2015年6月15日月曜日

刺さるスピーチとは?総選挙におけるスピーチ論


総選挙を受けてのメンバーの感想
などが出そろってきたが、チームEの加藤るみがラジオで

「名スピーチは作るものではなく、出るもの」

と発言していた。


まあるみのことだから、NAVERまとめでも見たのかな(´--) ?
と思いつつも、我が意を得たり!であった。


どんな事を言おうか概ねメンバーは事前に考えているだろうが
舞台に立ったら頭が真っ白になり

”思わず感情が溢れて、思いの丈を吐露してしまうようなスピーチ”

一番刺さるように思う。

2011年の前田敦子のスピーチが正にそうだし

今回この視点で一番印象に残ったのは正直、島崎遙香である。



彼女にはアンチが多い。

ぽんこつ塩対応キャラが、アイドル特有の甘えと背中合わせである為、
仕方ないだろう。かく言う僕もぽんこつ過ぎてちょっと苦手だったのだが
2013年のドラマ「so long」あたりから彼女の演技にマジを感じるようになった。

キャラ作りなどできない不器用さゆえに、正直すぎるところが
前田敦子にも通底する魅力であろう。

その彼女の「 私たち世代に力を貸してください!」

が今回、思わず出ちゃった感が一番強かったように思う。


普段こうゆう感情の出し方をしない彼女だからこそ
ギャップ的にもグッとくるものがあった。

あの一言でどれだけ彼女にプレッシャーが掛かっているのかを
感じれたのではないだろうか。

利口なメンバーならまだしも、そうでないメンバーは特に


「いいことを言おう」


とするがあまり、滑ってしまうことがある。昨年の須田ちゃんが良い例である。


彼女がチームリーダーにもなり、ある程度のトーク能力も問われており、
経験値も上がり良くなっているのは十分承知だが、あらためて言いたい。


須田よ、いいことを言おうとするな!!


君には優等生コメントなど全く似合わない!

感情を爆発させてド根性を見せてほしい!

それが一番”鉄人”須田らしいのだ!!

だから今年の彼女は選抜は落ちたが、らしさという点では良かったのである。