2018年6月29日金曜日

なぜ、須田は宮脇を上回ることができたのか?


そろそろ総選挙の話題も落ち着いてきた頃ですが、


今回のクライマックスはどこだったかな?とふと振り返ってみても、やはり3位発表の瞬間であることは概ね共通した認識かと思います。



<最終票数>

3位 宮脇咲良    141,106 (前回4位、82,803)

2位 須田亜香里   154,011 (前回6位、63,124)




両者ともに驚異的な伸び率でした。この順位としては割と僅差とも言える結果でしょう。


速報後でさえ、一般的に今回は珠理奈と咲良の争いとみられていましたが、蓋を開けてみれば、須田が恐ろしいほどの追い上げを見せました。




実際、珠理奈が一番勢いを恐れていた相手は須田でしょう。



そばにいるからこそわかる彼女の成長、特にここしばらくのメディア露出の勢いからくる影響力をひしひしと肌で感じていたはずです。



では単純にメディア露出の差のみによる、この結果なのでしょうか?




ざっくり言うと、両者がどこを向いていたのか?の差なのかなと思います。




このレベルの票数になるとコアなファンだけでどうこうなる世界ではありません。



選挙期間中話題になった須田の「ブス戦略」の記事より

AKB48選抜総選挙 指原の再来「ブス戦略」須田亜香里に注目(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース



そもそも須田さんは今回の総選挙で、「ブスかどうか」を問いたいわけではないのです。彼女は前述したTwitterのアンケート結果を受けた5月29日、「総選挙を知っていても参加したことがない方に自分の票が反映される感覚を味わって欲しくて試みた企画。グループには可愛い子が大勢います。ぜひ今年の #世界選抜総選挙 は気になる子に投票して一緒にワクワクしてみませんか?」と問いかけました。広い視野からグループ全体やイベントそのものを盛り上げようとしているのです。



つまり、彼女は自分の世間のフックになる部分を利用して、より広い層へ向けて総選挙の窓口になろうとしていたわけです。



一方で咲良ちゃんが訴えていたことは「博多で獲った旗は、博多が引き継ぐ」です。


HKTのために指原莉乃の足跡を引き継ぎたい。療養中の盟友、兒玉遥の想いも背負い、”なこみく”をはじめとした後輩たちの道標にもなれたら、といったものでした。



グループは違えど仲間を思う気持ちは非常〜によくわかるのですが、視野が外の世界にまで届いてません。幅広い層を取り込めるような訴えも戦略も特に見受けられませんでした。今回最後の総選挙を宣言していたこともあり、地元だったり、HKT箱推しの支援票も相当あったであろうこその驚異的な票数でしたが、自分の仲間と支援者以外から支持を得ようとする動きは特に見られませんでした。



須田亜香里の作戦勝ちです。



決して咲良ちゃんがイマイチだったのではなく、須田が伸びすぎたのです。




世間のフックになる「ブス戦略」は見事に成功しました。でも、それは単なるきっかけです。(同じく「ブス戦略」記事より)


須田さんに、コアなファンだけでなく、ライトなファンが増えているのは、「ブスという立ち位置から謙虚に振る舞い、笑いを取っているから」だけではないでしょう。「私みたいなタイプが1位を取れば、多くのメンバーやコンプレックスを持つ人の目標になれる」と信じて明るく突き進む姿が人間性の豊かさを感じさせ、「ドラマティックなシンデレラストーリーを見届けたい」と思わせているのです。


視野を広く持ち、コアなファンでなくても共感しやすい、乗っかりやすいストーリーを提示することで、幅広い層へ向けてわかりやすい受け皿となれたことが、最大の勝因でしょう。


もっとも、それが普段の真摯でファンを裏切らないサービス精神や人柄、努力を惜しまぬ姿勢に裏打ちされていることは言うまでもありません。

2018年6月28日木曜日

珠理奈炎上騒動、冷静に、もつれたヒモを解いてみた


総選挙でワンツーを取れたということもあって、僕自身やや燃え尽きた感があり、しばらくすべてに放置のスタンスでした。




が、なにやらキナ臭い...いや焦げ臭い...


