2018年10月3日水曜日

松井玲奈 涙の理由とは?乃木坂への電撃兼任を振り返る【SKE48 10周年】


玲奈ちゃんのことを書いてたら昔のことをちょっと思い出しましたので備忘録的に記しておきます。


役者志望はSKE加入前からでしたし、若くないとやりにくい役柄もあるだろうから一ファンとしては寂しいけど、もう少し早く卒業したほうが...と思うこともありました。



おそらく彼女としては2014年2月のナゴヤドームコンサートを終えた時点ですでに卒業へ向けて踏み出す用意はできていたように思います。


それがその直後のあの大組閣でまさかの乃木坂46への電撃兼任発表。






確かその後のドキュメンタリー映画で

ステージではグッと感情を抑えていましたが、舞台裏でエレベーターに乗ってから

ふと我に返って涙が止まらないといった様子が印象に残っています。



おそらく卒業というボールを運営に投げて帰って来た球がアレだったのですから...


当時の彼女の涙のワケはそのあたりが大きかったのではないでしょうか。



そう簡単には稼ぎ頭を卒業させないぞ!


という大人たちの思惑、なんとも言えない厳しさを味わったことでしょう。



当時の乃木坂の事情は詳しくわかりませんがセンター人事も試行錯誤していた頃であり、売れてはいるけどまだ突き抜けていない、そんな時期だったと思います。同期生中心で停滞感もあった上でのテコ入れだったのではないでしょうか?

グループカラーとしてはある意味好対照なSKEと乃木坂ですが、玲奈ちゃんは育ちの良さそうな一面もあり、当初から以外と違和感ないかな〜と思ってました。ただ僕から見て乃木坂加入は玲奈ちゃんにそれ程メリットがあったようには思えませんでした。でも乃木坂には大いにあったのではないでしょうか。



秋元康からも直接話があったらしいですが


グループの垣根を越えて次へバトンを渡す。


AKBから渡されたものを今度は自分が渡す番なんだ!


当時の彼女はそう気持ちを切り替えていったのだと思います。




彼女が選抜された乃木坂シングルを何度か歌番組で見る機会が何度かありましたが


特に2015年春、最後の参加作となった「命は美しい」を見たときはシビれました。


1人だけ異彩なオーラを放っている人がいる!!


SKEの初期を彷彿とさせるようなヒリヒリするようなマジな彼女がそこにいました。





はっきり言って表現力、存在感が段違いすぎて他のメンバーがただのキレイなお人形さんに見えてしまう程でした。ステージへのぞむ彼女のストイックな意識の高さを含めて、あの彼女の背中を見せるだけでも乃木坂兼任は大いに意義があったことでしょう。


あのプロ意識を間近で見て刺激を受けないワケがありません。



その年の秋、乃木坂は「今、話したい誰かがいる」でついにセールスの初週記録でAKBを上回ることになります。白石麻衣、西野七瀬などの看板メンバーがようやく確立し、年末の紅白歌合戦にも初出場、今に続く坂道グループの天下を築くきっかけとなりました。




この時期の松井玲奈は、改めて評価されるべきやと思います。








あっそうそう!



玲奈ちゃんにもメリットがありましたわ...



アイドルヲタクとしての彼女は生駒里奈や生田絵梨花などお気に入りのメンバーに近づくことができましたもんね(笑)