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2018年9月21日金曜日

リクアワでの復活で考える松井珠理奈の本質とは?




約3ヶ月ぶりに我々の前でステージ復帰を果たした我らが松井珠理奈



この10年間、2012年のコンサートを含めた休演期間以外はほぼ休むことなく走り続けてきた彼女。


とりあえず、この場に戻ってきてくれてありがとう!の気持ちでいっぱいだった。

まずはそれだけで十分だ。




ただ冷静に見た場合


Mステでもそうだったがまだ気持ちの部分で追いついていない様子が見られた。



MCでも緊張して思わず後ずさりしてしまうほどで

我々が思っているよりこの3ヶ月は彼女にとって長かったようだ。



独特の覇王のようなオーラもまだ戻っていなかった。。。




やはり基本的に彼女は何かに向かって走り続けなければ死んでしまうタイプなのだと思う。




デビュー当時の珠理奈を評して誰かが言った



「生まれたての狼のようだ」と。



これには思わず我が意を得たりでした。




彼女は常に疾走していることで生の充実を得られる狼のようだ。



僕にとって松井珠理奈は世界一カワイイ狼なのです。



そんな獰猛さを感じさせるアグレッシブなキャラクターと思いきや、蝶のように華麗に舞う美しさ可憐さも兼ね備える彼女は天性のスタータイプのアイドルなのです。



総選挙ではいろいろな騒動がありました。


彼女としても正直やっちまったな〜!という部分はあるでしょう。


でもまだ21歳、全然失敗してもいいんです。


そもそも僕は彼女の情熱がプレッシャーと相まってオーバーヒートした部分はあるにせよ
根本的に何か問題があったとは思ってません。


むしろ自分も含めて周りが必要以上に今回は絶対勝たないといけない!というプレッシャーをかけすぎたのではないか?と反省をしております。



結局、目に付いた部分だけで脊髄反射しただけのただの中傷がほとんどでした。


人としての謙虚さはあってしかるべきかとは思いますが、心ない人たちが嫉妬や妬みがないまぜになった感情で、小市民的な自分たちのちっぽけな常識に当てはめて彼女を揶揄するのは全くもって笑止千万としか言いようがない。



そんな的外れな誹謗中傷を真に受けて


小さな枠に押し込められた空気を読むだけの珠理奈など誰が見たいのだろうか?



わかりやすく漫画で例えれば


珠理奈はキャプテン翼の日向小次郎のような存在かもしれない。



常に最前線、センターフォワードでアグレッシブに点を取りに行くことこそその信条!

後ろに下がりっぱなしでディフェンシブなパスばかり回している日向くんなど日向くんではありません。



同じです



そもそも会いに行けるアイドルとはいえ我々が求めているものの根源は非日常なのです。



プロレスが大好きな彼女、リングの上からお客さんを満足させることに真剣勝負な彼らに激しく珠理奈の心は共鳴したはずです。


舞台は違えど心意気は同じでしょう。



ステージでの彼女たちをちっぽけな小市民的な常識の枠に押し込めてはいけません。






松井珠理奈よ!ステージで君の遠慮がちな姿など見たくない!!


牙を研げ!君は獲物を求めて疾走する世界一カワイイ狼なのだ!!!

2018年8月11日土曜日

癒しの天使、渥美彩羽ちゃんの旅立ち・*。・゜


平成最後の夏、SKEにとっては10周年の夏

めまぐるしいほどイベントが目白押しの最中、僕のお気に入りの8期研究生、渥美彩羽ちゃんが先月末を持って卒業した。





発表即日の卒業というあまりに突然の出来事で、正直ショックでした。。


公式webでの発表のみで

それらしい儀式も何もなかったので正確には「辞退」と言った方がいいでしょう。




ただ、本人的にはどうにかして事前に直接ファンに想いを伝えたかったようです。



いろんな事情やタイミングの問題で叶わなかったのでしょう。おそらくギリギリまで悩んだ結果、運営とのやり取りがうまくいかなかったのかもしれない。そんな様子を察してか、どうやらコアなヲタの間では握手会でのやりとりで「そう遠くないな」となんとなく感づいていた方もいたようでした。



唯一の救いは、ここしばらくの彼女が


「SKEに入ってよかった」


とよく口にしていたことです。



もともとかなり引っ込み思案な性格で、デビュー当初しばらくは不器用さもあり何かと出遅れる場面が多かった彼女。



最後の公演となった先月の「青春ガールズ」公演では



そんなシャイでおとなしい少女だった彼女が、時として後輩をリードする場面も見られ、しっかりとした口調で話していたことがとても印象的でした。



あの彩羽ちゃんが...泣



今後は学業に専念ということで、普通の高校生に戻るのでしょう。




同じグループに属していても、みんながみんな珠理奈や須田のようなTHE芸能人コースを目指しているわけではありません。


生誕祭でも自ら話していたように



「自分を変えたかったから」



それでも全然いいと思う。



確か卒業生の矢神久美ちゃんもそうだったんじゃないかなあ?



そういう子が大化けしても面白いし、でもそれだけが正解ってわけじゃなくて、彩羽ちゃんのように歌もパフォーマンスもそれほど秀でていたわけじゃないけど、しっかり自分の意思や思いを人に伝えられる子になった。



それだけでも全然いいと思うんです。


それだけでも十分に輝いていたよ!って僕は言いたい。




その子にはその子なりの成長があります。



正規メンバーやシングル選抜、総選挙など他のメンバーとの競争による比較という面がどうしても目についてしまう過酷なグループだからこそ、その子自身の成長をヲタはしっかりと目に留めて、大いに褒めてあげてほしいのです。


すぐやめてもおかしくないような雰囲気だった少女が、1年半以上、学校との慣れない両立の中、時には寝る間も惜しんでSKEと自分と僕たちファンと向き合って、熱い青春の汗を流してくれたことが素直に嬉しいです。



彼女の笑顔にはとびっきりの魅力があった。






僕のアイドルの定義でもある


「笑顔ひとつで人を幸せな気分にさせる」


に関して、彼女はとびっきりの才能があった。



綾巴や菅原など、彼女に特別な魅力を感じていたメンバーも少なくない。




一切の邪念を感じさせない癒し系のピュアスマイル。


天使としか例えようのないあの至上のほほえみに何度心が洗われ癒されたかわからない。



もう少し見たかったのが本音だけれど...


むしろあの笑顔のまま卒業してくれて良かったとも思う。



48グループは他のアイドルから見たら恵まれているように見えるだろうが、本人もファンも喜怒哀楽を激しく揺さぶられる過酷なグループでもある。



ちょっとしたきっかけで僕たちの前に現れた内気な天使、彩羽ちゃんのアイドルとして最も成長著しい輝かしい姿を目撃できただけでも良かったなと思う。




生誕祭で言ってた「公演のアンダーデビューをする」という目標だって叶えてくれた。






僕たちの天使、彩羽ちゃんはこのSKE48で彼女なりのミッションを終えたのだ。




過ぎてみればあっという間だったけど、怒涛の1年8ヶ月。

僕にとって特別な癒しの存在でした。たくさん羽を休めさせてくれて本当にありがとう。



あの笑顔とSKEでの怒涛のような経験があればきっと大丈夫。



いつかどこかで...


今度は市井の中のアイドルとして輝いてくれることを祈っています。


そのとびっきりの笑顔で、きっと周りを幸せな気持ちにしてくれるでしょう。

2018年6月3日日曜日

時は来た!北川綾巴よ2.0へアップデートせよ!


今回速報で良い位置につけていてホッとした一人が北川綾巴です。(33位)



いわゆる推されコースを歩んできたメンバーであるだけに、与えられてきたチャンスに比べて、これといった手応えのある結果が残せていないことをずっと気に病んでいる様子でした。



「自信がない」


「自分にはこれといったものがない」



そう言っては迷いの森から抜け出しきれない彼女に、もどかしさを感じてきたファンも多いのではないでしょうか?



かくいう僕もその一人です。



名曲「12月のカンガルー」でのセンター抜擢後


当時の支配人今村氏がNGTに移ることや松井玲奈卒業という状況もからみ、続けてセンターを張ることができませんでした。結局それっきりです。




(総選挙で)結果の出せない一度っきりの元センター...




きっと彼女にしかわからない苦悩が重くのしかかっていたことでしょう。




その後のAKBへの兼任、チームSリーダーへの抜擢、雑誌やメディアも含めてポスト珠理奈として何とか一皮むけてほしい!との思いがスタッフだけでなく業界関係者からもひしひしと感じ取れるほどでした。



とても受け止めきれななかったのでしょう。




「なんで自分なのかわからない」




肝心のところでヘタレる姿が目についていました。




憧れの大先輩、宮澤佐江の卒業がぽっかりと彼女の心に穴をあけたことも大きい。


さえちゃんに憧れて、AKB、SKEになりたくて入ってきたメンバーだけに、センター抜擢以降のある種の停滞は致し方ないのかもしれない。



6期生としてすでにキャリアは5年。



今年は目標を「再ブレイク」と自分でネタにできるほどになっており、兼任を経てチームSリーダーとしても徐々にたくましさを増しています。



ただ、アイドルとしてわかりやすいフレッシュさや可愛らしさをストレートに武器とする、一人のプレイヤーとしてはそろそろ飽きられてくる頃。



私にはこれといった武器がない?



