このブログは関西のSKE48ファンであるブロガーぽんすけが目撃したメンバーのマジをピックアップしてマジな意見で打ち返すコラムです!当然ですが好きで書いてます。
2018年6月1日金曜日
珠理奈の1位は功労賞でつまらないのか?考えてみた
どうやらニコ生で中森明夫氏が珠理奈が1位になっても功労賞みたいでつまらない
との主旨の発言が一部でプチ炎上してたようですね。
まあそのツッコミは中森氏のような傍観者ならわからなくもない。
なんやかんや10年選手である珠理奈はエントリー中、かなりの古参メンバーです。(峯岸みなみ、大家志津香、宮崎美穂を除く)
AKBで言えば、6.5期に当たる。
ついで高柳、斉藤、内山のSKE2期生。
そこから、横山、大場、山内らAKB9期と須田、松村のSKE3期が続きます。
ナゴヤドームでの開催、SKEは10周年、そこで珠理奈が1位って予定調和すぎる。
エンターテイメントとして意外性がなく面白みに欠ける。
まあわかる。
でもね、僕らは栄ヲタなんです。
僕らなりに彼女の物語をずっと見守り支え続けてきたわけです。
そんな傍観者の安易なツッコミをまともに受け入れることはできません。
仮にですが、宮脇咲良か荻野由佳が1位で珠理奈が2位という結果になったとしましょう。
これまでの歴史を見ても分かる通り、栄ヲタは相当頑張ります。今回もかなりのメンバーがランクインするでしょう。
でも、最後の最後で我らが総大将が負けてしまったら...やっぱり手放しで喜べません。
別におぎゆか、さくらたんがどうという話ではありません。
でもね...背負ってきたものが全然違うんですよ。
今、人生100年時代とよく言われます。
アイドルも長寿命化が進んでます。
ただ長いだけじゃない。そこには刻まれた歴史があるわけです。
正直もう珠理奈はダメなんじゃないか?
と思ったことが何度もあります。
まだ心も体も出来上がらない小学生の頃から、急激な負荷を何度も何度も精神的にも肉体的にもかけられ続けてきました。
もう見てられない...
何度そう思ったことか。
でも珠理奈はなんとか蘇ってきました。
トップクラスのスターは流れる時の早さが違うと言います。1年で3年分ぐらいになるとホリプロの社長が以前、週刊紙のインタビューで答えていました。
たまに珠理奈は老けてるとか揶揄する言葉を目にすることがあるけど、元から大人っぽい上に、時の流れの早さが常人とは比べものにならないんだから成熟してるんです。
昔のトップスターも全盛期は驚くほど若い。山口百恵が結婚引退したのはちょうど現在の珠理奈と同じ21歳の時。その頃の貫禄たるや半端ないです。
無粋なツッコミはやめていただきたい。
一方で、甘えん坊で、寂しがりやで、少年のような子供っぽさがかいま見えるのも魅力。
あんなに美人なのにブリっ子するのが好きだったりもします。
最近は今までアイドル一直線だったところにプロレスに出会い、魂を揺さぶられた。はっきり言ってバカです。でもそのバカになれるところが珠理奈の強さでもあります。プロレスの素晴らしさをちゃんとフィードバックさせてアイドルに生かそうと試みています。
あらためて意外性という意味で、エンタメとして面白みに欠けるのは渋々認めた上で言いたい。
とにかく俺たちは珠理奈を1位にしないわけにいかないんです。
「功労賞」なんて言葉じゃ、なんかくたびれたサラリーマンみたいな扱いで面白くないし、しっくりこない。珠理奈の10年をそんなありきたりな言葉で片付けてほしくない。
総選挙制覇は長きにわたって最前線で戦い続けてきた珠理奈の栄光(と苦難)の物語の一つの到達点としての”栄光の証”であるべきなのです。
これは10年かかってやっと地元に根付き、大輪の花を咲かせた地方アイドルという、アイドルの歴史としても大きな意味を持つ事実となるはずです。
繰り返す。
単なる「功労賞」ではない!松井珠理奈10年の軌跡、その「栄光の証」であるべきだ!!
その物語の大きな区切りとなるナゴド決戦において”栄光の証”を掴めるどうかは我々にかかっている。
どうか中森氏にも、あらためて松井珠理奈10年の軌跡に思いを馳せ、真に票を投じる価値のあるメンバーは誰なのか、現役のアイドル評論家を名乗るのであれば自らに問うていただきたい。