2015年6月17日水曜日

それでいいのか?柏木由紀への想いと落胆


いつだっただろう?

僕がアイドル歌手、パフォーマーとして尊敬していた
柏木由紀に言いようのない胸騒ぎを感じたのは。


かつて、2012年のAKBリクエストアワーで

ゆきりん玲奈ちゃんと「てもでもの涙」を披露してくれた。

















この曲は彼女がオリジナルメンバーであり、パートナーであった
同期の佐伯美香ちゃんの不遇の卒業エピソードも含めて
毎回上位に入る人気公演曲だ。


当時は兼ヲタだったのでフラットに見ているつもりだったが
何だかゆきりんの様子がおかしい。


圧倒的な清純オーラで切ない曲が似合ってしまう玲奈ちゃんに対して
曲の性質があるにせよ、何かドンよりとした魔が入り込んだような表情の
ゆきりん言いようのない胸騒ぎを感じたのを今でも覚えている。


ひと言で言うと、思いっきり目が濁っていた(笑)


アイドルとしての彼女はシアターの女神公演が始まった
2010年あたりに、すでに完成しているように思う。


表題曲である「シアターの女神」を見れば一目瞭然だ。


決して自ら口にはしないが、私が”シアターの女神”よ!

という気概が全身から伝わってくるパフォーマンスに
当時劇場でおおいに魅了されたものだ。

だがそれ以降は個人的にはソロデビュー、コンサート辺りまで
あまり目立った進化を感じることはなかった。

2011年には総選挙で3位と見事に神7入りを果たす。

上はもう大島優子前田敦子のみ。
2012年にはワタナベエンターテインメント入りと非常に順調だ。

以前から峰岸みなみとつるんでいるのは知っていたので
このあたりで誘惑の魔が入り込んだのかなと個人的には思っている。


僕は彼女の代表曲「夜風の仕業」が本当に大好きだ。


ちょっぴり切ない状況が、単身鹿児島から上京してきた彼女にシンクロ
する部分が想像力を喚起させ、しっとりとした歌唱と相まって
うっとりとさせてくれる名曲だ。

今回のスキャンダルは見事なまでに、そのファンタジーを打ち砕いてくれた。


もうそんなうっとりした気持ちで、あの曲に浸ることができないのか
と思うと、何とも言えぬ寂しい思いに捕われてしまう。


百歩譲ってまともな相手まともな恋愛なら

「もういい年だし、AKBにもかなり貢献してきたメンバーだから」

と容認する空気もあっただろう。

だが相手が超絶チャラ男くんで、何の釈明もないままでは
都合の悪いただの遊びだったんだなと、勘ぐられても仕方がないというものだ。


そして今回の写真を撮られた時期が
峰岸みなみの一件の後、出てきた深夜の合コン写真騒動から
そんなに経ってない時期である点を見逃してはならない。

全く反省していなかったと見られても仕方ないだろう。


僕は彼女をプロのアイドルとして尊敬していた。


元アイドルファンである彼女だからこそ、誰よりも我々の気持ちを
理解してくれているはずだ!という思いがあっただけに(勝手な思い込みですが)
落胆の度合いも激しいものにならざるを得ない。

だからこそ、あらためて問いたい!

「ゆきりんよ、本当にそれでいいのか?」