まず君は美しい!これは自信を持って良い!


僕の地元、奈良でのコンサートツアー参戦時、綾巴に並々ならぬ存在感を感じた。引いた距離で見ても、彼女の目力を中心とした美しさはストレートに届く力があったことを強調しておきたい。気持ちが乗った時のステージパフォーマンスの爆発力も目をみはるものがあります。客席でのハイタッチひとつとってもサービス精神に対するプロ意識があることを感じた。



個人的にはもう一度原点に戻ってステージパフォーマンスを磨いてほしい!



彼女はわかりやすいタイプで、気持ちのノリがそのままパフォーマンスにも出やすい。



要するに精神的なムラが大きい。



いい時はめちゃくちゃいいのですが、そうでない時は...と感じることが多いのです。ただキャプテンになってからそのあたりも少しづつ改善されてきたように思う。





一方で、デビュー時のポンコツの印象とは裏腹に彼女は運動神経が良い。



運動会等で足が速いのは知っていたが、先日レギュラー番組、0ポジで披露された腕相撲と車の牽引で見せた圧倒的なパワーには驚愕させられました。





ありますがなコレが!!



今までアイドル的に力自慢はちょっと恥ずかしいという思いがあったのでしょうか?


かわいくて美しくて、なおかつ力強いって素晴らしいじゃないですか!!



か弱い守ってあげたい系も嫌いじゃないけど、笑



最近の東スポでのインタビューでは中学の部活で過酷な筋トレを課されていた過去を話していました。その時に培われた基礎体力が生かされたのでしょう。



こうやってストレートに生かすのも良いですが、やっぱりこのパワーを改めてステージパフォーマンスに生かしてほしい!パワーを生かした”圧倒的な力強さ”を感じさせるパフォーマンスといえば...




そう!ダブルセンターとして袂(たもと)を分かったあの宮前杏実の魂を宿らせるべきです!




力強さと美しさが高い次元で掛け合わさったパフォーマンスこそ君の目指すべき道だ!


問答無用のパフォーマンスで俺たちをねじ伏せてくれ!!




チームリーダーとしても



もう間もなく犬塚あさなという頼れる副リーダーが卒業することで

いよいよSは本当の意味で ”北川チームS” にならなければいけません。



松本慈子という心強いパートナーもいる。

もう恐れることなく自信を持ってチームを背負い、私こそがSKE48なのだと胸を張ってほしい!



そのためにも今年の総選挙、できれば選抜に入れてやりたい。




僕は


北川綾巴が再びそのポテンシャルを発揮するなら今だ!


と思っています。





この秋にはいよいよ二十歳を迎える綾巴。



デビュー時から少しませた感じの艶っぽさはありましたが


ここ最近、年齢とビジュアルの成熟のバランスが整いつつあり、絶妙な美しさに仕上がってきました。



そこに場数を経たたくましさとAKB兼任を通して改めて気づいたSKEへの想い...




時は来た!今しかない!



チームを背負い、グループを背負い、強く美しい北川綾巴2.0へ進化せよ!!



2017年5月30日火曜日

陰日向に咲いた花、石田安奈卒業公演


48グループを応援していると、時として己の心の醜さと向き合わねばならないことがある。


特に、いわゆる運営の”推され”ではないメンバーを推していると、どうしても『このメンバーさえいなければ、、』という発想に陥りやすくなる。

シングルなどでの選抜というシステムがもたらした止むを得ぬ摩擦に、その境界線上で最もプレッシャーを受け続けたメンバーこそ他でもない、石田安奈であろう。


かくいう僕も2013年頃から、梅本まどかを激しく推していた時期にそういった感情を抱いたことがあったように思う。



象徴的な出来事が起こったのは、あのナゴヤドーム。


箱で推せ!コンサート内で新曲「未来とは」の選抜発表が行われ、初選抜の梅本まどかは文句なしの大歓声を受ける中、最も微妙な反応だったのがあんちゃんだった。


お互いが譲れない状況でのファンの反応は残酷なほど正直だ。


ドーム後のブログで、「未来とは」の選抜に感謝しつつ


『今はなんだか、言葉にするのが難しいです、、、ごめんなさい。でも、これだけは伝えたいです♪私はSKE48に貢献できる存在になりたい。気を抜かず私らしさの色も忘れず。』

と複雑な胸の内を語っている。

それがきっかけかどうかはわからないが
この「未来とは」を最後に彼女は選抜を外れることになる。


だが、あんちゃんは腐らなかった!


むしろドームという晴れ舞台で屈辱を受け、選抜という梯子も外され傷ついたであろう彼女からはより一層強い輝きを感じるようになった。

持ち前の明るくポジティブな性格からくる言動は、モノマネされる程のキャラ立ちを見せ
SKEで女子力といえばダントツと言えるほどの意識の高さは美容やファッションだけでなく料理方面でもcookpadにレシピが掲載され、記事になるほど高いレベルで発揮されていった。

気が付けば、初代みんなの妹的な存在だった自由奔放なお子様のイメージはもう昔、すっかり大人の女性に変貌を遂げていた。

こうした流れの中で第1回から参加し続け、2015年、ようやく掴み取った悲願の総選挙ランクインは、7回目にして初!というその記録とともに総選挙の歴史に記憶されることになるだろう。

選抜落ちにへこたれず、自分の信じる道を邁進したからこそヲタもその心意気に応えたのだ。

彼女は選抜外メンバーのあるべき姿を示してくれた一つのロールモデルと言って良い存在だと思う。




最終公演で後輩一人一人に激励の言葉をかける彼女は実に頼もしい、カッコイイ大人の先輩といった佇まいであった。

2015年の生誕祭で語った

「石田安奈という花を咲かせたい」は

ひとまずアイドルというフィールドでは十分に達成されたと言って良いだろう。

ホリプロに所属が決まり、今後も芸能活動を続けるあんちゃん。

彼女の物怖じしない屈託ない明るい性格は芸能界向きだ。むしろ、アイドルという枠が外れた今後に大輪の花を咲かせる可能性は十分にある。


9作のシングル選抜やAKBとの兼任など、確かに彼女は恵まれていた。


だが、その待遇に見合うほどの結果や輝きをシビアに求めるヲタとの軋轢の中で見事なメタモルフォーゼを遂げ気が付けば、お釣りがくるほどのたくましい成長を見せてくれた。

劇場派の僕にとっては2013年、スタート時から応募し続けてようやく当選した念願のオリジナル「ラムネの飲み方」公演において高柳明音、佐藤実絵子らとともに最も説得力を持って素晴らしいステージを見せてくれたメンバーの一人として今後も忘れることはない!


『皆さんじゃなくて、あなたがいてくれたから、私は頑張れました』


しっかりと自分の言葉で感謝を伝え、後輩に見事な背中を見せてくれた大人のあんちゃんの今後が楽しみでならない!



2017年4月21日金曜日

"コスモスの記憶” シアターの女神、野口由芽 最終公演!vol.3


『私が以外と泣いてないのは、卒業の実感がないからです』


そう言って微笑む ゆめちのその笑顔は、魂からの”輝き”に満ちていた。





▪ 卒業ロードへの決意


最後まで、これほど卒業する本人の涙腺がほとんど緩まなかった清々しい公演も珍しいだろう。

だが一方で、そこに至るまでには、18歳の普通の高校生では到底経験しえない、悩みに悩んだ "苦悩の決断" があったことを見逃してはならない。


昨年6月、事実上の決め手となった総選挙新潟決戦に向かうにあたって


『入れたら続け、入れなかったら諦める。もしくはその逆。というわけではなく、結果を受け入れてから自分の心に従う。』


という、彼女なりの覚悟を持ってのぞんでいたことが後にブログなどで語られている。


もともと学ぶことが好きで大学進学の意思は念頭にあったが、SKEとの両立を取るかどうかで悩ましい日々が続いていたようだ。




運命の6.18



イベント進行中、ついに最後まで彼女は、その席から立ち上がることはなかった。





歓喜の速報70位からの、あまりに残酷な結末…



『 もう、炒めるものがありません… 』


先輩、松村香織のカメラに捉えられたゆめちは、明らかに燃え尽きているように見えた。




だが、幸いにも始まったばかりの『重ねた足跡公演』でセンターを任されることが多いという状況が、抜け殻のような彼女を奮い立たせてくれた。心機一転、バッサリと髪を切り、サイリウムの色も変えて何かを吹っ切るかのように、再びガムシャラに走り出した。



ただ一方で、学校での進路指導も厳しさを増す中、一旦卒業へ舵を切らざるを得ないものの、どこか諦めきれず釈然としない気持ちのまま志望校も決められないという、もどかしい状態が続いていた。


ここで 9月、圏外だったメンバーだけで開催された神奈川県民ホールでのコンサート『来年こそランクインするぞ決起集会』において”総選挙延長戦”と題して、81位から100位までのメンバーがサプライズで発表された。



第85位、野口由芽




その明確な順位に、鬱積していたモヤモヤが晴れたのか、ここまで来れていたんだ…と肯定的に受け止めることができ、彼女なりに気持ちに一定の整理がついたようだった。

同じく83位であった、卒業を模索していた同期、東李苑と踏み込んだ話し合いが行われたのはこの時期であろう。





















だが一筋縄ではいかない。



速報から圏外になったメンバーは、翌年跳ねる!という傾向もあり、来年こそは!そう言って握手会などで激励されることで気持ちは揺れ動いたに違いない。進路に対する質問にも、曖昧な返答を繰り返す日々…。


結局、志望大学の選定やその後の合否、SKEとの両立を選ぶかも含めて最終決断がソロコンサートの頃(11月)までズレ込んでしまったというから、高校3年の秋まで進路に悩むという状況は、想像以上の心理的負担だったに違いない。



なぜそこまで…



総選挙ランクインへの並々ならぬこだわりと共に、公演に対する人一倍熱く真摯な取り組み方や、この日の後半MCで思わずもらしていた、実は『役職に就きたかった』という発言からも察することができるように、決しておおっぴらには語ってこなかったものの



彼女はSKEを背負いたかったのだ!




