気持ちのノリがそのままパフォーマンスにも出やすい。



要するに精神的なムラが大きい。



いい時はめちゃくちゃいいのですが、そうでない時は...と感じることが多いのです。ただキャプテンになってからそのあたりも少しづつ改善されてきたように思う。





一方で、デビュー時のポンコツの印象とは裏腹に彼女は運動神経が良い。



運動会等で足が速いのは知っていたが、先日レギュラー番組、0ポジで披露された腕相撲と車の牽引で見せた圧倒的なパワーには驚愕させられました。





ありますがなコレが!!



今までアイドル的に力自慢はちょっと恥ずかしいという思いがあったのでしょうか?


かわいくて美しくて、なおかつ力強いって素晴らしいじゃないですか!!



か弱い守ってあげたい系も嫌いじゃないけど、笑



最近の東スポでのインタビューでは中学の部活で過酷な筋トレを課されていた過去を話していました。その時に培われた基礎体力が生かされたのでしょう。



こうやってストレートに生かすのも良いですが、やっぱりこのパワーを改めてステージパフォーマンスに生かしてほしい!パワーを生かした”圧倒的な力強さ”を感じさせるパフォーマンスといえば...




そう!ダブルセンターとして袂(たもと)を分かったあの宮前杏実の魂を宿らせるべきです!




力強さと美しさが高い次元で掛け合わさったパフォーマンスこそ君の目指すべき道だ!


問答無用のパフォーマンスで俺たちをねじ伏せてくれ!!




チームリーダーとしても



もう間もなく犬塚あさなという頼れる副リーダーが卒業することで

いよいよSは本当の意味で ”北川チームS” にならなければいけません。



松本慈子という心強いパートナーもいる。

もう恐れることなく自信を持ってチームを背負い、私こそがSKE48なのだと胸を張ってほしい!



そのためにも今年の総選挙、できれば選抜に入れてやりたい。




僕は


北川綾巴が再びそのポテンシャルを発揮するなら今だ!


と思っています。





この秋にはいよいよ二十歳を迎える綾巴。



デビュー時から少しませた感じの艶っぽさはありましたが


ここ最近、年齢とビジュアルの成熟のバランスが整いつつあり、絶妙な美しさに仕上がってきました。



そこに場数を経たたくましさとAKB兼任を通して改めて気づいたSKEへの想い...




時は来た!今しかない!



チームを背負い、グループを背負い、強く美しい北川綾巴2.0へ進化せよ!!



2018年6月1日金曜日

珠理奈の1位は功労賞でつまらないのか?考えてみた


どうやらニコ生で中森明夫氏が珠理奈が1位になっても功労賞みたいでつまらない
との主旨の発言が一部でプチ炎上してたようですね。




まあそのツッコミは中森氏のような傍観者ならわからなくもない。




なんやかんや10年選手である珠理奈はエントリー中、かなりの古参メンバーです。(峯岸みなみ、大家志津香、宮崎美穂を除く)




AKBで言えば、6.5期に当たる。

ついで高柳、斉藤、内山のSKE2期生。

そこから、横山、大場、山内らAKB9期と須田、松村のSKE3期が続きます。




ナゴヤドームでの開催、SKEは10周年、そこで珠理奈が1位って予定調和すぎる。


エンターテイメントとして意外性がなく面白みに欠ける。




まあわかる。




でもね、僕らは栄ヲタなんです。




僕らなりに彼女の物語をずっと見守り支え続けてきたわけです。




そんな傍観者の安易なツッコミをまともに受け入れることはできません。




仮にですが、宮脇咲良か荻野由佳が1位で珠理奈が2位という結果になったとしましょう。



これまでの歴史を見ても分かる通り、栄ヲタは相当頑張ります。今回もかなりのメンバーがランクインするでしょう。




でも、最後の最後で我らが総大将が負けてしまったら...やっぱり手放しで喜べません。



別におぎゆか、さくらたんがどうという話ではありません。





でもね...背負ってきたものが全然違うんですよ。




今、人生100年時代とよく言われます。


アイドルも長寿命化が進んでます。


ただ長いだけじゃない。そこには刻まれた歴史があるわけです。



正直もう珠理奈はダメなんじゃないか?

と思ったことが何度もあります。


まだ心も体も出来上がらない小学生の頃から、急激な負荷を何度も何度も精神的にも肉体的にもかけられ続けてきました。




もう見てられない...



何度そう思ったことか。



でも珠理奈はなんとか蘇ってきました。




トップクラスのスターは流れる時の早さが違うと言います。1年で3年分ぐらいになるとホリプロの社長が以前、週刊紙のインタビューで答えていました。



たまに珠理奈は老けてるとか揶揄する言葉を目にすることがあるけど、元から大人っぽい上に、時の流れの早さが常人とは比べものにならないんだから成熟してるんです。



昔のトップスターも全盛期は驚くほど若い。山口百恵が結婚引退したのはちょうど現在の珠理奈と同じ21歳の時。その頃の貫禄たるや半端ないです。



無粋なツッコミはやめていただきたい。



一方で、甘えん坊で、寂しがりやで、少年のような子供っぽさがかいま見えるのも魅力。

あんなに美人なのにブリっ子するのが好きだったりもします。



最近は今までアイドル一直線だったところにプロレスに出会い、魂を揺さぶられた。はっきり言ってバカです。でもそのバカになれるところが珠理奈の強さでもあります。プロレスの素晴らしさをちゃんとフィードバックさせてアイドルに生かそうと試みています。





あらためて意外性という意味で、エンタメとして面白みに欠けるのは渋々認めた上で言いたい。




とにかく俺たちは珠理奈を1位にしないわけにいかないんです。




「功労賞」なんて言葉じゃ、なんかくたびれたサラリーマンみたいな扱いで面白くないし、しっくりこない。珠理奈の10年をそんなありきたりな言葉で片付けてほしくない。



総選挙制覇は長きにわたって最前線で戦い続けてきた珠理奈の栄光(と苦難)の物語の一つの到達点としての”栄光の証”であるべきなのです。



これは10年かかってやっと地元に根付き、大輪の花を咲かせた地方アイドルという、アイドルの歴史としても大きな意味を持つ事実となるはずです。




繰り返す。




単なる「功労賞」ではない!松井珠理奈10年の軌跡、その「栄光の証」であるべきだ!!



その物語の大きな区切りとなるナゴド決戦において”栄光の証”を掴めるどうかは我々にかかっている。


どうか中森氏にも、あらためて松井珠理奈10年の軌跡に思いを馳せ、真に票を投じる価値のあるメンバーは誰なのか、現役のアイドル評論家を名乗るのであれば自らに問うていただきたい。