あまり楽しめていなかった。
彼女たちのキャラやそれにあった衣装などゆるく大会全体は楽しめても
そもそもの意義を感じにくいイベントになっていただけに
藤田奈那(なぁな)の優勝は素直に喜ばしい結果だった。
ベストバウトは文句なしに決勝だろう。
ここまで来ると思っていなかった2人は優勝=ソロデビューというプレッシャーを目の前にして立ちすくんだ。
あの6回のあいこはそのプレッシャーから来る、
私が優勝したらマズいんじゃないか?という迷いと
極度の緊張から来る、こわばり固まったグーの手そのものを変えられないという状況が生んだものだろう。
結局その迷いを乗り越え、栄光をつかむ為に一歩踏み出せたなぁなに軍配が上がった。
こうして見るとたかがじゃんけんとバカに出来ないドラマがある。
2人のこれまでの歩みなどを踏まえた上だとなおさらだろう。
なぁなは正に劇場の守り神だ。
ゴールデンエイジとして大々的にプッシュされた
9期生の後の10期生として陰ながら劇場を支え続けた。
加入時は本当に子供だったが昇格後あたりからプロ意識が芽生えたのかパフォーマンスがどんどん良くなって行った。
キャリアに比して劇場公演回数の伸びが異常に早く、劇場重視派のファンには一目も二目も置かれていた。
目立ったところでは、フジTV「めちゃイケ」でUZAを踊った時の彼女のパフォーマンスは
目を見張るものがあったのを記憶している。
彼女は素直で事情に人懐っこい。
SKEファンならチームK兼任時の奈和ちゃんや珠理奈は本当に彼女の存在が支えになったことを知っているはずだ。
大人数グループではマネージャーなどのフォローにも限界があるため
彼女のようにチーム内マネージャー的な
困ってるメンバーをほっとけない存在は非常に重要なのだ。
タイプ的には「RIVER」や「UZA」のような躍動感のあるダンスナンバーが似合う彼女。
スタイルの良さが引き立つであろうCA衣装を生かしたダンスナンバーでMVを飛行機や空港で撮影したら面白そうだ。
c/wで
非公式ユニット「おかぱーず」に気の利いた一曲を添えてくれたらヲタクとしては
大喜び!
秋元氏がどう料理するのか興味津々である。