これはよくあるメンバーの「SKEに必要とされる人になりたい」のような、ある種のリップサービスではない。もっと踏み込んだものだ。すでにリーダー的な役割を念頭において活動していたと考えれば、今思い返してみても納得できることが多いのだ。


真のSKEファン、ヲタであればどうか、そのあたりの心情を汲んでやってほしい。


こうした想いとともに、総選挙ランクインにシングル選抜、足のケガなど、かなえられなかった目標や挫折があったからこそ…苦悩の末に学業に専念と決断したからには


絶対に最後まで前向きな卒業ロードにしてみせる!


という強い思いに至ったのではないだろうか。
 



『メンバーがブレるとファンもブレる』



とは大矢真那の言葉だが、ゆめちが仮にもっと未練を残すような姿を見せていたら…

ファンも『なぜあの時もっと自分は頑張れなかったのか?』と思いを残すことになりかねない。



『すべてに感謝してアイドル人生を終えたい』


クライマックスとなる卒業セレモニーでも、その姿勢は貫かれていた。




▪ 同期、そして研究生時代への想い『夕立の前』




セレモニーに至るオープニングは、シングルへの初参加となった6期生中心の当時の研究生ナンバー『夕立の前』。

”今まさに恋にぶつからんとする、荒々しい心情を夕立が来る空模様に例えた”リクエストアワー2015でも1位に輝いた人気曲を、なんと当時早々に昇格して参加できなかった同期、東李苑を加えて披露!


スタッフに頼んで、その衣装まで李苑オリジナルのものを用意してもらったという、ゆめちの細やかな心遣いがなんとも心憎い。

ちょうど4周年でもあるこの日、ステージに揃った6期生は”6期の時代到来”を印象付けたリクアワ2015のときと比べても、ゆめちが言った”強さ”を感じさせるに十分なほど、各人がたくましく成長を遂げていた。



かつて、当時の研究生の前に立ちはだかった黒く巨大な雨雲。

ドラフト制度に大組閣…。



だが彼女たちはくじけなかった。


不安定なブランク期間を乗り越えて松村香織、犬塚あさなを中心に様々なアイデアを持ち寄り、一から皆で作り上げた、伝説の『アップカミング公演』。常に次があるかどうかも定かでない状況でこの野心的な試みに満ちた新公演を大成功させたことは、ゆめちにとっても一筋の光明となり『わたしの財産』とも言えるほどの貴重な経験となったのだ。



『あのコールの嵐を絶対に忘れません。』



後にそう語られたように幕張での最後の握手会で実現した奇跡とも言えるアップカミングステージは異様な盛り上がりを見せた。再現されたヲタの完璧なミックス、全体から湧き上がる地鳴りのようなコールは正規メンバーをも巻き込んだ当時のこの公演の伝説的な”熱さ”を物語っていると言えるだろう。




▪ でも忘れない君がいたこと



MCを挟んで、僕は『枯葉のステーション』を予想していた。


だが、そこに現れたのはカラフルな花に彩られた6人のメンバー!井田玲音名、山田樹奈、福士奈央、都築里佳、そしてつい2日前に卒業公演を終えたばかりの元チームSリーダー矢方美紀!ゆめちと特に縁の深い、大好きなメンバーと披露されたのは


『コスモスの記憶』





この曲は4thシングル『1!2!3!4! ヨロシク!』のカップリングであり、ゆめちが『SKE加入前に一番好きだった曲』である。



(以下前略)


コスモスの花は  きっと知ってるだろう

ずっと 遠くで見てた 

僕は陽射しのように…

初恋の記憶は 気づかれない切なさ

でも忘れない君がいたこと



信号が赤になり 



トラックに追いついて



助手席の君が今  



泣きながら手を振った




コスモスの花は どこか淋しく見える 

何も言わずに揺れて 

季節 見送るだけさ

薄紅の記憶は 心の片隅で 

もういなくなる君の微笑み 

でも忘れない君がいたこと





彼女は親が転勤族であったことから、おそらくこれに近いイメージの経験や淡い記憶があるのかもしれない。


コスモスの花言葉は ”少女の純真” である。


まるで卒業にあたって、花を愛する彼女のために作られたかのようだ。



そしてこの詞は、見送る我々の心情にも見事なほどに重なる。この曲を聴くたびに、ときめきと切なさと…ほんのりとした胸の痛みが、その微笑みの記憶と共に蘇るのかもしれない。



▪ 『私はこれからも踊り続ける』




『結婚するみたい!』


と思わず言葉が漏れるほどゆめちにぴったりなヴェール付きの真っ白な花冠に花束。



セレモニー冒頭、残念ながら不在となった松井珠理奈からSKE伝統のその”熱さ”を受け継ぎ、力を尽くしてくれたゆめちへのねぎらいと感謝、励ましのビデオメッセージが流される。


松村香織からの手紙では同じ研究生時代、犬塚あさなと共に6期生の育成に散々苦労した話や、その中でゆめちが常にリーダーシップを取ってきたこと、同期、竹内彩姫と共に身を削りながら数々のアンダーを務め、公演を支え続けてきたことなどが語られた。

ともに決して恵まれない境遇のなか、苦しみや喜びを共有してきた大切な仲間として「ゆめちのことは同期だと思っている」と語られるほどに濃密な時間をともにしてきたのである。

さらに天丼チェーン”てんや”への愛や、ゆめちならではの”炒飯キャラ”など、チャンスを掴もうと貪欲に自ら発信し続けたことなど、その奮闘ぶりが涙と笑いを交えながら読み上げられ、何とも言えぬ暖かい雰囲気に包まれる。


続いて、本人から高校を無事卒業できたこと、足のリハビリからもようやく解放されることが伝えられ、安堵したファンからの温かい拍手が送られた。


あらためて『真っ直ぐに、これがやりたいということが見つかったから』という希望ありきの卒業であることに加え



『私はこれからも踊り続ける』



『SKEとは違うステージにはなってしまうのですが、また別の世界で私の踊っている姿を見ていただけたらなって思ってます』


という力強い言葉を聞けたことが、ゆめちを惜しむ我々ファンにとって何よりの救いになったに違いない。



▪ 気づかされた、もっと大切なこと



『 SKEで最後の曲といえば、この曲!仲間の歌!』


冒頭のゆめちの言葉に続いて最後に紹介された曲は、SKEの賛歌とも言える『仲間の歌』







慣れ親しんだ『制服の芽』公演だけでなく、コンサートなどでも最後に歌われることが多いこの曲。『人の支えの大切さに気づいた』という彼女の、メンバーやスタッフ、出会ってくれた全てのファンへ向けたストレートな想いを代弁する1曲だろう。


さらに、ゆめちにとっては2014年の夏、美浜海遊祭において犬塚あさなと共に正規メンバーへの昇格発表後に嬉し涙があふれる中、披露された思い出深い1曲でもある。


『確かに、総選挙ランクインや、同期が次々と手にしつつあるシングル選抜というポジションを手にすることができなかったのは、やり残したことかもしれない』


セレモニーでもそう語った彼女だが、その実に晴れやかな笑顔は…48グループメンバーであれば誰しも避けることのできない過酷な状況のなかで、学業との両立で何度もくじけそうになりながら…時に喜び、時に苦悩し、葛藤し続けたその過程において



『もっと大切なことに気付けた』



という”悔い” を越える ”大いなる感謝” に満ちあふれていた。



これはちょうど、秋元康の『365日の紙飛行機』の歌詞にも重なる。




その距離を競うより

どう飛んだか

どこを飛んだのか

それが一番大切なんだ

さあ 心のままに

365日




僕たちは知っている。



ゆめちが、どんな想いで『どう飛んだか、どこを飛んだのか』を!

我々ファンに対しても『もっと大切なこと』を気づかせてくれたのは、あなたです!!




ゆめち!4年間、本当に本当にありがとう!!!



2017年4月13日木曜日

"不器用太陽” シアターの女神、野口由芽 最終公演!vol.2


「 私は4年間で本当にたくさんの人に出会って人の支えの大切さに気付くことが出来ました 」




ダンスメドレーを挟んで後半、


"不器用で臆病な主人公のもどかしい恋模様” が、せつなくも熱く綴られる「不器用太陽」へ続く中…挫折も多く味わったであろう、ゆめちのSKE人生の中で特に重くのしかかった「足のケガ」との戦いがオーバーラップする。



昨年9月、思わしくない状態のまま強行出演した結果、公演中に悪化、



悔しさのあまり涙…涙となった「不器用太陽」。



高校3年の夏、総選挙の結果を受け「卒業」の二文字が眼前に迫る中、その手先の器用さに反して、もどかしくも不器用な彼女の心模様。




なぜ、そこまでして…?




