7周年はサンシャイン全体を使った賑やかな、お祭り的な展開が
ちょっと早い文化祭のような雰囲気で非常に楽しいイベントとなった。
ミッドナイト公演という新たな試みもあり、寝不足者も出るほど
頑張ったメンバー、スタッフ運営陣に、あらためて拍手を送りたい。
後半の湯浅支配人からのユニットデビュー発表には驚かされた。
シングルとは別展開とのことだがタイミング的に
玲奈ちゃん卒業後の勝負を賭けた再出発として
いつも通りの安易なリリースを避け、実験的な試みに出たと思われる。
どのみちシングル売り上げは「チョコの奴隷」以降苦戦気味なので
このタイミングでチャレンジすること自体は大歓迎だ。
ただユニットのネーミングセンスが残念ながら、いつもの
シングルのカップリングユニットと同じクオリティ
で、運営陣のマジがいまいち伝わって来ない。
欅坂46の件もあるので今からでも何とかして欲しいものだ。
表題曲ユニット ラブ・クレッシェンド 7名は
(小畑優奈 江籠裕奈 北川綾巴 熊崎晴香 後藤楽々 菅原茉椰 松井珠理奈 )
ルックスとフレッシュ感重視の純アイドル選抜といったところか。
かつての「青空片思い」や「ごめんねサマー」と同じ構成だけに
このメンバーが選抜の実質的なシングルだと捉えられても仕方が無い。
一部で流布しているSKEはブスが多いのイメージを覆したい意図もあるだろう。
個人的にはフルマリオン(古畑奈和 東李苑)
が最も想像力を掻き立てられるユニットだ。
歌も楽器も演技もできる2人だけに選択肢は多いが
僕なら敢えてこのネーミングを生かして2人に特撮ヒロインものを
主演させ主題歌も歌わせたい。
今はなくなったが、セーラームーンのひな形にもなった「美少女仮面ポワトリン」
のような 女性アイドル x 特撮もの という路線は
子供のファンを増やす意味でも有効なように思う。
曲を待って判断したいが、全体的に見て今回の各ユニットは
かつての本店の正規ユニットと比べた場合、
ストーリーやコンセプトが
明らかに弱いように思う。(シングルのカモフラージュだとしたら当然だが)
元々SKEはソロ、ユニット展開が、かおたん以降全く見えていなかった。
この点今回は、もれたが 非公式ユニット「まいてぃ」のような
メンバー自身からスタートするくらいのアイデアや情熱を発信してもらいたい。
SKEだけでなく、48Gのメンバーに最も欠けているのは
こういった 主体性 だ。
これだけの人数なのだから、まな板の上に載るのを待っているだけではダメだ!
一応SKE名義のシングルではない分、自由度の高いプロモーション展開が
可能なはずなので、握手会だけに忙殺されない試みを期待している。