しかも、嫌なタイプの焦げ臭さだ。




昨日の地上波では10周年記念楽曲「いきなりパンチライン」が初披露ということで楽しみにしていたのだが、珠理奈不在ということで、肩すかし感は否めませんでした。



アンダーを務めた須田ちゃんはお見事でした。男性的なスタイルの珠理奈とは逆に振り切ることで、ただの代役ではない存在感も示せたように思います。



さすが総選挙2位、グッジョブでした。



事前に支配人がゴーサインを出していただけに珠理奈のコンディション自体はおそらく問題ないと思われますが、一部でまだ燻っている炎上騒ぎの広がりを恐れたのでしょう。



はっきり言って、今回の件に限らず、ツイッターを中心に何かドジ踏んだ、やっちまった人に対して格好の生贄が現れたとばかりに一斉にその風潮に便乗して石を投げる行為にはもう本当にウンザリです。



今回も、事実関係を基にしてならまだしも、ほとんどは自分たちの目に見えた部分だけで短絡的に判断した悪意に満ちた感情の垂れ流し、ただの口汚ない中傷レベルのものでしかなく、全くもって目を覆わんばかりです。




ただ、こういった風潮と、その対象となった事象の是非は分けて考えなければなりません。



炎上の原因となったのは、終了後の記者会見で珠理奈が自ら漏らした「10年桜」という楽曲で宮脇咲良ちゃんに「もっとちゃんと踊って!」と注文をつけたところ、次の曲で彼女が出てこなくなった、というものです。



まず、珠理奈がパフォーマンスに妥協しないスタンスである事、時として注文をつけるのはファンなら割とよく見る光景です。いいものを作り上げようという情熱からであって、それ自体はなんら否定されるものではありません。


やや体育会系なのは確かですがそれは創成期からのSKEのカラーでもあり、兼任していたかつてのチームKのカラーでもあります。昨今よく社会問題で取りざたされるパワハラなどと結びつけるのはあまりに安易すぎます。



一方で宮脇咲良ちゃんはHKT48所属です。HKTはまだグループカラーが固まる前にあの指原莉乃が移籍した事で決定的な影響を与えました。彼女のスタンスは一言で言うと「アイドルは歌やパフォーマンスは二の次で良い」という事です。


はっきり言って同じ48でも中で見ているヲタから見れば、SKEとHKTはかなりグループカラーに違いがあります。どちらが良い悪いではありません。あくまで好みです。


もちろんHKTでもバリバリのダンスパフォーマンス曲もありますし、逆にSKEでゆるふわな曲もあります。それぞれのグループの中でメンバーによって独立したカラーもあります。




根底にあるグループのスタンスの違いです。





宮脇咲良にとって特に思い入れのない、自分が48に入る前の曲の一つでしかないとしたら、自身が選抜であり、盟友松井玲奈が初選抜入りを果たした思い入れの深い楽曲である珠理奈とはモチベーションの違いは明らかでしょう。



モチベーションといえば、さくらたんが以前パフォーマンスに非常に前向きで喜びにも近い感覚が伝わってきた楽曲がありました。

欅坂46の振付け師であるTAKAHIRO氏が振りを担当した、坂道とAKBの混成ユニット坂道AKBの「誰の事を一番愛してる?」です。なにやらTAKAHIRO氏の大ファンのようで、一緒に仕事できる事が相当嬉しい様子でした。



同じく選抜だった珠理奈からしたら、やればできるんじゃん!と驚いていたようでした。



...じゃあなんでここではできないの?


となっても不思議ではありません。



もっとも特に楽曲やセットリストが飽和しがちな48においては、舞台にもよりますが常に100%で望むのは難しいでしょう。地元名古屋での初の総選挙、是が非でも盛り上げたい珠理奈、一方で総選挙前のコンサートはファンから見ても賛否が分かれてる事もあり、選挙で頭がいっぱいな状況で散漫になる部分もわからなくはないです。



この辺は運営陣の方針でもあるので難しいところ。



あんなに、朝からぶっ通しでやらせるのは僕は反対です。珠理奈が倒れてしまいましたが、明らかに出番が多すぎました。コンサートをジョイントさせて、つまるところ収益をあげたいのもわかりますが、年一の大一番を前に、過度な負荷をかけるのはいただけません。せめて会場の空気を暖めるくらいで十分ではないでしょうか?終わってからは総選挙の話題で一色になるのですから。