既に2014年から、その兆候は見られており、15年5月にはついに劇場公演を約2ヶ月間休演に追い込まれるに至る。


完治は難しい症状の中、なんとか復帰するも…だましだましの状態が続く。


そんな、時に心が折れそうな状況の中で、彼女を支えその視野を広げてくれた、ある恩人とも言える大先輩の姿があった。




宮澤佐江である。




ケガとの戦いは、48グループの歴史でもある。



佐江ちゃんの同期、梅田彩佳が長期離脱に追い込まれたことや、残念ながら卒業まで追い込まれることとなった柏木由紀の名ユニット曲「てもでもの涙」での相方、佐伯美香やSKE1期生の松下唯。常に腰爆弾を抱えていた松井玲奈など、挙げればキリがない。



そんな数々の仲間の葛藤を間近で見てきた彼女には、ある確信があった。かつて佐江ちゃんはAKB新聞誌上でこう語っている。




心の片隅で「卒業したい」と思ってる子がいたら、その言葉は弱音ではないのかなって、もう一度考えて欲しいです。このグループでできることはやったと思える日が来るまで、卒業を考えたらダメだって思う。 


私は10年たって「佐江ちゃんお疲れ様でした」って自分に言えます。


前に出られなくて、卒業したいという人はいると思う。握手会もファンが来てくれなかったり、選抜に入れなくてやめようって子もいるかもしれないけど、例えば劇場公演で何を頑張ってるか、何が1番になれたか。私って何を頑張ったんだろう?とクエスチョンマークが1つでもあるなら、まだ「その時」じゃない。




おそらく、これに近い助言がゆめちにも届けられたことは想像に難くない。





ただでさえ考え込みやすい性格のゆめちにとって、太陽のように温かく包み込みながら、その視野を広げさせてくれた佐江ちゃんの存在は、とてつもなく大きいものだったに違いない。


偶然にも宮澤佐江卒業公演の翌日、4月1日のS公演でゆめちは当時の新曲「チキンLINE」のセンターに抜擢された。


「死ぬ気でやる!」


とまで言い放った彼女は、このチャンスを掴まんと佐江ちゃんへの万感の想いを込めて、ケガをものともしない鬼気迫る全開パフォーマンス!を見せてくれた。





ただ、その後しばらくして事件が起こる。


おそらく、当時の彼女の事情を把握していない関係者から研究生時代と比較されるかたちで、公演の辛口評価を受けてしまったのだ。


SKE48勝手にプロデューサー!(笑): まじめキャラ卒業宣言!逆襲の野口由芽!


おそらくこの頃だろうか?卒業前のラジオ出演で「今だから話せる」として明らかにされていた、ケガとの葛藤を誰にもぶつけられず一人で泣いていることの多かったという彼女がマネージャーに促され


「(足を)折れっていうんですか!!」


とまで、その心情をあらわにしたのは…。



悔しかったに違いない。ケガが完治しない以上、何とかその他の表現力などで違った魅せ方を模索していたのだから…。


壮絶なるマジで反抗する彼女の意地。



もちろん、誰も無理をしてケガの悪化など望んではいない。

こういうタイプは時に冷水をかけることも必要だろう。ただ、そこを乗り越えてでも体現したい、ゆめちなりのSKEの一員としての燃えさかる情熱を否定することもできない。



バレエ経験とパフォーマンスから入るファンの多い彼女ならではのプロ意識。かつて憧れたチームSの一員としての誇り、そこから来る「わたしを通して少しでもSKEの魅力を伝えたい!」という想い。


アイドルという、ある種の色眼鏡で見られがちなジャンルの中で”楽曲”の持つ魅力を自身を通して伝えたいという、元ファンでもある彼女のこだわり。



すべては やはり ”for the SKE48"



宮澤佐江だけではない。松村香織、加藤るみ、矢方美紀、宮前杏実などに導かれ、いつしか彼女は、傷つき葛藤するにつれ、より輝きを増し、”SKE魂” とも言える、その”熱きバトン”を受け継ぐ継承者となっていた。



アンコール!



「放課後レース」「チームS推し」「僕は知っている」



さらにクライマックスとなる卒業セレモニーに至るダブルアンコールへ!!

曲の盛り上がりに比例して、ファンの4年間の”限りなき想い”も加速していく!!!



(つづく)

SKE48勝手にプロデューサー!(笑): "コスモスの記憶” シアターの女神、野口由芽 最終公演!vol.3

2017年4月7日金曜日

"強がり時計” シアターの女神、野口由芽 最終公演!vol.1


「 SKEでの4年間をやりきったって、自信を持って言うことができます 」




去る2月28日、我らが ”シアターの女神”(ヴィーナス)”ゆめち”こと野口由芽が、チームS「重ねた足跡」公演にて、実に晴れやかな笑顔と共に、SKE48での全ての活動に終止符を打った。



1月25日の突然の卒業発表から約1ヶ月。



当初、あまりに短すぎる卒業期間に戸惑わされたものの、逆にこれがスケジュール的にもファンの想いとしても凝縮されるという効果を生み出し、非常に濃密な充実した卒業ロードとなるに至った。



我々ファンの熱きリクエストが実る形となった、総選挙ランカーでもない、シングル選抜でもないメンバーとしては破格の扱いとなったAKB48SHOW!への出演を始め、ラジオを中心とした彼女を惜しむ各方面からのオファーなど、劇場や握手会でも実現した”数々の奇跡”と共に、本人にもファンにも決して忘れ得ぬ疾風怒涛のラスト1ヶ月となったことは間違いない。



ブログなどでも語られていた通り、単に「足を怪我したから」ではなく、これから「進学を目指すから」でもなく「将来を見据えて春から大学へ」という、今までの活動の延長線上に見えた、あくまで明確な希望ありきの前向きな卒業発表にしたかった!というところに彼女のこだわりが見て取れる。



この日も見受けられた彼女の前向きな姿勢、自然体で心からあふれる笑顔、未来を見据えたしっかりとしたその言動にはもはや、かつてのデリケートで涙もろい印象が強い、ネガティブな少女の面影はなく、見事にたくましく成長した間もなく大学生となる”大人のゆめち” がそこに存在していた。



自己紹介MCでも、まず語られたのは、この日をもって6期生がお披露目から、ちょうど4周年を迎えたことと、こんなにもたくさんのファンに出逢えたことへの”感謝”からであった。


この日も2015年、足のケガからの復帰を機に名乗り始めた ”シアターの女神(ヴィーナス)” は最後までその名に恥じぬ進化を見せてくれた。





屈託なく明るく元気なオープニングナンバー「Gonna Jump」「手をつなぎながら」から一転、”少女の胸の奥に潜む狂おしい情念” を歌った「innocence」へ。


長年、あの松井玲奈の名曲「枯葉のステーション」を誰よりも説得力を持って歌い継いできた彼女らしく、指先まで神経の行き届いたしなやかさと、物憂げな表情の中に時折小悪魔な笑みを織り交ぜながら、我々をゆめちワールドへ誘う。


「強がり時計」では”不器用な主人公のせつなすぎる悲恋” を自身の不器用な性格にナチュラルにシンクロさせることで、思わず粉雪降りすさぶ詞の情景が浮かんでしまうほどに、胸が締め付けられるようなパフォーマンスが眼前に迫る。



「 純粋すぎるがゆえに垣間見えるある種の狂気、情念 」



松井玲奈に通底するその魅力は、特に陰影のある曲でこそ、その真価を発揮するのだ。



それだけではない。18歳の彼女が最も楽しんで意欲的に取り組んでいるように見えたのが、この日は残念ながら休演となった松井珠理奈のソロナンバー「赤いピンヒールとプロフェッサー」だ。





”大人の恋に憧れる小悪魔な女子大生の背伸び感” が魅力の一曲である。



小学生時代から培ったバレエ仕込みの、しなやかで流麗な動きとシルエットの美しさ、手先の器用さとセンシティブで職人気質な性格が反映された、細部に魂を宿らせんばかりの指先から足先まで神経の行き届いた繊細な表現が光る!


ゆめちらしい清楚感溢れるCUTEな背伸び感と相まって、珠理奈の問答無用の貫禄パフォーマンスとは全く異なるオンリーワンの魅力が存分に発揮されていた。基本的には、地味な雰囲気の優等生タイプである普段の彼女とのGAPも大いに楽しめる1曲となっている。



数回前の公演では、まさにその珠理奈とペアでの「赤ピン」という奇跡の共演が実現したのだが、全く気負うことなく喜びに満ちた表情でやりきっただけでなく、この日も見せてくれた繊細な表現はその指先から、まるで”魔法のようなオーラ”が放たれているのでは?と見まがうほどの、思わず息をのむような美しさにまで昇華していた。



かと思えば、清涼感あふれる片想いナンバー「コップの中の木漏れ日」では、その爽やかな純白衣装と共に”淡い恋の対象として憧れられる無垢な少女” への抜群のフィット感を感じさせてくれる。





ある時は大人びた表情、ある時は可憐な少女…



この年齢特有の魅力が曲によって目まぐるしく入れ替わり、それぞれ今しか出せない”ゆめち”となって凝縮されていた。



”シアターの女神”に偽りなし!



