2016年11月28日月曜日

新たなる挑戦への喝采!59人のソロコンサート!


松本滋子による指先も声も震えがちな自身のセンター曲「窓際LOVER」のピアノの弾き語りが始まった途端


かつて日本青年館などで何度も見た、幾多のアイドルのファーストコンサートの甘酸っぱさが蘇ってきた。




例年ならリクエストアワーが開催される11月、



SKEから48グループ初の”新たなる形式”のコンサートが試みられた。



「みんなが主役!SKE48 59人のソロコンサート~未来のセンターは誰だ?~」


である。


19日、20日に渡って昼夜4回に分けてメンバーそれぞれが持ち時間10分を与えられ、ソロコンサートさながらの内容を立て続けに披露するというもので、ここまでメンバーそれぞれの個に焦点が当てられたコンサートは大規模アイドルグループとしても初めてと言って良いだろう。



正直、僕はあまり期待していなかった。



個々のメンバーがどこまで創意工夫を凝らして自らの魅力を提示できるのか、単純な興味はあったものの、昨年までのリクエストアワーでも露呈していたファンでなければ楽しみにくいという性質のイベントを予想して限界を感じていたからだ。



シングルセールスやリリース数の減少傾向、新公演もオリジナルではないという状況の中で、例年と同じ形式では盛り上がりにくいとの判断もあったのだろう。



何より驚いたのはSKEとしては珍しく潤沢な予算を感じさせる(苦笑)豪華なゲスト陣を迎え、個人だけでなく地域や著名人と一体となった演出で



単なるソロコンサートの数珠つなぎ

という枠を越えるエンターテイメント性が強く感じられたことだ。




特に将棋界の大御所、加藤一二三氏をゲストに迎えた鎌田菜月、

速水けんたろう氏と「お母さんといっしょ」さながらの児童番組を再現してみせた大矢真那、

地元ラジオで共演中の元中日井上一樹氏とのコラボを見せた日高優月、

よさこい祭りとのコラボで地域色とともにらしさを見せた北野瑠華、

斉藤真木子の吉本新喜劇一本勝負、


愛知県知事のご登場など



多彩なゲスト陣のブレンド具合の巧みさで世間や地域を巻き込んで


話題を作って行こうという”視野の広いエンタメ”になっていたことが


満足度の高さに繋がっているように思う。


ゲストと言えばかつてナゴヤドームでのコンサート(2014年2月)では無駄に多すぎて大不評を買ったことが思い出されるが、あの頃と状況は異なっている。


松井玲奈卒業後、地元回帰の流れの中で、ちゃんと意味のあるコラボになっていたことが大きな違いだろう。



最後は、ここのところ絶好調である珠理奈の問答無用のパフォーマンスで見事にSKEらしさを堪能させて、実に締まりのある終幕を迎えられたことも特筆に値する。



ちょっと絶賛しすぎなので(笑)あえて苦言を申し上げると



自分のやりたいことをやるという方向性や、アイドルらしい可愛らしさを凝縮した直球をくったくなく受け入れることができたのは、概ね7期生以降だった。



ドラフト1期生以上はキャリア的には何らかの説得力、企画力など、可愛さだけに甘えない
エンターテイメントを提供するという姿勢が求められるべきで、ややその辺りで置いてきぼりにされた部分もあった。



すべてのメンバーで満足できたわけではないが全体としては十分に大成功だ!



メンバーのかつてないほどの緊張感と思い切りが、見ていて気持ちよかった!



直接見れたのは初日の昼の部だけだったが


ネタに走りすぎずバランス良くまとめつつも想像を超えた内容で

ちゃんとアイドルしてたゆめち!

どんちゃんみこってぃは企画とキャラのマッチングが絶妙!

見どころ十分で楽しませてもらった。



町音葉のくったくないキラキラアイドル感、そして「ミニスカートの妖精」を歌い上げ、甘酸っぱい王道アイドル路線でホッとさせてくれた江籠裕奈が強く印象に残ったことを強調しておきたい。




8期生のお披露目に、研究生の昇格発表

須田の自己啓発本出版など最後まで飽きさせない展開も秀逸だった。



なんにせよ、安易にリクアワを置いて来なかった攻めの英断と、これだけの大人数を、一人一人の魅力を引き出さんと奔走されたであろうスタッフ陣には、素直に拍手を送りたい気分でいっぱいだ!


最後に、この初の試みは箱推しが多いSKEだからこそ先頭を切って成立し得たのではないだろうか?