少し話が長くなってしまいましたが


こういった背景を踏まえた上で、二人の間に意識の差が見られたのは事実でしょう。




何が何でも全方位的に大成功させたいシャカリキな珠理奈と、良くも悪くも抜くところは抜くさくら。珠理奈からすれば、私のライバル設定なんだから、そんなぬるいパフォーマンスじゃあ困る!という思いが過剰になったのかもしれません。



この辺りは事実関係の問題になりますが、もし珠理奈がパフォーマンス中に注文をつけていたとすれば、やはりオーバーヒートであると言わざるをえません。



事後に裏でなされる行為でしょう。



この辺りが3日間、プレッシャーでろくに寝れてない食べれてないという異常なコンディションでハイな精神状態ゆえにブレーキが効かなかったのかもしれません。いずれにせよその後謝っている事も含めて、事実の確認が不明瞭なまま、いたずらに騒ぎ立てるのは実に愚かです。



ただ、この日珠理奈はすべてのものを背負いすぎました。



ギリギリのコンディションの中、このイベントをあらゆる面から大成功にすべく上記のような他のメンバーのパフォーマンス、アナウンスの間違いへの指摘など、細かいところまで全方位的な気配りには頭が下がる思いでした。ただ、その気持ちが強すぎて、ちょっと力みすぎているようにも見えました。




この辺りは以前から、かの前総監督 高橋みなみの目にも写っていたようで、これは3年前のものですが、実に温かい言葉をかけて心配してくれていました。






さすが、としか言いようがないです。



この辺りは、時に叱ってくれる事もあった盟友、松井玲奈をはじめとする同期がいないという状況が拍車をかけているのかもしれません。




すべての前提として、新曲のプロモーションもある中、これだけの大舞台へ向かうのにスケジュールがタイトすぎます。



万全の体制で対応すべく、やはり韓国で今も継続中のProduce48なる企画をこのタイミングで挟むことは大いに疑問を感じました。秋元康の勅命なのかわかりませんが、事務所のマネージメントに疑問を感じます。




さらに憶測を呼んでいるのが、地上波終了前のタイミングで取ってつけたように徳光さんが促した二人のやりとり。



まず、あの状況で宮脇とのやりとりが必要なのか?リアルタイムで観ていても疑問に思うシーンでした。おそらく、戦い終えたTHEライバル同士の涙を誘うようなやりとりを狙った非常にテレビ的な視聴率を意識したシーンと思われます。



なにやらしきりに珠理奈はさくらたんに語りかけていました。



おそらく、今年を最後にすると言った彼女を激励していたのではないでしょうか?(実際はここでステージでの件を謝っていたとの事です)



その後、彼女が写真撮影をボイコットしたのはそれが原因なのかはわかりません。



彼女も指原が出馬せずHKTを背負って今までにない想像以上のプレッシャーだったはずです。おそらく全てが渾然となって、張り詰めていたものが切れてしまったのでしょう。勝手に結びつけて「また珠理奈が何か言ったからだ、そうに違いない!」と血道をあげるのは愚かな話です。




そんな単純じゃないでしょ。



二人ともAKBの選抜常連でドラマでの共演も重ねており、昨日今日の付き合いではありません。



ただ、見えている世界が違う二人なのかなとは思いますけどね。



とにかく、目に見えている事象だけで都合良く解釈し、安易にさくらたんを被害者、珠理奈を加害者と決めつけるなどもってのほかです。






総選挙1位になるということは、見つからなくていい人に見つかってしまうことでもあることを痛感させられた炎上騒動。




これからも、もちろん僕はSKE48の味方です。松井珠理奈の味方です!






なんやかんや...珠理奈のこと好きでずっと見てきましたから。


ただ、いい歳でもありますので盲目的に全てを肯定するという立場は取りません。


大人が多いSKEヲタならわかっていただけると思います。





とりあえず、かつての前田敦子バッシングを彷彿とさせるような異常なものを感じたので、禊の意味も込めて軽く整理してみました。(できてるかしら?汗)



以上、あくまで立場は ”SKEヲタ” としてのものです。




とにかくこの話はもう終わり!終わり!!




こんなことでSKEの10周年にブレーキをかけるワケにはいかないんですよ!!



まだまだ、お楽しみはこれからなんですから!!!

