2015年11月20日金曜日

恋愛禁止に関する素朴な疑問



おいおい!りっちゃん、言葉使いには気をつけてくれよな! ( *ω´)




「AKBは恋愛禁止だけど、バレなきゃいいんだと思います。バレたら、ダメだと思います。バレてもいいくらい好きな人ならいいと思います」
 

とぶっ飛んだ恋愛観を披露。



本当はおバカじゃないのならせめて


「基本的にはダメですけど、バレてもそれを乗り越えようと思うくらい好きな人が出来たら仕方ないのかもしれませんね」




というくらい言葉は選んでほしいものだ。



恋愛禁止 ~確かにバカバカしいことかもしれない。



だが未熟な存在であるメンバーたちは、その犠牲によって、トレードオフとしてスタッフやファンに


”魔法をかけてもらう”ことで少女はアイドル足り得ているのではないのか?



この ”魔法をかけてもらう” という表現は


僕の知る限り先日卒業を発表したAKB 内山奈月松井玲奈(卒業生)がよく使っていた。



2人とも聡明で誠実、ファンの支持も熱いメンバーだった。言わずもがな、それを理解し筋を通してくれたのだ。


だが、そもそもアルバイト経験すらない未成年メンバーがほとんどのなか、自分の社会的立ち位置や職業倫理を理解しろと言うほうがムリがあるのかもしれない。



僕は常々、アイドルにとって一番のリスク要因と言ってよい個人の恋愛に関して、AKBグループ全体としてメンバー自身がどう向き合っていくのか、意識のすり合わせのようなものが全く行われていないことが疑問であった。



恋愛禁止に関しての各人の考え方があまりにもバラバラすぎるのだ!


これは決して絶対恋愛禁止ありきの思想統一を強制するような寒い話を訴えているわけではない。


まずベースとしてなぜアイドルは、自分たちはなぜ恋愛禁止であるべきなのか?自らに問いかけ


むしろ、もうそんな暗黙の了解いらないのでは?というレベルからメンバー同士で話し合う場を設けて


ある種のファンを不快にさせない最低限の共通認識を醸成していってほしいと思っているのだ。



AKBグループの10年の歴史は

恋愛禁止という暗黙の了解に対するスタンスの変遷の歴史でもあった。



10年経って暗黙の了解は大幅に崩れつつある。


各人の考え方はバラバラのままで、スルー対応が常態化した現在、何となくスッキリしない思いが積もるばかりだ。


これではあまりに進歩がなさ過ぎる!と思うのは僕だけだろうか?