幸運にもその最後に同席できた僕の目に飛び込んできた彼女は、まさにアイドルとして 心、技、体 ともに臨界点を迎えた



”可憐で美しきヴィーナス” そのものであった!



(つづく)

SKE48勝手にプロデューサー!(笑): "不器用太陽” シアターの女神、野口由芽 最終公演!vol.2

2016年8月11日木曜日

最後までわるきー!ずるいアイドル、渡辺美優紀の心層


「ホンマにみるきーはずるいな〜、どこを取っても本物のアイドルや」



7月の神戸での卒業コンサートで同期の上西恵からのそんな言葉が


女性からも嫉妬に近い羨望の感情を抱かせていた、みるきーの魅力を端的に表していると言えるだろう。




9日、ついに地元NMB劇場での卒業公演をもって、みるきーはアイドルを卒業した。



NMBは僕の地元に最も近い48グループであり、その看板メンバーである、みるきーは同郷である(奈良)ということからも、デビュー時からごく自然に注目し続けてきた存在であった。



そのままでも十分なアイドルスペックにもかかわらず



釣りキャラとも揶揄される握手スタイルでも見られた、多くの世の女性が躊躇してしまうような


”あざとさ”を嫌みなく発揮できるところに

思わず「ずるい」という言葉が漏れてしまうのだろう。



そうした屈託なく”女”としての魅力を奔放に開放できる小悪魔性が、


わかりやすく強力なキャラクター「わるきー」となり

アイドルとして消費される一方で

その過剰なまでに笑顔を絶やさない愛想の良さの奥に潜む

そこはかとなく垣間見える”寂しさ”のようなものを

みるきーの瞳の奥に感じられた方も多いのではないだろうか?



抜群の愛嬌で巧みにカバーされているが、彼女のあの魔性の魅力は

おそらくその人生で培ってきた彼女なりの本能的な処世術の結晶であり、

明らかにされている、父親のいない環境で育ったということと

おそらく無関係ではないだろう。



完全な僕の妄想で恐縮だが

彼女には世間的に言い憚られるような過去が

あるのではないだろうか。


それが家庭環境に起因するものであったとしたら…



あの独特の愛嬌が、時として哀しさと表裏一体を感じさせるのは

幼少期における精神的な飢餓感や思いがけないトラウマからくるものなのでは?

…などと、ついつい根拠のない勝手な妄想を膨らませてしまうほど(笑)

彼女は、つかみどころのない魅力にあふれている。



地元出身だけに、素直に推したいのだけれど…推せない(汗)



ずっと僕の心にブレーキをかけていたのは

彼女のその拭えぬ寂しさの奥に

何か得体の知れぬ業の深さのようなものを感じていたからなのかもしれない。




「 僕はいない夏の砂浜~♬」



そんなフレーズから始まる

みるきーセンターのラストシングル「僕はいない」の

ほんのりと切ないメロディーが

やや距離を置いて見ていた僕のような在野のヲタにも

ほんの少しだけ、彼女の心のひだに触れさせてくれたような…

そんな気がした真夏の夜でした。

2016年7月13日水曜日

その生き様を目撃せよ!スピーチに見る須田亜香里論


涙..涙の選抜落ちから1年、

我らが”だーすー”こと須田亜香里が、総選挙にて”神セブン”となって帰ってきた!



総選挙での須田ちゃんと言えば、13年に初選抜入りした時の


「瞳の中のセンター」というフレーズが評判になったことは



まだ記憶に新しいことでしょう。



確かにうまいフレーズだとは思ったが、その評判がある種の足かせとなり、彼女はもっともらしく「いいことを言おう」とやや勘違いするようになったと思う。


それが翌年にストレートに出て、空回りしてしまった結果


まとまりのないダラダラスピーチとなって、大不評を買うことになった。



そして選抜落ちとなった昨年は、その結果を受け止めきれないままの号泣スピーチ!



しかし、そのときの彼女は素の感情が爆発し、悔しさが言葉の端々からあふれ、どうしていいのか分からない、もどかしさがそのまんま出ていた。



僕は、これこそが須田亜香里だと思った。



かしこまった優等生的なスピーチなど、全く似合わない!

かっこ悪くても、感情を爆発させるような”らしさ”を見せてほしいのだ!



選挙後の写真撮影さえもボイコットするという前代未聞の醜態を見せた結果となったわけだが、たとえ無様でも、そのままをさらけだしたことで、そこからどう這い上がるのか
には自然と注目が集まることになる。





結果、彼女はそれまでの自分を追い込む努力型一辺倒とも言えるアイドル路線を一旦壊す決断をした。


ラジオなどでも情緒不安定さをそのままさらけだし、髪を染めて人間宣言をするなど(笑)方向性に試行錯誤の一年で世間的に大きな仕事こそなかったものの、そのジタバタする泥臭さが彼女らしさに繋がっており、うまく引き出されていたように思う。



要するに彼女は、生き様系の人だ。


時には七転八倒の醜態をさらしながらも、そこから這い上がろうとする生き様そのもので人に感動や情熱を伝えて行くタイプだ。




タイプ的には大物で言えば



プロレスラーなら、アントニオ猪木、大仁田厚、ミュージシャンなら、長渕剛などと通じるところがあると言ってよいだろう。


だから彼女は、カッコ悪ければ悪いほど、逆にそれがカッコ良さに繋がっていると思えるところがあるのだ。




今年は、やけに謙虚な姿勢で清々しさを感じさせてくれた。


去年の自分を振り返って「結果がすべて」に捕われていたと、その心境を吐露してくれた。


単純に今まで気付かなかったの?と思った人もいるかもしれないが



そこに彼女ならではの重みを感じることができる。


幼い頃から決して好きではなかったバレエを続けて全国トップクラスにまで登り詰めた彼女は残酷なまでに結果がすべての世界で生き抜いてきたのだ。



彼女はバレエで実践してきた方法論で、ところを変え”アイドル道”を邁進してきたのだ。



そのアスリート的な姿勢は非常にSKE的でもあり、個人的にも熱くなれるポイントなのだが、そのやり方が限界を迎え、より幅広い視野に立ち脱アイドル的な試行錯誤が行われたのがこの一年だったと言えるだろう。


過酷なアイドル道を自らに荷し、アスリート的なアプローチで突き進んだ先に待っていたのは、もう一回り大きな”タレント”としての須田亜香里に生まれ変わる為の大きな壁であった。


そう簡単に越えられる壁ではない。



でもファンは彼女の七転び八起きを見守りつつ確実にその先に光を見出している。「内面まで見て下さる」と言うように彼女のファンは全部ひっくるめて、その生き様ごと彼女に魅せられているのだろう。


単純に昨年の悔しさだけではない、強固な信頼関係あってこその、納得の神セブンであったと言えるだろう。


実際のスピーチでは、さすがに緊張は隠せない様子だったが変にハラハラさせられるようなところはなく

ありのままの自分をさらけ出しつつ、自分の言葉で語り、まとめるというキャプテンとして求められるところにも進歩が見受けられ、大いに評価されて良いスピーチであったと思う。


だが、あえて少しだけ注文をつけておきたい。



小器用にうまくしゃべり、まとめるだけでは須田ちゃんらしくない。まともにスピーチできないというイメージを覆したかったのはわかるが



過剰なほどエモーショナルな、感情に訴えるバタ臭さこそが

最も ”須田らしさのダシ” が出るポイントであることを忘れないでほしい!


”不器用で泥臭い生き様そのもの” こそが須田亜香里、最大の魅力なのである!!


2016年7月4日月曜日

もっとKYになれ!古畑奈和へのジレンマ




今年の総選挙で箱推しとして最も想定外だったのは、

古畑奈和ちゃんが昨年と同じくアンダーガールズ止まりであったことだ。


結局選抜も各自ランクアップしたものの、珠理奈と須田ちゃんのみという事実。



これは先に卒業を発表した柴田阿弥なきあと、現状4期生以降でこれといった


突き抜けた存在がいないことを端的に表している。



昨年の順位(24位)からして今回は入ってくるだろうと、おおむね予想されていた奈和ちゃんが今一歩、抜けきらなかった原因はなんだろうか?


具体的には前回より票数は約3000票も伸ばしたにもかかわらず順位的には5ランクダウンの29位。


ただこれはモバイル票が去年の倍になったことを考えれば

それがそのまま上乗せになった印象で、なんとしても奈和ちゃんを選抜に!という熱が波及するまでには至らなかったと言える数字ではないだろうか?