2018年6月14日木曜日

今、珠理奈が1位になるべきシンプルな理由



よくマスコミで語られている切り口として



「誰がなっても初制覇」



というフレーズがよく見受けられるが、少し角度を変えてみると速報上位陣は




岡田奈々と高橋朱里を除けば、




「誰がなっても初の純支店メンバー」




ということになる。




過去の1位メンバー


前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友は


いずれも本籍がAKB(だった)の人たちだ。




開催場所が博多や新潟など地方に移ってもそれは変わらなかった。




今回で10回目となる総選挙。




開催場所で、地元の珠理奈が制覇すれば


対価を支払うという熱意のある民意が


ようやく地方、愛知に根付く存在である珠理奈を支持した




ということになる。



これは、あくまで東京中心のビジネスモデルである坂道グループにターンが移り、セールス的にも苦境が続いている地方48グループへのエールになるだろうし、他の純粋な地方アイドルにとっても福音となるであろう。




AKBに移籍することを個人のメリットを超えて選ばなかった珠理奈。




AKB史上、最大の危機を救う形でデビューした彼女は数々のドラマを乗り越えて地元へ帰還、



今SKEは有力な若手メンバーの台頭も著しく、様々な夢の芽を伸ばしつつある。





珠理奈も大人になった。




かつてはトップとして弱みを見せてはいけないという心持ちが強く、一部のメンバー以外は近づきがたい面もあった。


総選挙に対しても、しばらくは個人の戦いというスタンスが強かったようだが


昨今はかなり説得力を伴うかたちで愛知の東海のアイドル、 SKEの、48全体の顔という自覚が見えてきたように思う。




今彼女は、心技体、三拍子そろっていると言えるだろう。





様々なドラマを乗り越え帰還した、地元とともに輝く地方アイドル



それは地方の可能性そのものでもある。




今、松井珠理奈が1位になることには大きな意味があるのだ。


2018年6月9日土曜日

速報15人!チーム8上昇の理由を考えてみた


チーム8に関しては、上位こそ少ないものの



今速報で15人(昨年は8名)とランクイン数ではNGTやNMBをも上回っています。






正直、昨年からようやく目につく結果が出てきましたが(倉野尾成美がアンダーガールズで30位)、その熱量に比べて思ったより差してこないなあという印象でした。(昨年の最終結果は5名のみ)




なんでやろう???リクアワなどで見られる勢い、熱さからしてもっと入ってええはずやのに...




はたから見てる者としては正直よくわかりませんでした。



単純に若いファンが多いから?加えて、全国に飛び回るチームだけに現場優先だと総選挙まで体力が残っていないことも大きいのでしょうか?各都道府県の代表の集まりだけにチームとして一つの土地と結びついているわけではないので、他の支店のように土地の人たちと密着した一つの勢力にはなりにくい。



こんなところでしょうか?





チーム8はその出自から、もう一度一からAKBを作り直す意味合いがありました。




TOYOTAという世界最強の企業を後ろ盾に各地方での営業中心の「会いに行くアイドル」、街を元気にするライブアイドルという原点に戻った姿勢がAKB創世記のファンの支持も集めつつ比較的若いファンが多く流入しました。



これだけ独立した活動が続くとチーム8で単独シングルデビューしたい!という声が、ちらほら僕にも聞こえてくるようになりました。



そんなヲタたちの想いがピークを迎えた昨年、AKB12周年公演において組閣が発表され、本格的にチーム8のAKB本体への兼任という名の吸収合併が断行されました。




多くのエイター(8ヲタ)は推しの飛躍に繋がる可能性を喜びつつ、ほろ苦さも味わったことでしょう。





8は8だけで独立していたかった。



別枠で扱われ続けることで、いつしか独立した自分たちの理想を持つに至ったのです。



だから



”総選挙” = AKB本隊のシングルメンバーを決める、という土俵に上がることに関して足並みがそろってなかったのでしょうか? 



8は8だから



そんなヲタの心情がどこか選挙に対する違和感につながっていたように思います。




さらに前提として



ここしばらく小栗有以がエースという扱いにはなっていましたが、8でシングルデビューしてセンターになるでもなく、本隊のシングル選抜になって渡辺麻友に後継者に指名されるも、よくある期待の”次世代”以上の存在というには決定打が足りませんでした。



構造的に決定的な中心軸となる存在が定まっていなかったこと



が大きいでしょう。



前田敦子という絶対的センターがあった上で、その対立軸として他のメンバーのヲタの民意が反映されてこその選抜総選挙ですから。



組閣では大胆にもチームAキャプテンに岡部麟が就任



総選挙シングルのセンターとして小栗有以を抜擢!