全てのメンバーにエールを送ることのできる温かいファンの存在に


自らも一員でありながら、あらためて熱い思いが込み上げた2日間でした!

2016年11月7日月曜日

新たなるセンター奪取宣言!今再びの古畑奈和


「 珠理奈さんからセンターを奪おうと思います ! 」



SKEが8周年を迎えた10月5日から、遡ること9日

9月26日の生誕祭において
古畑奈和ちゃんが、かなり踏み込んだセンター奪取宣言をしてくれた。


まだ迷いが見られた総選挙期間から、ほろ苦い結果を受けて
あらためて自分と向き合うことになったのだろう。

その後のアメブロからは
すでに意識的にセンターに対する気構えを書き綴ってくれていた。


その総決算として劇場で思い切って宣言してくれた
その勇気にまず、最大限の賛辞を贈りたい。


偶然だろうか?時違わずして、珠理奈から満を持しての
新たな所属事務所が発表された。


女優業に本腰を入れるとともに
卒業も視野に入れた上での、地ならしの第一歩と見て良いだろう。


10周年も視野に入ってきた昨今、NMBにおいても課題となっている

「いつまで絶対的センター(山本彩)に頼るのか?」

という状態は決して他人事ではない。


玲奈ちゃん卒業後のこの一年、結局そのまま珠理奈が1TOPでセンターを
務めたままの状態であり、今後も続くようでは、
肝心の珠理奈が安心して卒業することもままならないはずだ。


全店含めて一番保守的な選抜人事と言わざるを得ないSKE運営陣の意識に風穴を
空ける意味でも、なおちゃんの勇気は評価されるべきだろう。


「5期が今さら?」「もう旬は過ぎた」「そもそも可愛くない」


そんな心ない雑音も聞こえてくるが、気にすることはない。


以前も書いたが、


センター問題は単なるグループ内でのポジション争い

という思考で片付けてはいけないのだ。




シングルは対世間に対する名刺がわりという意味合いも大きい。
一般層に対する訴求力のあるメンバーでなくてはならない。


もちろん現状の彼女ではその点まだ弱い。


ただ、そこを突き抜けるだけのポテンシャルを彼女は持っている。

彼女最大の訴求力は、やはりその演技、表現力

TBSチャンネルでのドラマオーディション企画でも見られたように
演技力は48グループ全体でもトップクラスのはずだ。

舞台「AKB49」を経て「花より男子」というビッグネームも経験、
手厳しい評価も多かったようだが着実に力を付けている。


次のシングル、珠理奈vsなおちゃんという構図のダブルセンター以外
で話題性のある陣容が何か考えられるだろうか?


「奪う」と言った以上、明確な対立軸を感じさせる演出が望ましい。


僕なら元プロレスファンなので、こういった実力をともなったメンバーの
勇気ある発言は最大限に生かす方向で仕掛けを模索したいところだ。

とりあえず新曲のジャケ写は、女子プロレスラー風の衣装で
リング上でにらみ合っているところをお願いしたい!

ちょっとストレートすぎるでしょうか?(笑)

2016年8月17日水曜日

脱マンネリ!じゃんけん大会は団体戦でいかが?


「 だったら、じゃんけんも7名ずつの団体戦にすれば面白いかも 」

今回のじゃんけん大会によるシングルが「上位7名のユニットデビュー」と聞いて、そう思った。



SKEからは、酒井萌衣、福士奈央、大矢真那、後藤楽々、菅原茉椰、荒井優希、竹内彩姫
が予選を勝ち抜いたわけだが、そう考えると偶然にもちょうど7人でバランスの良いメンバー構成にも見える。

そもそも、じゃんけん大会はどう転ぶか分からない、時の運、偶然性の面白さをベースとしてショーアップされたトーナメント方式のじゃんけんによって選抜を決めるためのイベントである。

当初、ただじゃんけんをするだけなのに、こんなにも盛り上がれるものなのか!と感心したものだが、さすがに7回目ともなるとマンネリ感が否めなくなっていることも事実。過去2回は優勝者がソロデビューに変わったが残念ながら、イベント自体の盛り上がりや話題性、後のCDセールスともに、あまり振るわない結果が続いている。

上位者7名と言えど、従来通りの個人の勝ち抜き方式ではどうしても各グループからの雑多な寄せ集め感が否めずユニットとしての魅力を期待するのは、正直難しいだろう。もちろんメンバーにもよるが、関係性の低い構成ではせいぜい「てんとうむchu」の劣化版がいいところではないだろうか?