奈和ちゃんの選挙前のメディアやブログでの発言は概ね

SKE内でのポジション争いにこだわるより、珠理奈を支えることで団結してグループ全体として盛り上げていきたい

と言った主旨のものであった。



確かにその通り!SKEのために!多くのメンバーがそう口にしている。



SKEの現状を考えれば、普通に正論なのだが



総選挙という舞台に上がる”役者”としてはちょっと優等生過ぎて食い足りない印象だ。



できれば、時としてグループ内摩擦を、ある種”演じる”ことでファンを引き付けるというプロレス的な視点も、持ち合わせてほしいのだが、それはちょっと贅沢な注文なのかもしれない。


だが、総選挙は基本は個人の戦いなのだし

「 私がSKE内でポジションを上げることで珠理奈さんの負担を少なくできれば 」

くらいのピリっとした発言がほしかった。



かおたんのYoutubeのインタビューでも見受けられたが


なおちゃんはやや空気を読みすぎているところがある。



良く引用される、秋元康の「嫌われる勇気を持ちなさい」が必要なのかもしれない。


メディアなどでSKEを今後どうしていきたいですか?

などと聞かれる機会が増えてまだどう答えて良いものやら戸惑っている、と語っていたが
正直、考えすぎているように思う。


元々なおちゃんはトークが苦手だ。

かなりまともにメディア対応もできるようにはなったが、



あくまで歌い踊り、演じる表現者として才が秀でているメンバーであって、饒舌さが売りではない。



現在19歳、ちょうどベテランと若手の狭間で難しいポジションであることは確かだ。


柏木由紀の最近の発言にもあるが、基本的に10代のうちは、まず自分をどう磨くか、アピールするかを優先で良いと思う。


SKEは”SKEのために”という、ある種のイデオロギーが強すぎるため、後藤楽々のような若手メンバーでさえも繰り返しそう口にすることが多い。


フロントメンの自覚として気持ちは分かるが

それを気にかけて活動を求められるのは、キャリアにもよるが基本二十歳以上のメンバーで良いと思う。自分が光ることで貢献できればそれで十分だろう。


なおちゃん、空気を読んでばかりいては突き抜けることはできない!

饒舌に語ろうとするより

その才を生かして存分にステージで暴れ回ってほしい!


君は今、まだそれで良いのだ!!


2016年6月30日木曜日

卒業発表!干されメンの希望、柴田阿弥のマジ!


「 SKEでの活動は完全にやりきった!全く悔いはない 」


そう決然と言いきる彼女の眼差しは、もはや未来に向けられていた。




26日に行われたニコ生特番にて、柴田阿弥が自身の卒業を発表した。


以前から、それらしい発言をしていたこともあり、先を見すえた上での概ねヲタも納得できるタイミングと言えるだろう。


彼女に関して、デビュー後しばらくは4期生の1人として認知していた程度で存在を意識しだしたのは12年、アイシテラブルのカップリング曲「あうんのキス」で初のセンター抜擢後、ずっと食わず嫌いだった旧チームE公演を見に行くようになり生の彼女を目にしてからのことだった。


4期生は研究生を経ず最初からチームEとしてスタートしたことで逆に迷走する状態がしばらく続いていた。


ところが12年夏、斉藤真木子、古畑奈和らの昇格をへて当時の逆上がり公演の評判も上向き始め、13年には、チームの上昇気流にも同調するカタチで、徐々に彼女を取り巻く状況が変わり始めていた。

ちょうど”腹黒”や”ぼっち”などのネガティブ要素をキャラにしだした頃で、僕もその開き直り感に興味を持ち始めていた。


13年春に参戦した、武道館での「白黒付けようじゃないか!SKE単独公演」では既に4期筆頭の花音よりも、現場でのコールが明らかにデカイ!ことをまざまざと見せつけられ(劇場公演でのコール合戦はすでに恒例であった)「いったいこの界隈では何が起こってるんだ!?」と胸ぐらを掴まれるようなヲタの熱さに驚きを隠せなかったのを記憶している。


答えは簡単だった。



「めちゃくちゃマジじゃねーか!この子!!」と感嘆せざるを得ないほど、ステージでの彼女は全身からマジが溢れ出ていたのだ。



E「逆上がり」での彼女も良かったが、個人的には初の組閣後KII(チームC)に移動してからの弾けっぷりが印象に残っている。


平均年齢の高さもあり前評判が一番低かったCが、ふたを開けてみれば当時最強チームとの評価を勝ち得たのは、彼女を始めとする旧チームE勢の奮闘があったればこそだと記憶している。握手重視派ではなかった他推しの僕にも、彼女の当時「柴田ホールド」と名付けられるほど(笑)ガッチリと掴んだら離さない姿勢は、脅威を通り越して感嘆の域に入っていた。


そして、明らかに数字でも結果を出しているのにもかかわらず総選挙直前のシングル「美しい稲妻」での選抜落ちという事実が本人の絶望とともにヲタの”怒りのブースト”に火をつける結果となった。


総選挙前、2ちゃんねるでのヲタの魂の叫び



「 明日の速報にはSKE柴田が入る。この名前を憶えておけ!」


もはやその後の結果も含めて伝説と言えるだろう。



僕自身、箱推しとして今でも、あの速報を上回るサプライズの経験はない。まだ前田敦子以外の主要メンバーの多くが在籍していたにも関わらず速報8位、そして17位のアンダーセンターで初ランクインという結果は、今後おそらく数字として抜かれることはあっても


価値として見た場合、上回ることは不可能


と思わせるほどの強烈なインパクトを残したのだ!そこまでヲタを感染させ、箱推しをも巻き込んだ彼女のマジには恐れ入るしかなかった。




卒業後は、ソロのタレント活動を念頭に、大学卒業も目指す阿弥ちゃん。


彼女の盟友である同期、小林亜実をはじめ、水埜帆乃香、平松可奈子など昨今、SKEは卒業生の活躍に目を見張るものがある。しかも皆SKE時代に主に非選抜や総選挙圏外などで、思うように花咲くことができなかった悔しい思いが原動力になっているメンバーが多いように思う。


2年連続選抜入りで更に名を上げたものの、SKEでの地位は盤石でも、ついぞAKBでは総選挙曲以外で重用されることはほとんどなく、限界は見えていた。


ニコ生でも思わず噴出していた阿弥ちゃんの


「絶対に見返してやる!」という


ある種の負のエネルギーが今後も発揮されるのか、見ものである!

2016年5月21日土曜日

ネタキャラを乗り越えろ!ゆめちの快進撃!


「 絶対なりたくないと思っていたネタキャラに、いつの間にか、なってしまっていることに気付いて…」


6期生の”ゆめち”こと野口由芽は先の4月20日の生誕祭で正直に戸惑いを語ってくれた。




それもそうだろう。


真面目な性格というだけでなく、特技がフルートとバレエという、おそらくかなりのお嬢様育ちであり、元々48Gファンでもあった彼女が憧れていたメンバーは



あの 渡辺麻友 だ。



自らがアイドルになるにあたって、彼女なりの理想のアイドル像があったことは想像に難くない。


そんな彼女が、今の勢いの流れを掴む直接のキッカケになったのは、昨年9月、2期生の先輩加藤るみのラジオ番組「岐阜県だって地元です」において「絶妙なメンヘラ」と形容されて、話題を呼んだことだ。


更にその後、電話出演したオリラジの番組「らじらー!」で思う通りにいかなかった憤りを、当時凝っていたチャーハン作りにぶつけた結果が注目を浴びることになる。


これが何と年末には「心痛炒飯」と名付けられ、カフェメニュー化されるに至り、さらには史上最大のヒット!というミラクルまで巻き起こしたのだ!(SKEの紅白落選によりヲタの心情がリンクしたことも関係)


こうして”らしさ”をアピールした結果が、過剰にネタキャラとして面白がられることに戸惑いがあったのも無理はない。


そんな外野のヲタに苛立ちを憶えつつも


先日オンエアされ、初バラエティ進出となった東海テレビ「バナナスクール」(バナナマンMC)での大活躍やその後、5月3日S公演での「売られたケンカは買ってやる」発言を見るにかろうじて残っていた、その戸惑いさえも吹っ切ってきたように思う。


かつて指原莉乃は、ゆめちも読んだという著書「逆転力」で王道アイドルという、ごく一部の限られた席に皆が群がることの無理を指摘している。


それより自分の個性を生かした独自路線で、アピールする道を選んだのが指原であり、無駄に推され席を順番待ちするより勇気を持って、自らの道を開拓したからこそ今の彼女があるのだ。


彼女は今やAKBやHKTというより、アイドルという存在を超えつつあるところまで進化している。





SKEでの独自路線の筆頭格、加藤るみは自身が選ぶ、るみ選抜のセンターにゆめちを選び続けている。松井玲奈から名曲「枯葉のステーション」を受け継いだほどの、彼女の持つ”際立つ清純さ”に魅せられてた部分も大きいが



「ゆめちはストーリーを持っている」



選考理由をそう語っていた。


思わず「絶妙なメンヘラ」と形容し注目したのは、単にまじめで考え込みやすい、その性格をネタにしただけではない。ケガをして、卒業も考えたほどの崖っぷちから這い上がろうともがき苦悩していたゆめちに対する



「開き直ってコンプレックスを武器に変えてみたら?」



という主旨の彼女なりのエールだったに違いない。



ゆめちよ、ネタキャラを恐れるな!




独自路線の吹っ切れた今の君は、推されの指定席にいるメンバーより、ある意味強い!

今後どういう方向に進むにせよ、利用すれば良いのだ!!

2016年5月13日金曜日

まじめキャラ卒業宣言!逆襲の野口由芽!


