2018年7月9日月曜日

珠理奈の休養発表、”今”我々に何ができるのか?



事態は僕が思っているよりはるかに深刻だったようだ。





先日、ついに公式に我らが松井珠理奈が活動の一切を休止し、しばらくの間療養に専念する旨が発表された。

SKE48 | ニュース | 松井珠理奈休養に関して



念願の総選挙1位での歓喜の瞬間もつかの間、


その総選挙楽曲の初披露に当の本人が参加できないという異常事態を一体誰が想像できたであろうか。



こんなことになる為に彼女に投票したのではない!一位にしたわけじゃない!!



なんとも痛ましい、やりきれないファンの思いがSNS上を中心に駆け巡っている。






もちろん私もその想いは同じです。



でもこの事態を、苦渋の決断をせざるをえなかった珠理奈の想いはいかばかりか?




一番苦しいのは紛れもなく彼女です。




総選挙時、プレッシャーからか3日間ろくに寝れず食べれずという状況の中、


あれだけの大イベントを最後まで乗り切ったと思いきや、彼女の発言が発端とはいえ、いびつな好奇心が渦巻くツイッターを始めとしたSNSやまとめサイトなどによりあっという間に、わがままパワハラ女王のような悪意に満ちたレッテル貼りの嵐。。。




良くも悪くも総選挙の一位は世間からの好奇心の格好のエサになってしまう。




昨年までの3年間、あの指原莉乃の安定政権が続いていたせいか(昨年の須藤凜々花は特別としても)総選挙自体の話題性の低下を含めて、ここまで残酷な事態に至る危険性があることを運営陣はもちろん、我々も甘く見ていたところがある。




怒り、悲しみ、憤り、




デビューシングルから、珠理奈からファンになった自分も、AKB兼任発表後の一時的な休養こそあったものの、ここまで事態は初めてで正直戸惑っている。





でも、ここでくじけてしまったらアンチの思うツボだ。




珠理奈のスピーチを思い出す。



「今の48グループが1番最高です」



かつてのブームの幻影や外野からの他のグループとの比較の声に捕らわれ、スピーチに悔しさがにじむ後輩たちに、当時から最前線でグループを引っ張る立場だった彼女のこの言葉は大きい。



その意味するところは



こんなに素晴らしいお客さんが目の前にいるじゃないか!だから「今が一番楽しい、最高だ」と思える瞬間を更新し続けていけばそれでいいんだ!今この場で自分がいかに熱くなれるか、そして目の前のお客さんを熱く魅了することができるか?いつだって今が最高なんだ!




僕にはそんな風に聞こえた。




これは高柳明音がスピーチで言った「今が一番楽しい」にもつながる。



その意味するところは



悔しいことも悲しいこともたくさんあったけど、でもその経験があるから、乗り越えたからこそ今がある。だから今が一番楽しい!って言えるんだ!



これはほぼスピーチ通りだ。



翻って、かつてない厳しい状況ではあるが



珠理奈がもう二度とこの楽曲に参加することができないわけではないし、アイドル生命が終了したわけでもない。しばらくして彼女が戻ってきた時に、いつでも最高の状態で、最高の10周年にできるようメンバーも我々も彼女への想いを、この悔しさを胸に、



”今が最高”と思える瞬間を、”今が一番楽しい”SKE48を更新し続けようではないか!!



きっとそれが、他でもない珠理奈が最も望んでいることでもあるはずだ!