チーム8の物語は一旦一区切りを迎え、本隊のメンバーとして中心軸は彼女に定まりました。




それゆえにカウンターとして他の8メンを押し上げてみせる!という効果が働き、コミュニティーの成熟とともにエイターが今回本格的に腰を据えて参入してきたのかなと見ています。




トップは前回が速報ランクインからの圏外でリベンジを誓う27位の大西桃香。


昨年よりは落ち着きましたが倉野尾成美が37位と今回も気を吐いています。



続いて小栗が49位。




これからの AKBはチーム8が引っ張る。


そんな意気込みを見せつけられているようで決して侮れません。




比較的下位に集中していますが

この辺で踏ん張られると他のボーダーメンが割りを食うことは避けられません!(汗)




SKEが第1党を取れるかどうかは8との争いにかかってくるのかもしれません。

2018年6月8日金曜日

油断大敵!やっぱり厄介なNGTの強さとは?


SKEヲタとして今回の総選挙、勢力として目につく厄介な存在は、やっぱりNGTとチーム8でしょうか。




まずは NGTに関して、速報は13人ランクイン!





今回も新記録となる驚異的な票数で2年連続速報1位を獲得した荻野由佳ちゃん(結構好きです)






昨年はあまりの桁外れな票数とモバイルサイトでのシステムバグという状況もあり不正投票疑惑が巻き起こりました。ある程度予想できましたが見事なまでにその疑惑を払拭させる結果となりました。柱王(二本柱の会からの大量投票)なのかなんなのか知りませんがフロックでないことを証明しましたね。



驚いたのはそれに続くメンバーの顔ぶれが昨年と変わったこと。




9位のかとみな(加藤美南)はええとしても




太野彩香(7位)

長谷川玲奈(11位)





って誰やねん!?笑



まあ何となく名前と顔は知ってたけど、どんな子かは全く知りません。。





この辺りの現象というか層の厚さを感じさせるところがNGTの強さを物語ってますなあ



NGTの最新シングルでセンターを務めるのは昨年の総選挙で大躍進した一人である本間日陽ちゃん。



ここまでNGTはシングルごとに毎回センターが変わる!という自グループ内戦国時代が続いています。その国内での勢力争いが平定されていない熱量が、そのまま総選挙という舞台にも持ち込まれているように感じます。



48グループという単位で見ても、リクエストアワーで見られたように、チーム8との対立軸が機能しているところも面白いです。



一部のヲタが異常なエネルギーを費やしているのでしょうが、Negiccoという先輩がいるとはいえ、まだまだアイドル未開拓の地であった地元新潟で強力なサポーターを掘り起こせたことが大きいのかもしれません。



改めて速報見ると



アンダーガールズまでのカウントだと、8人入ってるからSKE負けてるんすよね(汗)(SKEはアンダーが大場竹内の2名のみで計7名)



SKE全体で30人入って喜んでる場合ちゃいまっせ!!



実際、北川綾巴の33位を除くと



あとの22人は40位以降なんです。地盤があるメンバーは上がってくることは予想できますが、この辺りから圏外になることは決して珍しいことではありません。





ゼロポジ生討論で評論家宇野さんも言ってたけど...




ヤツら




空気を読む気など全くありませんな(汗)



名古屋開催だからと言って珠理奈に花を持たせる気など微塵も感じられません。。





本気で刺しに来てる!と見て間違いないクレイジーさです(滝汗)




油断大敵!NGT恐るべしでっせ!!



2018年6月3日日曜日

時は来た!北川綾巴よ2.0へアップデートせよ!


今回速報で良い位置につけていてホッとした一人が北川綾巴です。(33位)



いわゆる推されコースを歩んできたメンバーであるだけに、与えられてきたチャンスに比べて、これといった手応えのある結果が残せていないことをずっと気に病んでいる様子でした。



「自信がない」


「自分にはこれといったものがない」



そう言っては迷いの森から抜け出しきれない彼女に、もどかしさを感じてきたファンも多いのではないでしょうか?