「 売られたケンカは買ってやる!」

5月3日のS公演にて”ゆめち”こと野口由芽から、そんなアイドルらしからぬ過激な発言が飛び出した!



珠理奈を通して関係者から伝えられた


「野口さんが全力でやっているのかわからない」


という公演パフォーマンスへの率直な評価に対して、納得できない彼女からのストレートな反抗だ!


それもそのはず、彼女は一昨年から足のケガに悩まされており、昨年は約2ヶ月の休演に追い込まれたほどだ。復帰したものの完治が難しく、一時は卒業も考えていた状態で、今なおセーブしながらの活動が続いているのだ。



だが、それを理解し温かく見守ってくれるファンばかりではない。



ステージに立つ以上、その言い訳は万人には通用しない。

そんな現実を突きつけられ、抑えきれなかったのであろう...。



全力モードで、足が痙攣してしまうほどに激しく舞い踊る姿は、大人にならんと葛藤する彼女の、狂おしいほどの青春の咆哮そのものであった。



確かに無茶だ、誰もケガを悪化させることなど望んではいない。



だが、あえてそうすることで、今48グループから消え失せつつある一番大切な ”マジ” を見せつけてくれたのだ!




早くもデビュー4年目となり、4月には18歳を迎えたゆめち。



今までの”まじめキャラ”という優等生的だが

今ひとつ地味で目立たないイメージの自らのカラを見事に破って見せてくれた!




これは事実上、ゆめちからの”まじめキャラ”卒業宣言と言えるだろう!!



まじめキャラから脱皮したゆめちの逆襲を見逃すな!!!



(つづく)

SKE48勝手にプロデューサー!(笑): ネタキャラを乗り越えろ!ゆめちの快進撃!

2016年1月28日木曜日

その傍らに彼女あり!不撓不屈!磯原杏華


「きょんちゃんてカッコいいなぁ…」


切々と感謝の言葉を語る彼女は、はるかに年上である僕を素直にそう思わせてくれた。


卒業公演の彼女は、既に凛とした大人の女性といった面持ちで、志を定め覚悟を決めた人間の美しさに溢れていた。




僕がヲタになったのは2009年の夏頃だったが、その頃の彼女は本当にまだ子供で、ちょうど現在の、いわゆる7D2(7期とドラフト2期)の年少組と同じ感覚であった。

当時はまだ”SKE48=チームS”という状態で、彼女の存在は認識していてもほとんどその他大勢の中の1人という程度でしかなかったのが正直なところだ。それから彼女をあらためて意識し始めたのは、秋元康も当時注目したGoogle+での研究生としてのあるべき姿を示してくれた投稿


磯原杏華としては関係ないけど 元研究生として言わせてください。 …


そしてチームEの「逆上がり」公演にハマりだした2012年夏頃だった。

”同期中心の冴えないチーム”という先入観で、食わず嫌い状態だったE公演を見て…


「しまった!」もっと早く注目すべきだった!


と思わされたのは、当時気になっていた梅本まどかや斉藤真木子の影響が大きかったのだが、腰を据えてEを推すにつれ、その傍らにいる彼女の存在の大きさにようやく気付かされたのだ。


2期生としてチームEには2010年末の立ち上げ時から参加し、幼いながらも4期生中心のチームを支えてくれていた彼女。特にキャプテンとして奮闘していた梅ちゃんを常に傍らで
支え続けてくれたことが非常に印象的であった。彼女と同じ4期生、小林亜実にとっても非常に大きい精神的な支えであったのは数々のエピソードが物語っているとおりだ。


僕は以前から48グループの今までのアイドルにない面白さは、前例のない大人数とドラマチックな数々の仕掛けにより


”今まで発生しなかったような特殊な存在のメンバーが現れる群像劇にある”

と思っている。


大袈裟に言えば、群雄割拠が織りなすことによって生み出される”アイドル大河ドラマ”と言ったところだろうか?


高橋みなみが代表例だが、常にメンバーの傍らに寄り添い手を差し伸べ導くことのできる人物、半ば劇場支配人やマネージャーのような役割なのだが、このグループにはそんな意味でも必要不可欠なメンバーが少なからず存在する。


精神的支柱と言っても良い。


きょんちゃんは間違いなく、そういう意味でも大きな存在であったのだ。



卒業に当たって各メンバーから様々なエピソードが語られているが、2014年2月、AKBグループ全体による”大組閣”発表時、ショックのあまりその場で泣き崩れた現チームE(元チームA)佐藤すみれを移籍後支えたのも、彼女の存在が大きかったようだ。



移籍メンバーの存在はきょんちゃんにとって事実上、選抜への障害になっていたことは否定できないはずなのに…である!


このことはきょんちゃんが個人という立場を越えて、SKE48のために自分には何ができるのかを考え、実践していたことを端的に現している。



その他の後輩も、仲の良い江籠裕奈や二村春香だけではない。まさに枚挙にいとまがないとはこのことだろう。


SKE48まとめろぐっ! : SKE48磯原杏華卒業公演についての投稿まとめ!「本当にたくさんの方々に支えられた2500日でした。 ありがとうございました」



彼女が研究生オーディションに合格したのは2009年の3月29日、そして2期生のお披露目が4月25日。


長らく非選抜という日陰の存在を強いられ

2013年の悲願の総選挙ランクインを持ってしても容易には叶えられなかった選抜への険しい道のり。



そしてついに念願の選抜入りシングル「コケティッシュ渋滞中」が発売されたのは…


2015年3月31日。



実に6年越し!2166日目にしての、まさに”快挙”であった!・*。・゜





先日行われた、AKBグループ総合リクエストアワー2016にて見事2位!に輝いたドキュメンタリー映画主題歌「僕は知っている」


箱推しの力を大いに感じさせてくれた順位であったが、あらためて、その歌詞を噛み締めるに…彼女のことを想わずにはいられない!



ただの努力家などという言葉では決して語れない

きょんちゃんと、いそっぷの皆様との…不撓不屈の2500日!


その背中を見た後輩たちがいるのなら…まだ推せる!!



あらためて”SKE48箱推し”を強く意識した卒業公演でした。

[MV]  僕は知っている Movie Ver. - YouTube

2015年12月17日木曜日

宮澤佐江 卒業発表、輝く未来へ!


AKBの初期に「僕の太陽」という曲があるが
佐江ちゃんはファンにとってもメンバーにとっても太陽と言うに
最もふさわしい存在であったように思う。



昨日の卒業発表を受けての反応がメンバー、ファンを問わず
驚きつつも温かさに満ちているのは
そこにいるだけで周りを明るく照らす
まさに太陽のような彼女の圧倒的な人柄の良さゆえであろう。

紆余曲折を経てのSKEへの兼任から1年半以上が過ぎたが
様々な摩擦を乗り越えたうえで今や精神的支柱として間違いなくSKEの
屋台骨を支えてくれているメンバーの1人だ。

肩書きとしてはチームSキャプテンであるが

「Sを中心にSKE全体を緩やかに温かく、時に厳しく見守ってくれた後見人」

と言う表現がしっくりくるように思う。

個人的には同じチームS宮前杏実との、みやみやコンビが性格は全く違うが

「アイドルと言う枠に収まりきらない魅力に溢れている」点において

秋元才加とのツインタワーを彷彿とさせるところがあり、楽しませてもらっている。

来年夏の舞台を見据えてとのことだが、正直彼女自身の事を考えれば
もう少し早く卒業させてあげたい。


彼女の頭からは常に大島優子と秋元才加の存在が
離れる事はない。

先に卒業した2人に水をあけられているという焦りと
今、目の前にある現実とのギャップに少なからず苦しんだことであろう。
そんな事を微塵も感じさせず常に満点の笑顔でメンバーを
包み込む佐江ちゃんを見ていて逆に心配になる事がある。



佐江ちゃん!SKEのために働き、愛を注いでくれて本当にありがとう!

メンバーは寂しがりながらも、その背中から学んだ事、感じた事をしっかりと
受け取ってくれています。
だから来年の舞台に向けて佐江ちゃん自身が
本当にベストだと思うタイミングで卒業して下さい!

在籍しながらも大事ですが卒業後、いかに後輩に輝かしい姿を見せられるかは
もっと大切なことだと思います!


グループへの在籍は夢へのステップ、もともとのAKBのコンセプトでもあります。


夢への情熱を伴ったその姿がきっとメンバーの
希望の光となり、支えとなることでしょう!


