ずるーい!
ホントは「諦めないでよかったね」なんだけど「出会えてよかったよ」て言ってきた!
終わってから思わずかおたんのセリフに突っ込む須田。
「(卒業)発表した次の日に1位をいただけるなんて思ってなくて... 」
感謝が止まらないかおたん。
涙ながらに語り合う同期の苦労人2人組。
こんなにいい曲だったっけ?と思わずにいられないほどグッとくるものがあった!
今の二人にシンクロした詞やセリフすべてが、ここまでの歩みを象徴するような楽曲「ここで一発」が3年ぶりの開催となった記念すべき10周年リクエストアワーにて見事1位に輝いた。
正直なところ...
ちょっとよく出来すぎやろ!と突っ込みたくなるほど
前日のかおたん卒業発表からの2日目「マツムラブ」からスタート、「ここで一発」で終わるという大団円は綺麗すぎる展開でしたが、終わってみれば大満足!
約3ヶ月ぶりに満を持して復帰した3位の珠理奈「赤いピンヒールとプロフェッサー」から完全に涙腺崩壊、続く2位の8期中心の研究生楽曲「夢の階段を登れ」では、これからを担う伸び盛りのメンバーたちが食い込む大健闘にワクワク!
全体を通してもかなり新旧バランスのとれたランキングになっており、ひょっとして運営が余計な仕事をしたんじゃないか?(汗)と勘ぐりたくなるくらい違和感なく楽しませてもらいました。
この違和感のなさの正体は投票方法にあったと思われます。
従来のようなCDに付属の投票権はなく
モバイル会員、メール会員、オンデマンド会員の3通りのみで期間も3日間のみという試み。これはこれまでのリクアワの結果を踏まえた上で総選挙の代替え行為として過剰な推しへの大量投票を抑制して、まともなランキングにしたいという運営側の意思が働いたものと思われます。
10周年記念ということを考えてもこの判断は妥当だったと思います。
個人的に好きな楽曲的にも人気の高いえごちゃんセンター曲「奇跡の流星群」やこっちゃんのメルヘンなソロ曲「誰にも言わないで」がかなりの高順位で嬉しかった。
一方、全体的にかなり生歌が多かった分、なおちゃんのソロ曲「オルフェス」が口パクでややガッカリ。特に調子が悪いということもなかったはずなので歌唱力が売りの彼女なだけに何故の嵐???もしこれが何らかの大人の事情なのだとしたらそんなのブッ飛ばして圧倒的な歌唱力を見せつけて欲しかったよ!なおちゃん!
その他にも個人的には10周年だけに「チャイムはラブソング」など歴史を踏まえた大切な曲もランクインして欲しかった!など少々思うところはありましたが上位3曲の熱さで納得させられました。また卒業生やゲストなどもありかな?と思っていましたが、奇をてらわず今が一番楽しいSKEで最後までぶっ通してくれたことが、屈託無く気持ち良かった。
あらためて1位になって、今聞く「ここで一発」には感慨深いものがありました。
曲調も衣装もコミカルな面が目立つ曲だけに特にあまり注目してなかったが、なかなかどうして歌詞の良さも再確認。
まさかこういう日が来るなんてね
なんだか信じられないよね
まぶたの奥ジンジンと熱くなってきた
まさにステージに立っている今この瞬間を歌ってますやん!
やすすGJとしか!
彼女たちも加入して約9年。
かおたん「私たち二人って、最初はあんまり必要とされてなくて...やっとテレビに出れるようになったらブスだのなんだの言われて」
決して順調なことばかりではなかったアイドル人生
いろいろ乗り越えてきたからこそ沁みてくるものがありました。まるでこの日この場で1位になるために生まれてきたかのような詞のシンクロ具合と彼女たちの溢れる感情、投票したヲタの心意気と卒業発表の翌日というミラクルに涙せずにはいられませんでした。
かおたん「あー本当に今しあわせー!」
あかりん「ちゃんとこうやって人生で今まで一位になったことなかったから...こうやって大事な仲間と力を合わせたら、支えてくれる人がいたら一番に手が届くんだって見せてもらった気がします」
そう言って幸せを噛み締める二人。
涙ながらにこんなこと言われたらヲタとしては投票冥利につきるってもんです。
「もう卒業やめなよ!」
斉藤キャプテンの突っ込みに沸き立つ客席。
きっと最高の思い出になったことでしょう。
彼女たちの涙を見ながら僕もヲタをほぼ同じ月日続けて、彼女たちの足跡を見守ることができて良かった!となんとも言えぬ温かい気持ちになりました。
後に続く後輩にも希望となったことでしょう。
食らいつくんだガツガツ行こう
もし遠慮してたらチャンスは誰かのもの
自分にできることはどんなことも全部やってみよう!