かくいう僕もその一人です。



名曲「12月のカンガルー」でのセンター抜擢後


当時の支配人今村氏がNGTに移ることや松井玲奈卒業という状況もからみ、続けてセンターを張ることができませんでした。結局それっきりです。




(総選挙で)結果の出せない一度っきりの元センター...




きっと彼女にしかわからない苦悩が重くのしかかっていたことでしょう。




その後のAKBへの兼任、チームSリーダーへの抜擢、雑誌やメディアも含めてポスト珠理奈として何とか一皮むけてほしい!との思いがスタッフだけでなく業界関係者からもひしひしと感じ取れるほどでした。



とても受け止めきれななかったのでしょう。




「なんで自分なのかわからない」




肝心のところでヘタレる姿が目についていました。




憧れの大先輩、宮澤佐江の卒業がぽっかりと彼女の心に穴をあけたことも大きい。


さえちゃんに憧れて、AKB、SKEになりたくて入ってきたメンバーだけに、センター抜擢以降のある種の停滞は致し方ないのかもしれない。



6期生としてすでにキャリアは5年。



今年は目標を「再ブレイク」と自分でネタにできるほどになっており、兼任を経てチームSリーダーとしても徐々にたくましさを増しています。



ただ、アイドルとしてわかりやすいフレッシュさや可愛らしさをストレートに武器とする、一人のプレイヤーとしてはそろそろ飽きられてくる頃。



私にはこれといった武器がない?



まず君は美しい!これは自信を持って良い!


僕の地元、奈良でのコンサートツアー参戦時、綾巴に並々ならぬ存在感を感じた。引いた距離で見ても、彼女の目力を中心とした美しさはストレートに届く力があったことを強調しておきたい。気持ちが乗った時のステージパフォーマンスの爆発力も目をみはるものがあります。客席でのハイタッチひとつとってもサービス精神に対するプロ意識があることを感じた。



個人的にはもう一度原点に戻ってステージパフォーマンスを磨いてほしい!



彼女はわかりやすいタイプで、気持ちのノリがそのままパフォーマンスにも出やすい。



要するに精神的なムラが大きい。



いい時はめちゃくちゃいいのですが、そうでない時は...と感じることが多いのです。ただキャプテンになってからそのあたりも少しづつ改善されてきたように思う。





一方で、デビュー時のポンコツの印象とは裏腹に彼女は運動神経が良い。



運動会等で足が速いのは知っていたが、先日レギュラー番組、0ポジで披露された腕相撲と車の牽引で見せた圧倒的なパワーには驚愕させられました。





ありますがなコレが!!



今までアイドル的に力自慢はちょっと恥ずかしいという思いがあったのでしょうか?


かわいくて美しくて、なおかつ力強いって素晴らしいじゃないですか!!



か弱い守ってあげたい系も嫌いじゃないけど、笑



最近の東スポでのインタビューでは中学の部活で過酷な筋トレを課されていた過去を話していました。その時に培われた基礎体力が生かされたのでしょう。



こうやってストレートに生かすのも良いですが、やっぱりこのパワーを改めてステージパフォーマンスに生かしてほしい!パワーを生かした”圧倒的な力強さ”を感じさせるパフォーマンスといえば...




そう!ダブルセンターとして袂(たもと)を分かったあの宮前杏実の魂を宿らせるべきです!




力強さと美しさが高い次元で掛け合わさったパフォーマンスこそ君の目指すべき道だ!


問答無用のパフォーマンスで俺たちをねじ伏せてくれ!!




チームリーダーとしても



もう間もなく犬塚あさなという頼れる副リーダーが卒業することで

いよいよSは本当の意味で ”北川チームS” にならなければいけません。



松本慈子という心強いパートナーもいる。

もう恐れることなく自信を持ってチームを背負い、私こそがSKE48なのだと胸を張ってほしい!



そのためにも今年の総選挙、できれば選抜に入れてやりたい。




僕は


北川綾巴が再びそのポテンシャルを発揮するなら今だ!


と思っています。





この秋にはいよいよ二十歳を迎える綾巴。



デビュー時から少しませた感じの艶っぽさはありましたが


ここ最近、年齢とビジュアルの成熟のバランスが整いつつあり、絶妙な美しさに仕上がってきました。



そこに場数を経たたくましさとAKB兼任を通して改めて気づいたSKEへの想い...




時は来た!今しかない!



