2015年12月9日水曜日

AKB誕生10周年、この先の可能性は地方にあり!


ついにAKBが10年目に突入した。
先輩にモー娘。という存在があるにせよアイドルグループが10年間それなりに一線で活躍
し続けるのは”偉業”と言って良いだろう。



Maybe新規の僕もしばらくは兼ヲタだったので、それなりに熱い思い入れはあるのだが
どうにも2013年の総選挙トップ争いで完全に異民族(比喩です)に選挙を乗っ取られた
あたりから劇場にも熱を感じなくなり一旦身を引いている状態だ。

順調なように見えるシングルセールスも
今やすっかり姉妹グループファンに依存する構造になっている。
劇場もあの手この手で目新しさを維持しているかに見えるが
肝心の新公演はようやくめどが立ったところであり、内実はそれほど明るい先行きとは思えない。僕自身はこのまま欺瞞のミリオンを維持し続け、既存の権威に根を張り続けるだけのAKBにはあまり興味を持ちようがないというのが正直なところだ。



総監督を継承した横山由依曰く「AKBのライバルは(過去の)AKBです」
とのことだが、もう一度劇場にメンバーの情熱、ファンの熱気が凝縮されるような
構造に立ち返ることがないかぎり、のらりくらり今の状態を維持するのが関の山ではないだろうか?(主に12期以降の若手の頑張りは垣間見えています)
AKBシングル選抜としては東京中心のTHE芸能界路線で朝ドラの主題歌も押さえた今
もうアガリと言って良い状態だ。本来ならそこからチームという単位に焦点を移行させてペナントレースなどで新たな切り口のエンタメを提供する流れだったのだろうが結局頓挫したまま動きがない。

僕の中では大島優子の卒業をもってAKBのターンは一旦終了している。


以前も書いたが

AKBグループの真の可能性は地方に花を咲かせて

地域とともに豊かになるという

夢の芽を生み出すことでもあるはずだ。



いわゆる東京中心のTHE芸能界だけではないアイドルの未知の可能性こそが
地方アイドルそのものなのだ。だからこそ僕はSKEを支えたいのだ。


SKEの卒業生はAKBほど派手で華々しいものではない。



1期卒業生、矢神久美は地域アンバサダーとして地域イベントに顔を出すようになり
農業研修生として稲を刈り!地元ありきの芸能活動を再開している。
同じく佐藤実絵子はラジオパーソナリティを続けながらやり残した歌手活動に
力を入れている。彼女の軸足も基本は地元だ。

その他の元メンバーも芝居や声優、ファッション関係、モデル路線など活動は多岐にわたる一方、残念ながら平田璃香子松下唯などは芸能活動からは一線を引いたようだ。
もちろん結婚するもよしだが、例えばの話、璃香ちゃんを小料理屋のママなどにして
劇場に来たファンの立ち寄れる憩いの場を提供できたら!面白いと思う。
AKB5期内田の焼き肉屋のように卒メンを雇うなどしたらヲタも大喜びではないだろうか。

SKEとしても今はユニット展開するなど過渡期だが
劇場にはまだ熱気がある。
SKEの公演の熱さはボトムである研究生公演によるところも大きかった。

諸処の事情もあり今それが揺らぎつつあるようだが
先輩メンバーが摩擦を恐れず研究生を叱咤激励しようという動きがあるのを
知って少し安心した。メンバー自身がこの熱を絶やしてはいけないという意識があるのだ。
どうも最近はいい人と思われたいのか鬼になれないメンバーが
ほとんどで物足りなさを感じていたのは僕だけではないはずだ。




今再びSKEはメディアやイベントなど地元重視の傾向が見られるが

美浜でやってるようなイベントの規模を広げアイドルフェス化して
愛知のご当地アイドルを全て集める!というのはどうだろう。
自分たちだけで完結しているようでは集客もそこそこで
ひとつのムーブメントにまではなり得ない。
地元メシとコラボしたり地元放送局だけでなくドワンゴと組んでニコ生などができれば
更に盛り上がるのではないだろうか。


THE芸能界だけに縛られず

地元ありきの夢の芽を育てていくことが

これからの地方アイドルの可能性そのものなのだ!