本来なら大運動会のように各チーム単位が理想だがそれぞれを、あらかじめ各グループをベースとしたユニットを想定した人選にしておくことでメンバーもファンも、より一体感を持って参加、応援することができるはずだ。

そして、これを柔道のような勝ち抜き方式の団体戦 することによって同じ、じゃんけんでも、先鋒が全員に勝ったり追い込まれた大将が連勝して逆転するなどイベントとして、また違った勝負の面白さが期待できるはずだ。

昨年から地上波放送がなくなり、今年はニコ生のみ。

このままでは、ますますコアなファンしか興味を示さない内輪のイベントに成り下がってしまうのではないだろうか?

2016年8月11日木曜日

最後までわるきー!ずるいアイドル、渡辺美優紀の心層


「ホンマにみるきーはずるいな〜、どこを取っても本物のアイドルや」



7月の神戸での卒業コンサートで同期の上西恵からのそんな言葉が


女性からも嫉妬に近い羨望の感情を抱かせていた、みるきーの魅力を端的に表していると言えるだろう。




9日、ついに地元NMB劇場での卒業公演をもって、みるきーはアイドルを卒業した。



NMBは僕の地元に最も近い48グループであり、その看板メンバーである、みるきーは同郷である(奈良)ということからも、デビュー時からごく自然に注目し続けてきた存在であった。



そのままでも十分なアイドルスペックにもかかわらず



釣りキャラとも揶揄される握手スタイルでも見られた、多くの世の女性が躊躇してしまうような


”あざとさ”を嫌みなく発揮できるところに

思わず「ずるい」という言葉が漏れてしまうのだろう。



そうした屈託なく”女”としての魅力を奔放に開放できる小悪魔性が、


わかりやすく強力なキャラクター「わるきー」となり

アイドルとして消費される一方で

その過剰なまでに笑顔を絶やさない愛想の良さの奥に潜む

そこはかとなく垣間見える”寂しさ”のようなものを

みるきーの瞳の奥に感じられた方も多いのではないだろうか?



抜群の愛嬌で巧みにカバーされているが、彼女のあの魔性の魅力は

おそらくその人生で培ってきた彼女なりの本能的な処世術の結晶であり、

明らかにされている、父親のいない環境で育ったということと

おそらく無関係ではないだろう。



完全な僕の妄想で恐縮だが

彼女には世間的に言い憚られるような過去が

あるのではないだろうか。


それが家庭環境に起因するものであったとしたら…



あの独特の愛嬌が、時として哀しさと表裏一体を感じさせるのは

幼少期における精神的な飢餓感や思いがけないトラウマからくるものなのでは?

…などと、ついつい根拠のない勝手な妄想を膨らませてしまうほど(笑)

彼女は、つかみどころのない魅力にあふれている。



地元出身だけに、素直に推したいのだけれど…推せない(汗)



ずっと僕の心にブレーキをかけていたのは

彼女のその拭えぬ寂しさの奥に

何か得体の知れぬ業の深さのようなものを感じていたからなのかもしれない。




「 僕はいない夏の砂浜~♬」



そんなフレーズから始まる

みるきーセンターのラストシングル「僕はいない」の

ほんのりと切ないメロディーが

やや距離を置いて見ていた僕のような在野のヲタにも

ほんの少しだけ、彼女の心のひだに触れさせてくれたような…

そんな気がした真夏の夜でした。

2016年7月17日日曜日

歓迎すべき非アイドル曲!「金の愛、銀の愛」




新曲「金の愛、銀の愛」が披露された。


電子ピアノから始まるやや暗めのマイナー調のメロディーが
聞いたことのない、見たことのないSKEを予感させ
久々に初見のオンエアでゾクッとさせられた。


SKEどころか、はっきり言って全然アイドルっぽくない!(褒めてます)


なんという地味な衣装!、、ましてや前作「チキンLINE」と同じ黒を
続けて基調色とするのは通常では考えられないはずだ。(褒めてますよ)


正直、あまり期待していなかったのだが、安易なアイドル路線とは
ほど遠い作風に、かなりの斬新さを感じた。


振り付けや表情の作り方も含めて、演劇的なアプローチ色が強く感じられ
アイドル力を越えた表現力、演技力が問われる曲だ。
今回のオンエアでは珠理奈や奈和ちゃんはもちろん、くまちゃんや楽々ちゃん
の意欲的な表情やパフォーマンスが特に印象に残った。


