2015年7月18日土曜日

プロレスファンから見たAKB新聞巻頭対談!




僕は往年のプロレスファンですが
今回のAKB新聞の対談を読んでいて
思わず、全く同じ装丁のプロレス新聞である
今は亡き週間ファイトを思い出しました。

巻頭の 高橋みなみ X 指原莉乃 対談は内容も含めて

まるで大物レスラー同士の対談を読んでいるようかのような
錯覚に陥りましたわ(笑)

元々AKBグループ自体も半分プロレス感覚で楽しんでいるところがあります。

運営陣の仕掛けは、茶番で我々の怒りを買うところも含めて(笑)
かつての新日本プロレスを彷彿とさせるところがありますよね。

それにしてもこんな新聞が片田舎のコンビニにも置いてある事が
何気にスゴい事ですね。
僕が学生時代のアイドルシーン(主にアラウンド’90)は
そこそこのクラスの子でもオリコンの50位以内に入るのさえ、やっとの状態
になっていました。

もうこのままアイドルは絶滅危惧種に認定されるのでは?と思うほど
シーンは冷えきっていましたよ(遠い目)
それを思えば今は夢のようです。ありがとうAKB新聞!

というわけで貫禄たっぷりの二人の対談ですが

おそらく対談前に指原はBUBKA小林よしのり氏の記事を読んだようで

総選挙スピーチでの公を語る高みな
私事しか語っていない自らとの差を気にしていたようだ。

まあ図星ではあったが

あんな横綱スピーチが出来る20代はおそらく
日本で彼女しか存在しない。

高みながスゴすぎるだけだ。

それにしてもセットリストから歌番組や記者会見での対応力まで
おまえはアイドル界の長州力か大仁田厚かっ!と突っ込みたくもなる。

よくアイドルの邪道=指原とされるが、邪道と言えば
もちろんプロレスラー大仁田厚である。

確かに彼女はAKBを追われてHKTに移籍したところが
大仁田の全日本プロレス→FMWを連想させるし
コンサートの何でもありのエンタメ性有刺鉄線電流爆破など
何でもありのFMWに重なる部分がある。

そして記者やテレビ前での機転の利く対応や
パフォーマンス、レスラーとしては決して強くなかった所なども含め
大仁田と指原は大いに共通点がある。

彼女は今のAKBは『工夫を知らない』美人ばっかりに
なっちゃってる」と言った。

まさに創意工夫プロレスの概念を広げた大仁田に重なりますな〜♪ 


さしずめルックスの良い子は、体の大きい恵まれた若手レスラーでしょうか。


先月の横アリHKTコンは恐竜のギミック全メンバーによるブラスバンド
指原の水着自由すぎるセットリストなど正に何でもありで、
有刺鉄線電流爆破から火炎放射バルコニーダイブなどの
インディーズプロレスを彷彿とさせるものがあった。


HKTコンの積極的エンタメ性はすばらしいしSKEも是非取り入れるべきだと思うのだが

僕が一番好きなプロレスはUWF系だったので、
やっぱりSKEが一番しっくり来ているのは
自然な成り行きなのだなと妙に納得してしまうところがある(笑)


一方、最近すっかり優しくなった高みなだが

2年前くらいまでのキリッとした精悍な表情
FMWを売り出そうと躍起になっていた昔の大仁田のようである。

背負っている人間ならではの強さ説得力に溢れている。

ちょっと早いがアイドル界の小さな巨人よ今までありがとう!

でも大仁田みたいに勘違いして政治家にはならないでねっ!(汗)