2015年7月30日木曜日

いい人になりたい!北原里英の心層





初めてキタリエと握手した時すぐにわかった…

彼女はかなりの人見知りである。


SKEのリクエストアワー2012ゼロポジション目当てで
TBSチャンネルに加入したのだが
里英ちゃんのドキュメンタリーを見ないわけにはいかない。


それは元SKEだからではなく、
そもそもAKBに興味を持つキッカケが里英ちゃんだったからだ。


そう僕にとって彼女は最初の推しなのだ。


里英ちゃんのドキュメンタリーと言えば
今回の番組でも取り上げていた、じゃんけん大会での密着カメラ”リアル”があった。

人見知り発動でなかなかにガードが固く、

最後になってようやく打ち解けてデレる展開で
ヤキモキさせられつつも愛おしくなってしまったのを思い出す。


今回も番組の掘り下げ方は違うものの彼女の対応は
大まかにはそんな感じで…

「変わってないね〜キタリエ」が率直な感想でした。


その時はまだフレッシュ感があったが今は完全にもうベテランだ。
かわいいだけで許される状況ではない。

NGTへの移籍自体は賛成というか、それしかないと思う。


僕自身は基本DD(誰でも大好き)なのでテラスハウスまではフォローしていたが
すぐに不愉快になって見るのを止めてしまった。


むろん彼女のせいではないが、既に女優路線も中途半端で
演技も特筆するほど光るものはないし
正直玲奈ちゃんのような芝居への情熱も感じられない。
元より歌やパフォーマンスに秀でているわけでもない。


自虐的に中堅どころがお似合いのような発言も散見されていたが
そのスタンスは誤解されやすいからあまり言わない方がいいなあと思っていた。


気が付けば、僕の興味はかなりうなぎ下がりになっていた(^ω;




「落ちている時に卒業したくない!」


もはや意地だけで踏みとどまっている状態。


だが彼女の良いところはいい人ライクなキャラと
ANN最多出場を誇る安定感のあるトークだ。


思わず自分でいいヤツと頻繁に言ってしまうのは、根っからというよりも


いい人でありたい!という彼女の持つ願望が
ある種の軽い自己暗示となって表出しているように見える。


おそらく、そうしなければ番組内で見られたような

中学時代の友達のような”イケてるグループ”に属す事が出来なかった。

少し意地悪な見方をすればそんなところだろうか。


そして自分がいい人役になる事で居場所が保たれ、グループの調和が保たれる。

和を乱す事を極端に嫌う、典型的な日本人とも言える。


彼女のような中間管理職的な調整役は必要だ。


彼女のソロ冠ラジオを聞いているが…正直それほど面白くはない(笑)

むしろANNのような複数人におけるサポート役、
相手のキャラを引き出したりする調整役で一番能力を発揮するタイプだ。

彼女の登場回はほぼ聞いているので、それゆえのANN最多出場なのは間違いないだろう。


同期の指原は、よく彼女のことを友達と言う。


ライバルでも同期メンバーでもなく、まず友達と言うワードが出るのは

自分と同じ匂いがするからだろう。


元がネガティブヲタク女子的なところは確かに共通している。


妄想が得意でNoy yetのc/wで作詞もした事などから指原に共通する
アイデアやプロデュース能力の可能性も秋元Pに見込まれてのNGT行きであろう。


僕の初代推しメンの里英ちゃん。


方向性に悩んだこの数年間…やっと自分の明確な
居場所を発見できたのではないだろうか?


ドキュメンタリーエンディングの彼女の

心からの笑顔 を見て

これからは少し安心して見守れそうな気がした。