芝居がかった演出は、欅坂46の新曲「世界には愛しかない」
とやや被る印象もあるが
その手の路線が今、秋元康のマイブームなのかもしれない。

主題歌のドラマありきなのか、単独曲としては歌詞のメッセージ性が
やや弱い気もするが、今までにない新鮮なアプローチを素直に評価したい。


現在のSKEが置かれた状況は、今までの主にヲタや若年層ウケを狙った路線
だけでは先細り感が否めず、
良い意味でアイドルの枠を越えたところに軸足を移すべき時期に来ているはずだ。

夏曲としては単純に…重い、暗いという印象もあるだろうが
今までにない路線に進んだことは歓迎すべきだろう。


今回、地上派ドラマ「死幣」の主演女優として大きな一歩を踏み出した
珠理奈とシンクロすることによる相乗効果も期待できる。



選抜に関しては、安易な珠理奈センターに組するつもりはないが
今回は主演ドラマの主題歌ということで、異論を挟む理由もないだろう。


その他、新選抜が3人加わったことは(竹内彩姫、日高優月、斉藤真木子)
大いに喜ばしいことだが、全体としては想定内の人選で
楽曲イメージに合わせるなどの思い切りには、やや欠ける印象だ。

欲を言えば、こういった

「自らにとって真に価値のある愛の大切さを問いかける曲」

なら、それらしい要素を感じさせる表現力のあるイキのいいメンバー
例えば、野口由芽や末永桜花などの抜擢があっても良かったのでは?と感じる。



個人的には、まるで「金の愛、銀の愛」という名の舞台演劇において
クライマックスシーンを切り取ったかのような、斬新な印象を受けた。


楽曲のクオリティ的にも、アレンジ次第でコンサートなどで
非常に映えるポテンシャルを感じさせてくれる。


既存のSKEのイメージを更新するキッカケになるような
そんな可能性を感じさせてくれる新曲に期待が膨らむ一方だ!

2016年7月13日水曜日

その生き様を目撃せよ!スピーチに見る須田亜香里論


涙..涙の選抜落ちから1年、

我らが”だーすー”こと須田亜香里が、総選挙にて”神セブン”となって帰ってきた!



総選挙での須田ちゃんと言えば、13年に初選抜入りした時の


「瞳の中のセンター」というフレーズが評判になったことは



まだ記憶に新しいことでしょう。



確かにうまいフレーズだとは思ったが、その評判がある種の足かせとなり、彼女はもっともらしく「いいことを言おう」とやや勘違いするようになったと思う。


それが翌年にストレートに出て、空回りしてしまった結果


まとまりのないダラダラスピーチとなって、大不評を買うことになった。



そして選抜落ちとなった昨年は、その結果を受け止めきれないままの号泣スピーチ!



しかし、そのときの彼女は素の感情が爆発し、悔しさが言葉の端々からあふれ、どうしていいのか分からない、もどかしさがそのまんま出ていた。



僕は、これこそが須田亜香里だと思った。



かしこまった優等生的なスピーチなど、全く似合わない!

かっこ悪くても、感情を爆発させるような”らしさ”を見せてほしいのだ!



選挙後の写真撮影さえもボイコットするという前代未聞の醜態を見せた結果となったわけだが、たとえ無様でも、そのままをさらけだしたことで、そこからどう這い上がるのか
には自然と注目が集まることになる。





結果、彼女はそれまでの自分を追い込む努力型一辺倒とも言えるアイドル路線を一旦壊す決断をした。


ラジオなどでも情緒不安定さをそのままさらけだし、髪を染めて人間宣言をするなど(笑)方向性に試行錯誤の一年で世間的に大きな仕事こそなかったものの、そのジタバタする泥臭さが彼女らしさに繋がっており、うまく引き出されていたように思う。



要するに彼女は、生き様系の人だ。


時には七転八倒の醜態をさらしながらも、そこから這い上がろうとする生き様そのもので人に感動や情熱を伝えて行くタイプだ。




タイプ的には大物で言えば



プロレスラーなら、アントニオ猪木、大仁田厚、ミュージシャンなら、長渕剛などと通じるところがあると言ってよいだろう。


だから彼女は、カッコ悪ければ悪いほど、逆にそれがカッコ良さに繋がっていると思えるところがあるのだ。




今年は、やけに謙虚な姿勢で清々しさを感じさせてくれた。


去年の自分を振り返って「結果がすべて」に捕われていたと、その心境を吐露してくれた。


単純に今まで気付かなかったの?と思った人もいるかもしれないが



そこに彼女ならではの重みを感じることができる。


幼い頃から決して好きではなかったバレエを続けて全国トップクラスにまで登り詰めた彼女は残酷なまでに結果がすべての世界で生き抜いてきたのだ。



彼女はバレエで実践してきた方法論で、ところを変え”アイドル道”を邁進してきたのだ。



そのアスリート的な姿勢は非常にSKE的でもあり、個人的にも熱くなれるポイントなのだが、そのやり方が限界を迎え、より幅広い視野に立ち脱アイドル的な試行錯誤が行われたのがこの一年だったと言えるだろう。