チームを背負い、グループを背負い、強く美しい北川綾巴2.0へ進化せよ!!



2018年6月1日金曜日

珠理奈の1位は功労賞でつまらないのか?考えてみた


どうやらニコ生で中森明夫氏が珠理奈が1位になっても功労賞みたいでつまらない
との主旨の発言が一部でプチ炎上してたようですね。




まあそのツッコミは中森氏のような傍観者ならわからなくもない。




なんやかんや10年選手である珠理奈はエントリー中、かなりの古参メンバーです。(峯岸みなみ、大家志津香、宮崎美穂を除く)




AKBで言えば、6.5期に当たる。

ついで高柳、斉藤、内山のSKE2期生。

そこから、横山、大場、山内らAKB9期と須田、松村のSKE3期が続きます。




ナゴヤドームでの開催、SKEは10周年、そこで珠理奈が1位って予定調和すぎる。


エンターテイメントとして意外性がなく面白みに欠ける。




まあわかる。




でもね、僕らは栄ヲタなんです。




僕らなりに彼女の物語をずっと見守り支え続けてきたわけです。




そんな傍観者の安易なツッコミをまともに受け入れることはできません。




仮にですが、宮脇咲良か荻野由佳が1位で珠理奈が2位という結果になったとしましょう。



これまでの歴史を見ても分かる通り、栄ヲタは相当頑張ります。今回もかなりのメンバーがランクインするでしょう。




でも、最後の最後で我らが総大将が負けてしまったら...やっぱり手放しで喜べません。



別におぎゆか、さくらたんがどうという話ではありません。





でもね...背負ってきたものが全然違うんですよ。




今、人生100年時代とよく言われます。


アイドルも長寿命化が進んでます。


ただ長いだけじゃない。そこには刻まれた歴史があるわけです。



正直もう珠理奈はダメなんじゃないか?

と思ったことが何度もあります。


まだ心も体も出来上がらない小学生の頃から、急激な負荷を何度も何度も精神的にも肉体的にもかけられ続けてきました。




もう見てられない...



何度そう思ったことか。



でも珠理奈はなんとか蘇ってきました。




トップクラスのスターは流れる時の早さが違うと言います。1年で3年分ぐらいになるとホリプロの社長が以前、週刊紙のインタビューで答えていました。



たまに珠理奈は老けてるとか揶揄する言葉を目にすることがあるけど、元から大人っぽい上に、時の流れの早さが常人とは比べものにならないんだから成熟してるんです。



昔のトップスターも全盛期は驚くほど若い。山口百恵が結婚引退したのはちょうど現在の珠理奈と同じ21歳の時。その頃の貫禄たるや半端ないです。



無粋なツッコミはやめていただきたい。



一方で、甘えん坊で、寂しがりやで、少年のような子供っぽさがかいま見えるのも魅力。

あんなに美人なのにブリっ子するのが好きだったりもします。



最近は今までアイドル一直線だったところにプロレスに出会い、魂を揺さぶられた。はっきり言ってバカです。でもそのバカになれるところが珠理奈の強さでもあります。プロレスの素晴らしさをちゃんとフィードバックさせてアイドルに生かそうと試みています。





あらためて意外性という意味で、エンタメとして面白みに欠けるのは渋々認めた上で言いたい。




とにかく俺たちは珠理奈を1位にしないわけにいかないんです。




「功労賞」なんて言葉じゃ、なんかくたびれたサラリーマンみたいな扱いで面白くないし、しっくりこない。珠理奈の10年をそんなありきたりな言葉で片付けてほしくない。



総選挙制覇は長きにわたって最前線で戦い続けてきた珠理奈の栄光(と苦難)の物語の一つの到達点としての”栄光の証”であるべきなのです。



これは10年かかってやっと地元に根付き、大輪の花を咲かせた地方アイドルという、アイドルの歴史としても大きな意味を持つ事実となるはずです。




繰り返す。




単なる「功労賞」ではない!松井珠理奈10年の軌跡、その「栄光の証」であるべきだ!!



その物語の大きな区切りとなるナゴド決戦において”栄光の証”を掴めるどうかは我々にかかっている。


どうか中森氏にも、あらためて松井珠理奈10年の軌跡に思いを馳せ、真に票を投じる価値のあるメンバーは誰なのか、現役のアイドル評論家を名乗るのであれば自らに問うていただきたい。