SKE48勝手にプロデューサー!: 兼任制度そして宮澤佐江

2015年9月26日土曜日

かおたん(松村香織)への提言(要望)


前回かおたんの今後について

「今までと同じことをしていてはダメだ」と書いたが
それは今までの48グループ内だけにとらわれない、外に向けた視野を広げた
活動をして欲しいと言う意味である。





You Tube公式チャンネルも開設したのだから積極的に活用してほしいが
思いのほか更新が伸びず、かおたん自身の今後の方向性を含めて
このチャンネルをどう活用していこうか考えあぐねているように見える。

僕としては1コメダの原点に立ち返り

ぜひカメラを持った神出鬼没のゲリラアイドルとして
そのフィールドを48グループから芸能界全体に移してほしい。

カメラ片手に大物芸能人のプライベートや取材NGの店に突撃したりするなど
かつての電波少年を彷彿とさせるようなゲリラ的な活動なら
彼女のキャラと相まってかなりハマるように思う。

まさに電波少年を作った伝説のプロデューサーT氏
とエビショーやエビカルチョで共演した関係を生かすべきなのだ。

おそらく同番組の藤井ディレクターがかおたんに関して僕と同じような
目線で興味を持ちT氏を巻き込んだのだろうが
エビシリーズで試みていたヒッチハイクの旅や懸賞生活は
まだアイドル番組というリミッターが働いているせいかイマイチ突き抜けるものが無かった。
だが方向性は間違っていないと思う。

次回があるのならビデオカメラを駆使しネット動画で成り上がった
彼女らしく、それを生かす番組演出をお願いしたいところだ。
個人的にはYouTuberが活躍するような時代だけにテレビだけに依存しない展開を
模索してほしい。


















まったく東スポの一面が良い意味で似合ってしまうアイドルはかおたんぐらいだ。
そのネタになった写真集を「無修正」と題したのは
修正するのが当たり前になってしまった業界を逆手に取った見事なコンセプトだ。

世の中のタブーへ挑む神出鬼没のゲリラアイドル

こんなキャッチフレーズが実にしっくりくる。

個人的には今後彼女にタイプは違えど
イモトアヤコのような個性派タレントを目指してほしいと思っている。
そろそろ総選挙の効果も薄くなってくる頃
だけに次の一手に期待したい。

最後にひとつだけかおたんに要望がある。YouTube公式の

「江籠裕奈 彼との公園デート 」をシリーズ化してほしい!
ただし彼よりお兄ちゃんで。あと同じ妹系のさきぽん(竹内彩姫)と
さーなん(髙寺沙菜)でも同様のものをお願いしたい!(切実)

2015年9月7日月曜日

魔の魅力!松井玲奈という存在


玲奈ちゃん卒業後のメディア露出や報道が予想以上

の扱いになっており、素直に今後の活躍が楽しみな状況だ。



ここであらためて松井玲奈という存在を軽く整理しておきたい。



松井玲奈は誰よりもマジだった。


正確に言えばマジが1番伝わるメンバーであった。




SKEは立ち上げ期からしばらく"AKBを超える"という意気込みのもと、汗の量がハンパではない全力パフォーマンスを売りにする為


牧野アンナ先生を中心に過酷なダンスレッスンが強いられていた。


決して得意ではない、いやむしろ苦手だった歌やダンスを彼女は


持ち前のど根性で何とかしようとするのだが


未経験な上”もやし”とも形容されるほどの華奢な体つきと、圧倒的にインドアでオタクだった彼女の体力では、いきなり付いて行けるわけもない。


ムリにムリを重ねたあげく、腰に爆弾を抱えるようになったのはファンの間では有名で
公演に行くとガチガチにテーピングされているのをよく目撃していたものだ。



だがそれでもなお、食らいついて行こうとする貪欲な姿勢と

彼女特有の、何かが憑依したかのような歌の世界への入り込み方が合わさった時…



まるで”妖気”とも形容できるほどの、思わず背筋にゾクッとくるような

異様なオーラが放たれるようになっていった。(画面越しでも伝わってくるほど)








正直、何度かそんな彼女の姿にトリップしそうになったことがある。



コンサートにおいて、どうしても体が言うことを聞かず自らに喝を入れるため、楽屋のハンガーラックに激しく頭を打ち付けていたというのも、そんな彼女の激しさを物語るエピソードの一つだろう。



彼女は表現者として間違いなく魔の力を持っている。


ただならぬ 情念、狂気 と言っても良い。



その魅力を対世間にうまく抽出できたのが「マジすか学園」でのゲキカラ役であった。



そんな彼女と、普段の”かすみ草”にも例えられる、はかなく清楚感に満ちた素朴なアイドル像、落ち着いた品のある風情との”ギャップ”に否応なく我々は引き込まれてしまうのだろう。



シンプルに言えば彼女の魅力はそこに尽きる。



現在、若手女優は充実しているかに見える芸能界だが、昭和に比べてさらっとしたアクの少ない俳優、女優ばかりになってしまったようにも感じる昨今において


希有な雰囲気の持ち主なのは間違いない。





彼女は和服が似合う。抜群に似合う!特にその襟元からスッと伸びる


長い首筋にはゾクッ!とさせられるものがある。


「雨のピアニスト」や「枯れ葉のステーション」といった


48グループ内でも突出した


せつなソングが異常に似合ってしまう彼女には



是非、日本を代表する悲劇のヒロイン「四谷怪談」のお岩を演じてほしい(直球)


日本を代表する民話「鶴の恩返し」なんかもピッタリだと思う。



僕は昭和期の江戸川乱歩や横溝正史の映画やドラマの大ファンなので

貫禄が出てきたら乱歩の「黒蜥蜴」の主演を是非お願いしたい!


昨年のTV番組「SKE48のエビショー!」でキャバクラ嬢に扮する回があったのだが

あまりにも似合いすぎていて妄想を禁じ得なかった。



彼女の持つ”魔の魅力”が僕の想像力をいたく刺激するのだ。



しばらくの間、アイドルイメージとの葛藤は避けられないであろう。



だが安易なベッドシーンや露出過多の写真集やグラビアなどは

つまらないのでやめてほしい。



彼女にはすらりと妖しく伸びる首という武器がある!



いっそのこと昭和の名優、中尾彬氏に軽く絞めてもらってはどうだろう(笑)

彼はアクの強い個性的な役柄が多く、女性の首を絞めるようなシーン!が

異様に多いイメージがあるのだ(笑)



そうなれば、僕たちも

”ああ!そういう世界で生きて行くんだね!”

と納得できるような気がしますがダメでしょうか?

2015年7月30日木曜日

いい人になりたい!北原里英の心層





初めてキタリエと握手した時すぐにわかった…

彼女はかなりの人見知りである。


SKEのリクエストアワー2012とゼロポジション目当てで
TBSチャンネルに加入したのだが
里英ちゃんのドキュメンタリーを見ないわけにはいかない。


それは元SKEだからではなく、
そもそもAKBに興味を持つキッカケが里英ちゃんだったからだ。


そう僕にとって彼女は最初の推しなのだ。


里英ちゃんのドキュメンタリーと言えば
今回の番組でも取り上げていた、じゃんけん大会での密着カメラ”リアル”があった。

人見知り発動でなかなかにガードが固く、

最後になってようやく打ち解けてデレる展開で
ヤキモキさせられつつも愛おしくなってしまったのを思い出す。


今回も番組の掘り下げ方は違うものの彼女の対応は
大まかにはそんな感じで…

「変わってないね〜キタリエ」が率直な感想でした。


その時はまだフレッシュ感があったが今は完全にもうベテランだ。
かわいいだけで許される状況ではない。

NGTへの移籍自体は賛成というか、それしかないと思う。


僕自身は基本DD(誰でも大好き)なのでテラスハウスまではフォローしていたが
すぐに不愉快になって見るのを止めてしまった。


むろん彼女のせいではないが、既に女優路線も中途半端で
演技も特筆するほど光るものはないし
正直玲奈ちゃんのような芝居への情熱も感じられない。
元より歌やパフォーマンスに秀でているわけでもない。


自虐的に中堅どころがお似合いのような発言も散見されていたが
そのスタンスは誤解されやすいからあまり言わない方がいいなあと思っていた。


気が付けば、僕の興味はかなりうなぎ下がりになっていた(^ω^;)




「落ちている時に卒業したくない!」


もはや意地だけで踏みとどまっている状態。


だが彼女の良いところはいい人ライクなキャラと
ANN最多出場を誇る安定感のあるトークだ。


思わず自分でいいヤツと頻繁に言ってしまうのは、根っからというよりも


いい人でありたい!という彼女の持つ願望が
ある種の軽い自己暗示となって表出しているように見える。


おそらく、そうしなければ番組内で見られたような

中学時代の友達のような”イケてるグループ”に属す事が出来なかった。

少し意地悪な見方をすればそんなところだろうか。


そして自分がいい人役になる事で居場所が保たれ、グループの調和が保たれる。

和を乱す事を極端に嫌う、典型的な日本人とも言える。


彼女のような中間管理職的な調整役は必要だ。


彼女のソロ冠ラジオを聞いているが…正直それほど面白くはない(笑)

むしろANNのような複数人におけるサポート役、
相手のキャラを引き出したりする調整役で一番能力を発揮するタイプだ。

彼女の登場回はほぼ聞いているので、それゆえのANN最多出場なのは間違いないだろう。


同期の指原は、よく彼女のことを友達と言う。


ライバルでも同期メンバーでもなく、まず友達と言うワードが出るのは

自分と同じ匂いがするからだろう。


元がネガティブヲタク女子的なところは確かに共通している。


妄想が得意でNoy yetのc/wで作詞もした事などから指原に共通する
アイデアやプロデュース能力の可能性も秋元Pに見込まれてのNGT行きであろう。


僕の初代推しメンの里英ちゃん。


方向性に悩んだこの数年間…やっと自分の明確な
居場所を発見できたのではないだろうか?


ドキュメンタリーエンディングの彼女の

心からの笑顔 を見て

これからは少し安心して見守れそうな気がした。