過酷なアイドル道を自らに荷し、アスリート的なアプローチで突き進んだ先に待っていたのは、もう一回り大きな”タレント”としての須田亜香里に生まれ変わる為の大きな壁であった。


そう簡単に越えられる壁ではない。



でもファンは彼女の七転び八起きを見守りつつ確実にその先に光を見出している。「内面まで見て下さる」と言うように彼女のファンは全部ひっくるめて、その生き様ごと彼女に魅せられているのだろう。


単純に昨年の悔しさだけではない、強固な信頼関係あってこその、納得の神セブンであったと言えるだろう。


実際のスピーチでは、さすがに緊張は隠せない様子だったが変にハラハラさせられるようなところはなく

ありのままの自分をさらけ出しつつ、自分の言葉で語り、まとめるというキャプテンとして求められるところにも進歩が見受けられ、大いに評価されて良いスピーチであったと思う。


だが、あえて少しだけ注文をつけておきたい。



小器用にうまくしゃべり、まとめるだけでは須田ちゃんらしくない。まともにスピーチできないというイメージを覆したかったのはわかるが



過剰なほどエモーショナルな、感情に訴えるバタ臭さこそが

最も ”須田らしさのダシ” が出るポイントであることを忘れないでほしい!


”不器用で泥臭い生き様そのもの” こそが須田亜香里、最大の魅力なのである!!


2016年7月7日木曜日

間を恐れない!島崎遙香、余裕のエンタメスピーチ


僕なりに客観的に見て、今回の総選挙で一番魅力的だったスピーチは、ダントツで、ぱるること島崎遙香であった。



全体として見た場合、2013年の総選挙 = お祭り路線に舵を切ってから、緊張感あふれるスピーチが減り、年々物足りなさが拭えないのだが、彼女に関しては別だ。



ぱるるの一番すばらしいところは ”間” を恐れないところだ。


変に ”いいことを言おう” として気負わないところも自然と彼女の魅力を引き出している。



劇場やコンサートMCでもそうだが、極端に間を恐れ、いたずらに言葉を連ねようとするメンバーがいるが、正直あまり話が入って来ない。


特にあれだけの大観衆が相手だと、うまく拍手を誘ったり、次に何が出てくるのか、引き込む為の”間”が重要になってくる。


テンプレート気味に感謝の言葉から入るメンがほとんどのなか、ふいに、切々とした口調で選挙に出た心境を語り始めるところでまず、グッと引き込まれる。



そして、支えてくれた同期の横山に感謝を示すところで、思わずほっこり。



間ができても「何言おっかな〜?」



とおどけてみせるところなど


元々マイペースな性格の彼女ではあるが、責任のある外仕事を重ねて、一回り大きく成長し、その余裕を感じさせる姿には素直に感心させられた。


さらに、時間があると見るや映画の宣伝を話し始め、

おいおい!と突っ込みたくなるところを

出演していたドラマのフレーズで切り抜けるなど、うまさも見せる。



極めつけは、まとめに入った徳光アナに突如プロレスを仕掛ける!というサービス満点のオチまで付けてくれたところだ。


突然の振りで、あの徳光アナをフリーズさせるなど(笑)まさにこれぞエンタメ的なドキュメントショーの醍醐味と言ったらちょっと褒めすぎだろうか?


ここまで成長してくれれば、ラスト総選挙も納得のすばらしいスピーチでした。



賢いメンバーはついつい、”いいこと”を言おうとして無難にまとまった優等生スピーチになりがちなのだが、彼女にはそういった”作為的”なところが感じられない。(ように見える)


簡単にマネできるものではないが、彼女のスピーチには適度な緊張と緩和、そして効果的に間が配置されており、当たり前のスピーチから脱却したいメンバーにとっては参考にしていただきたいヒントが詰まっているように思う。


個人的にはあのくらいのランクだと、もはや順位よりも

「どれだけ印象的なスピーチができたか」

のほうが大切なのではないかと思う。



何かと問題視されることも多い彼女だが
ここ一番でキラリと光るものを見せてくれるところはさすがである。